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JFAアカデミー福島男子 リーグ戦全日程を終えて

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2020年12月25日

JFAアカデミー福島男子 リーグ戦全日程を終えて

12月20日にJFAアカデミー福島ユースチームは今年度のリーグ戦の全日程を終えました。
トップチームは高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ2020東海に参加し、Aグループ4位、最終順位を8位で終えました。チャレンジチームは高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ2020静岡のAリーグ(1部)に参加し、リーグ戦の順位を2位で終えました。
今年度のリーグ戦は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い開始時期が遅れ、試合数が1巡のみなど例年とは違う様式の中で行われましたが、選手たちは感染症対策として普段の生活はもちろん、移動の時や飲水の時なども感染症対策を徹底して行いました。様々なことがあったシーズンを選手が振り返り、来年への意気込みを語りました。

選手コメント

笹川修誠 選手(10期生/高校3年)
私たち10期生は今年で高校3年生となり、アカデミー生活ラスト1年ということで悔いなくやり切ろうと心がけていました。そしてユースとしてもプリンスリーグ優勝、そしてプレミアリーグ昇格など目標を掲げて一体となり始動しました。しかし、新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦が延期になったり、自分たちが思うようにサッカーができない状況が長く続き、とても苦しい期間が続きました。そのような中、様々な方々の支援や助けにより9月にリーグ戦が開幕するなど、少しずつですが元の生活に戻ることができました。このような状況により、ユースの目標を、人々に勇気や元気を与えられる存在になるという目標に再設定しました。その目標を達成するために日々のトレーニングや試合に全力で臨んできました。
自分は今年最後の一年でしたが、このような状況で自分の思うような一年にはなりませんでした。しかしこの1年間でサッカーをする喜びや楽しさを再確認することができました。このような経験を生かし大学やその先の将来へつなげていきたいと思います。

本保奏希 選手(11期生/高校2年)
今年の一年は新型コロナウイルスの影響で色々なイレギュラーなことがありました。ですが、沢山の人たちがサッカーができる環境を作ってくださり、サッカーができる喜びを強く感じる一年となりました。僕たちは全日本クラブユース選手権大会東海予選で4位、スーパープリンスリーグ東海で8位と、なかなか試合に勝つことができず、納得のいく結果にはなりませんでした。ですが、リーグ最終戦の名古屋グランパス戦で勝利を収めることができ、一勝する大変さを知ることができました。僕は来年高校3年生になり、アカデミー生活最後の一年を迎えます。自分たちがチームを引っ張る自覚を持ち、今年の悔しい思いを忘れず、一日一日を大切にしていきたいです。

鈴木吏玖 選手(12期生/高校1年)
ユースに昇格して早1年が経とうとしています。今年はコロナウイルスの影響でとても大変な1年になりました。しかし、時之栖のスタッフの皆様をはじめ多くの方々にサポートして頂き、アカデミー活動を継続することが出来ています。
今年は、チャレンジチームが静岡県Aリーグの昇格組としてリーグ戦に臨みました。今年はコロナウイルスの影響で、大会のレギュレーションも変わり、昇降格はなく半分の試合数で行われました。一戦一戦を通して、選手個人のスキルアップはもちろん、チームとしても多くのことを学ぶことができ、充実した一年だと感じています。結果として10チーム中2位という好成績でリーグを終えることが出来ました。
生活面でも、行動がサッカーに繋がってくるということを知ることができ、結果としてサッカーのプレーも良い方向へ変わっていきました。アカデミー福島の全寮制というカリキュラムの意味を成せたと思います。
来年も、今年以上に実りのある1年に出来るように、全力を尽くします。

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