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第95回天皇杯 G大阪が快勝で連覇に近づく

2015年12月30日

第95回天皇杯 G大阪が快勝で連覇に近づく

ガンバ大阪(J1) 3-0(前半1-0、後半2-0) サンフレッチェ広島(J1)

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会は12月29日(火)に準決勝を開催しました。大阪府のヤンマースタジアム長居では、前回大会の王者・ガンバ大阪(J1)と今年のJリーグを制したサンフレッチェ広島(J1)が対戦しました。

両者は今シーズンすでに4度対戦しており、明治安田生命J1リーグでは1勝1敗。明治安田生命J1 2015チャンピオンシップで顔を合わせた際は、広島が1勝1分の成績を残して年間王者に輝いています。今回の対戦で先に仕掛けたのは、リベンジを狙うG大阪。開始からアグレッシブに攻撃に出ると、7分に右サイドでパスを受けた倉田秋選手がゴール前にクロスを供給。パトリック選手が頭で落としたボールを宇佐美貴史選手がゴール右隅に流し込み、早々に試合を動かしました。G大阪は続く8分にも右サイドを抜け出した阿部浩之選手のパスから宇佐美選手がシュートを狙うなど、果敢に追加点を狙います。

対する広島も丸谷拓也選手と千葉和彦選手を中心としたパス回しから反撃の機会をうかがいますが、G大阪の守備ブロックを崩すことができず。ゴール前まで運びながらも、シュートまで持ち込めない場面が続きます。42分には自陣からのクリアボールを佐藤寿人選手が低い位置でおさめ、ポストプレーから青山敏弘選手がミドルシュートを狙いましたが、枠を捉えることができません。

後半は、ハーフタイムに森保一監督から「あせらず攻撃していこう」と指示を受けた広島のペースに。52分には前線に飛び出した浅野拓磨選手がフリーでシュートを打ちますが、東口順昭選手に阻まれます。その後も皆川佑介選手と柏好文選手を投入して攻勢を強め、67分にはスルーパスから茶島雄介選手がGKと1対1になる場面を迎えましたが、再び東口選手がブロック。こぼれ球も素早い反応で防がれ、同点弾が奪えません。

耐える時間が続いたG大阪でしたが、「仕掛けて(点を)取りにいこう」という長谷川健太監督の言葉どおり、機を見て攻撃に転じます。74分、倉田選手がカウンターの担い手となってボールを運び、途中出場の長沢駿選手にパス。最後は宇佐美選手が倒れながらシュートを決め、リードを2点に広げます。G大阪は試合終了間際にも長沢選手がGKとの1対1を制して3-0で勝利。2016年1月1日(金・祝)の決勝では連覇をかけて浦和レッズ(J1)と対戦します。

試合詳細はこちら

監督・選手コメント

長谷川健太 監督(ガンバ大阪)
今日は選手たちが90分間通して、気持ちのこもった試合をしてくれました。サポーターの「絶対に勝て」という熱い声援に応えることができたと思います。広島と戦うときは交代選手を入れて、ギアを上げてからが本当の勝負。分かっていてもなかなか止められない相手の攻撃を、最後まで体を張って無失点に抑えることができたからこそ追加点につながったと思います。決勝は勝たなければ意味がないので、気持ちを出し切り、最後は勝って終わりたいです。

宇佐美貴史 選手(ガンバ大阪)
プレーを変えたつもりはないですが、ポジショニングに関して頭を切り替えないといけないと思っていました。ここ数試合はサイドハーフとしてプレーしていますが、ペナルティーエリア付近でボールを受けられるように意識をしている中で、1点目は落ち着いて決めることができたと思います。パトリックのラストパスが良かったので、ファーストタッチの瞬間、相手の股の間しか狙っていませんでした。自分のゴールが勝ちにつながって良かったです。いまの得点感覚をしっかり自分の形にしていけるようにしたいです。

森保一 監督(サンフレッチェ広島)
0-3というスコアで負けてしまいましたが、選手たちは持てる力をこの試合で出し切ってくれたと思います。負けたことは悔しいですが、チームとしてバラバラにならず、一人ひとりが戦う姿勢を示してくれたので、選手たちには「ご苦労さま」という言葉をかけてあげたいです。どんな状況でもタフに戦い、しぶとく勝利を目指しましたが、それがかなわなかったのはまだ力が不足していたから。今日の試合で足りなかった部分を練習で蓄えて、来シーズンに備えたいです。

山岸智 選手(サンフレッチェ広島)
(今シーズン限りで退団するため)最後に6年間過ごした広島のみんなとともにピッチに立てたことは素晴らしい思い出になりました。ピッチに入る際に、監督からかけられたのは「まだまだチャンスはあるから突いていくように」と「楽しんで」という言葉でした。今年は、つらいことばかりではないし、頑張っていれば結果を出せることを勉強できました。そういう一つ一つの積み重ねがサッカー人生で役立っていくと思うので、サッカーを続けて、悔いなく現役生活を終えられるようにしたいです。

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会

2015/8/29(土)~2016/1/1(金・祝)
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