JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会 TOP > 最新ニュース一覧 > I神戸、千葉Lなどベスト4を決める 皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会
トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
国内競技会開催事業

ニュース

I神戸、千葉Lなどベスト4を決める 皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会

トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
国内競技会開催事業

2018年12月23日

I神戸、千葉Lなどベスト4を決める 皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会

皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会は12月22日(土)、準々決勝が行われ、栃木県グリーンスタジアムではアルビレックス新潟レディース(なでしこ1部/新潟)とINAC神戸レオネッサ(なでしこ1部/兵庫)、ノジマステラ神奈川相模原(なでしこ1部/神奈川)とジェフユナイテッド市原・千葉レディース(なでしこ1部/千葉)が対戦しました。

ピックアップマッチ1

アルビレックス新潟レディース(なでしこ1部/新潟) 1-2(前半0-1、後半1-1)INAC神戸レオネッサ(なでしこ1部/兵庫)

栃木県グリーンスタジアムの第1試合は、アルビレックス新潟レディースとINAC神戸レオネッサが対戦しました。

立ち上がりは、ボールに対する反応が早い新潟Lが、上尾野辺めぐみ選手の巧みなドリブルや、阪口萌乃選手の果敢なシュートでI神戸を押し込みます。しかし、地元・栃木出身の鮫島彩選手を中心に、I神戸はピンチを切り抜けました。

1,642人が集まった観客が最初に沸いたのは35分でした。左CKを蹴ったI神戸の中島依美選手のボールに、ニアサイドで京川舞選手が体を投げ出してヘディングシュートすると、これがゴールに突き刺さってI神戸が先制。京川選手は今大会4得点目をマークしました。

51分には、新潟Lの山谷瑠香選手がペナルティーエリア内でI神戸の増矢理花選手を倒してPKとなると、髙瀬愛実選手がこれをゴール右に決め、髙瀬選手の2試合連続ゴールでI神戸がリードを広げました。

反撃を試みる新潟Lは、ミスが多いためシュート数は増えませんでしたが、87分、阪口選手のクロスをDFの左山桃子選手が頭で合わせて1点差に。しかし同点とするには残り時間は少なく、1-2でI神戸がリードしたままタイムアップ。新潟Lの敗退と、I神戸の準決勝進出が決定しました。

ピックアップマッチ2

ノジマステラ神奈川相模原(なでしこ1部/神奈川)0-1(前半0-1、後半0-0)ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(なでしこ1部/千葉)

栃木県グリーンスタジアムで行われた第2試合は、ノジマステラ神奈川相模原とジェフユナイテッド市原・千葉レディースが対戦しました。

前回大会準優勝のノジマは、多彩なパスを送る田中陽子選手と、右サイドを駆け上がる石田みなみ選手の突破力でジェフLゴールを目指しますが、今大会無失点中のジェフLは粘り強い守備で応戦。キャプテンの上野紗稀選手を中心に、高い集中力でノジマにゴールを許しません。

すると34分、ノジマのフィードを若林美里選手がはね返すと、それをジェフLの鴨川実歩選手が受け、ドリブルを開始。相手選手1人を抜いたところで右足を振り抜くと、ノジマGK久野吹雪選手の頭上を抜くスーパーゴールとなり、ジェフLが先制しました。

ノジマは後半、エース南野亜里沙選手にボールを集め、左サイドの田中萌選手もチャンスに絡みます。今シーズン限りでの退団を発表しているノジマの菅野将晃監督は、ベテラン大野忍選手を投入して攻撃に変化をつけましたが、息のあったカバーリングでジェフLはゴールを死守。ジェフLは90分でシュート数2本でしたが、少ない好機を得点に結びつけ、0-1で準決勝に進出しました。ノジマは敗退が決まったため、引退を発表している元なでしこジャパンの高木ひかり選手は、これが現役選手として最後の試合となりました。

監督・選手コメント

山崎真 監督(アルビレックス新潟レディース)
今は試合が終わってすぐなので、なかなか率直には振り返られませんが、すぐに(頭に)浮かんできたのは、選手が成長したな、ということです。最後に左山が前線に上がったのは、選手たちの判断です。その判断、発想でゴールという結果をもぎ取ってくれました。 もちろん、負けてしまったことは残念です。次のステージに引き上げられなかった責任は僕にあります。ただ、最後に追い詰められた中で見出した光明が次につながると思います。

牛島理子 選手(INAC神戸レオネッサ)
準々決勝までの中断期間に、自分たちを見つめ直して今日を迎えました。とにかく勝つことできてよかったです。立ち上がりは相手に攻められましたが、そんな時間もあると予想していたので、そこで失点しなかったことが大きかったと思います。ここからも一発勝負は続きますし、今シーズン積み上げてきたことを発揮できるのも最後の大会なので、まずは準決勝で勝つことだけを考えていきたいです。

菅野将晃 監督(ノジマステラ神奈川相模原)
「思い切りのいいシュートが勝敗を分ける」とミーティングで言いましたが、それが相手の方に決まってしまいました。残念だし悔しいけども、今までのステラスタイルで最後まで戦えたと思います。今シーズンはリーグ最高位の3位、昨シーズンは皇后杯決勝にも進んだので、2部からようやく1部に昇格したチームが、ここまで来たんだという感慨もあります。今日も攻めてはいたので、ここで点を取れるチームになれるのかが、より上位にいくために必要なことだと感じています。

鴨川実歩 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
厳しく守備の時間が長い試合になるというのは分かっていました。(得点シーンは)自分がフリーと分かっていました。力を入れずにインパクトだけを意識して、シュートを打ったんですが、自分のイメージ通りでした。しっかり守備から入って勝つという意識が統一されていたし、守備陣が毎試合、失点をゼロに抑えてくれています。準決勝で対戦するI神戸は、ノジマとは違うサッカーだと思いますが、やることは変わりません。チーム全体で、球際や1対1で勝つことを目指したいです。

開催期間:2018年11月3日(土・祝)~2019年1月1日(火・祝)
【1回戦】 2018年11月3日(土・祝)・4日(日)
【2回戦】 2018年11月24日(土)・25日(日)
【3回戦】 2018年12月1(土)・2日(日)
【準々決勝】 2018年12月22日(土)
【準決勝】 2018年12月29日(土)
【決 勝】 2019年1月1日(火・祝)

大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー

過去の大会はこちら

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー