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香港に日本人指導者 保坂拓朗氏が赴任

2021年05月11日

香港に日本人指導者 保坂拓朗氏が赴任

日本サッカー協会はアジアにおけるサッカー発展を目的として、アジア各地に指導者を派遣しています。このたび新たに保坂拓朗氏がU-16香港代表監督及びエリートユースダイレクターに就任しました。今後は、香港におけるユース年代のサッカー発展に努めます。

コメント

Vincent Yuen 香港サッカー協会専務理事
U-16香港代表監督及びエリートユースダイレクターに就任された保坂さんを心より歓迎します。待ちわびていた保坂さんの着任は、近年における香港サッカーの発展において、重要な意味を持ちます。
新型コロナウイルスの感染拡大により、香港におけるユースサッカー活動は約1年間完全に停止している状況です。このままだと、各世代における優秀な選手を失うことになるため、ユースエリートの育成を継続し、選手のサッカーに対する興味や情熱を一刻でも早く取り戻すことが必要です。
一方で、近年はエリートユースの育成戦略に変化があり、公的資金によってプレミアユースリーグやユースアカデミーが創設されました。このことから、香港サッカー協会は、クラブやアカデミーを管理し、支援する役割を果たすことになり、その分野に精通しているスタッフの存在が必要になります。
日本サッカー協会の協力により実現した保坂さんの香港サッカー協会への派遣は、両協会間の長きにわたる友好関係によって実現しました。
日本サッカー協会の支援に感謝申し上げると共に、香港での保坂さんの活躍を楽しみにしています。

Thorlakur Arnason 香港サッカー協会技術委員長
保坂さんに仲間になっていただけて嬉しく思います。彼には、U-16及びU-14代表を主に指導していただきたいと思っています。また、香港におけるユースアカデミーを管理し、支援する香港サッカー協会のテクニカルスタッフとしても是非活躍していただきたいと考えています。

保坂拓朗 U-16香港代表監督及びエリートユースダイレクター
この度、U-16香港代表監督ならびにエリートユースダイレクターに就任いたしました。このような機会をいただけたことへの感謝の気持ちを常に持ちながら、香港における育成年代のサッカーの発展に全力を尽くす所存です。
また、コロナ禍にあって、より国際的な理解と連携が重要になっている中、サッカーを通した日本と香港のさらに深い交流に貢献できるよう努めたいと思っています。

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