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JFAグリーンプロジェクト オンラインサロン/施設づくり情報交換会 第6・7・8回 実施レポート

2021年02月22日

JFAグリーンプロジェクト オンラインサロン/施設づくり情報交換会 第6・7・8回 実施レポート

JFAグリーンプロジェクトは、地域のスポーツ施設を発展・充実させることにより、サッカー・スポーツを楽しむ環境づくりに取り組んでいます。その一環として都道府県や市区町村のサッカー協会、自治体、クラブ、学校の関係者などを対象に、2020年10月よりオンラインサロン/施設づくり情報交換会を隔週で開催しており、1月20日、2月3日、2月17日に第6回~第8回を実施しました。
第6回(1/20)、第7回(2/3)は日本のグラウンドキーパーの第一人者である㈱オフィスショウの池田省治代表をゲストスピーカーに迎え、「目的に応じた天然芝の整備と維持管理」をテーマに、幼稚園・保育園の園庭や学校の校庭、地域のサッカー場、プロが興行を行うスタジアムまで、あらゆる芝生を導入・管理されてきたお話を伺いました。前編では天然芝を導入、維持管理していく上で大切な基礎および目的から逆算した設計と設備の大切さを、後編ではJFAとともに取り組むポット苗方式の芝生化や、良質なピッチを維持するための工夫を伝え、参加者からの質問や相談に答える形で終了しました。

第8回(2/17)では高円宮記念JFA夢フィールドの整備プロジェクトの中心となったJFAナショナルフットボールセンター管理グループの島田信男グループ長より、施設の概要を紹介した後に、この施設を実現したプロセスとスキームについて、その背景と想いを伝えました。千葉県から公園施設への設置管理許可を取得するなど、様々なステークホルダーが関わる施設整備であったことから、「共感を得るための理念や取り組みの先にあるビジョンが相手にも理解され、課題を共有すること」が協力体制を築く上で重要であり、これからもスポーツの輪を広げ地域に貢献していくことを目指したい、と話しました。
今回のサロンには、新たにJリーグクラブや民間企業の関係者も多く参加し、各回80人程度の有意義な情報交換の場となっています。次回は3月3日(水)の第9回、これまで同様、朝の7:30~8:30に実施します。ゲストには奈良県サッカー協会の北野事務局長を迎え、「廃校を活用したフットボールセンター整備事例」をテーマに、より良いスポーツ環境とは何かを学んでいきます。

参加者コメント

清水俊博 様(㈱ヴィアティン三重ファミリークラブ)
第6回から参加しています。芝の特徴も分からぬままオンラインサロンに入室したのが7時30分。1時間後の8時30分には不安は吹き飛んでいました。「これが聞きたかった話!」まさに今困っていることにピンポイントな内容でした。第7回も現場の経験を踏まえて語られるので想像しやすく、まさに芝生の刈込後の散水のように沁み込んできました。そして、第8回夢フィールドの回。犬の散歩。参加していない人には何のことかわかりませんよね。しかし聞いていてこれ大事だなぁと納得しました。それぞれの施設で環境や条件、目的は違えども犬の散歩の視点はどこでも重要でこれが施設充実の核なのかなと思いました。立派な芝はすぐにはできません。それなりに予算も必要です。それでも今から十分取り組んで行けることを教えてもらいました。まだまだ知りたいことばかりなのでまた2週間後が楽しみです。

共同主催社(JYDパートナー)コメント

樫野誠 様(東亜道路工業㈱)
第6-7回の池田代表のお話を聞いて、天然芝については施工時だけでなく後の維持管理が如何に重要か、それがピッチの状態を左右し、結果的に利用者ファーストにつながっていくということを再認識させていただきました。また、第8回島田さんのお話からは、施設整備において、地域と連携しながらスポーツが身近にある暮らしを実現するためには、垣根なく取り組むことの重要さを感じました。
サッカー場を始め、スポーツフィールドの設計施工に携わっている私たちとしては、利用者はもちろん、施設周辺の関係者など様々の方に対してより良い施設を提供できればと思っています。夢フィールドの建設に携わらせていただいた経験を活かし、今後もよりよい施設整備に向けて皆様とご協力できればと思っています。

進行役コメント

宮崎拓 JFA47FA担当部
第1回から進行役を務め、早くも8回が終了しましたが、参加者は複数回、なかには全て参加いただいている方も見受けられ、質疑応答など内容が活性化してきたことを感じています。オンラインサロンというタイトルにもある通り、一方的なセミナーではなく、ゲストスピーカーの話題提供を題材にしながら、参加者からの質問を繋いだり、関心が高いポイントを掘り下げたりと、可能な限り参加者と一体になるよう心がけています。アンケートにも励みになるお言葉をたくさん頂戴し、この企画を運営してよかったと実感していますので、引き続き、参加者の皆さんが施設面の課題解決や参考になる有意義な場を目指します。

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