愛知県
FCフェルボール愛知が接戦を制し、全国大会初出場を決める
FCフェルボール愛知 2-1(前半2-0、後半0-1) MFC.VOICE
JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会愛知県大会の決勝が11月25日(日)、パークアリーナ小牧で行われました。
気温13℃、快晴微風の中行われた決勝戦は、共に全国大会初出場を目指すFCフェルボール愛知とMFC.VOICEとの対戦となりました。
フェルボール愛知は、準々決勝で昨年度優勝チームであるグランパスU-12を相手に終了間際に同点とし、PK戦で勝利しました。また準決勝でもスコアレスドローからＰＫ戦を制し、決勝戦に進出しました。
MFC.VOICEは、３回戦以降の２試合を１点差で勝利し、準決勝は１点先制されましたが同点に追いつき、フェルボール愛知と同様PK戦を制し決勝戦へ進出しました。
決勝戦では、立ち上がりMFC.VOICEが攻め込み、最初のシュートを放ちましたが、ゴールキーパーの好セーブにより得点とはなりませんでした。
その後２分にフェルボール愛知の鈴木恭平選手が相手陣内中盤から相手ボールを奪いドリブルシュートを決め1点を先制します。
その後も互いに中盤での激しい攻防が続き、そんな中、両チームともサイド或いは、縦パスを駆使し打開を図りましたが得点には至りません。
そして18分、ペナルティエリアの外、左サイドからフェルボール愛知 浅野瑠唯選手が放った低い弾道のミドルシュートがゴールキーパーの股間を抜け、ゴールに吸い込まれスコアを2-0としました。
後半立ち上がり、MFC.VOICEが決定的なチャンスがありましたが、キーパーの好セーブにより得点には至りませんでした。
その後も一進一退の攻防が続き、26分、右サイドからのパスをMFC.VOICEの西堀功大選手がペナルティエリア内でシュート。 キーパーの好セーブによりこぼれたボールを西堀選手とデイフェンダーが競り合ったところでディフェンダーのファウルとなり、MFC.VOICEがPKを獲得。
このPKを伊藤瑛規選手が冷静にゴールに流し込み1点を返しました。 その後も中盤での激しいボールの奪い合い、両チームともダイレクトパス、ドリブル突破など決定的なチャンスを再三再四演出しますが、堅いディフェンス、キーパーの好セーブ、ゴールバーに阻まれゴールを奪えません。
MFC.VOICEの終了間際の2回のフリーキックでは、キーパーがキッカーとなり、何とかして1点を奪いに行きましたが得点ならず、このままタイムアウトとなり、2-1でFCフェルボール愛知が初の決勝大会出場を決めました。
監督・選手コメント
川畑淳二 監督（FCフェルボール愛知）
本当に強いチームと戦わせいただき、１戦１戦選手達が成長していったと思います。
我々は全国に行くのは初めてのことです。本当に選手はよくがんばってくれました。運営に携わってくれた大会関係者のみなさんに感謝しています。また、チームとしては保護者の方々の応援もあり、選手一丸となって戦えたと思います。
初めて鹿児島に行きますが、いつもどおりチーム一丸となって戦っていきたいと思います。
森本勢那 選手（FCフェルボール愛知）
厳しいゲームが続きましたが、選手みんなで力を合せて優勝することができてとても嬉しいです。
全国大会は初めてですが絶対優勝したいです。
鈴木恭平 選手（FCフェルボール愛知）
準決勝はなかなか点が入らずPK戦で勝ち上がりました。決勝は僕が先制点をとれたことがよかったです。全国大会では愛知県の代表としてしっかり勝ちたいです。
浅野瑠唯 選手（FCフェルボール愛知）
全国大会に出場できてとても嬉しいです。準決勝はチャンスがありましたが、なかなか決められず残念でしたがPK戦で勝ててよかったです。決勝戦では２点目を決められて嬉しかったです。
| 優勝 | FCフェルボール愛知 |
|---|---|
| 準優勝 | MFC.VOICE |
| 3位 | 東海スポーツ / グランパスみよし |
| 努力賞 | 東海スポーツ |
| グッドマナー賞 | グランパスみよし |
準優勝：MFC.VOICE
3位：東海スポーツ
3位：グランパスみよし
