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JFAアカデミー福島女子 夏休みを終えて

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2018年09月06日

JFAアカデミー福島女子 夏休みを終えて

静岡県裾野市立富岡中学校は8月27日(月)に2学期がスタートし、福島県立ふたば未来学園高校(三島長陵サテライト校)も29日(水)から授業が始まりました。

今年の夏休みは、JFA 第23回全日本U-15女子サッカー選手権大会、日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)への参加から活動がスタートしました。大会終了後は10日から2週間程度の帰省期間をはさみ、帰寮してからは富岡地区の夏祭りに参加したり、富士清掃登山を実施しました。JFAプログラムではドーピングセミナーや栄養セミナーを行い、なぜドーピングをしてはいけないのか、選手が自分自身を守るにはどうすればいいのかを学び、栄養セミナーでは栄養の基礎知識の復習から各栄養素が自分の身体にどれくらい必要かの計算を実施しました。

アカデミー生コメント

近澤澪菜 選手(高3:8期生)
今年の夏休みは、サッカー面では日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)がありました。7日間で6試合というハードスケジュールに加えて、期間中はとても暑い日が続きました。そんな中でも戦うことができ、優勝できたのは、大会に向けて目標を決め、全員で意思統一や戦い方の共通理解をしたこと、暑熱対策やセルフケアを大会前にチームで再確認し実践したことが大きな要因だと思います。また中学生も全日本U-15女子サッカー選手権で優勝しました。両カテゴリーで優勝したことを誇りに思います。オフの面では高校生で海やカラオケに行ったり、アカデミーの在校生、卒校生が出場したFIFA U-20女子ワールドカップをみんなで応援しました。とても楽しむことができ、良いリフレッシュになりました。これからはプレーオフや皇后杯が始まるので、最後のアカデミー生活を良い形で終われるように全員で一丸となって頑張っていきます。

渡部麗 選手(高1:10期生)
夏休みは普段と自由な時間の量に大きな差があります。今回の夏休みでは、時間の使い方に苦労しました。とくに、帰省となると、ほぼ全ての時間が自分の手の中にありました。そのため、一日の計画を立てていないとやるべきことがどんどん後回しにされます。夏休み中に改善することはできませんでしたが、「意識」をするだけで、計画は立てられていなくても、やるべきことに使う時間を増やすことができました。帰寮後は、一日が充実したと感じる日もありました。特にドーピングセミナーや栄養セミナーへの参加です。自ら立てた計画ではありませんでしたが、今後の生活、人生において活かせることを多く学ぶことができました。学ぶことが多いほど、一日は充実したものになると思います。このような機会をつくっていただいたことに感謝したいです。これから、やるべきことへ意識を向け、充実した一日を過ごせるような計画を立てられるようにしたいです。そして、自ら学ぶ機会をより多く得られるようにしていきたいです。

石川くらら 選手(中3:11期生)
中学校生活最後の夏が終わります。今年の夏は今までより、さらに充実した夏でした。まずは全日本U-15女子サッカー選手権大会で優勝したことが一番の思い出です。今年は最高学年としてチーム全体を引っ張っていく立場で大会に臨みました。チーム全員だけでなく、スタッフや応援してくださる全ての方々が団結し、みんなで勝ち取った優勝だったと思います。立場が変わり、改めて私たちはたくさんの方々に支えられていると感じました。今大会が最後ではないので、この優勝を良いスタートとし、まだ果たし切れていない、なでしこアカデミーカップとの二冠ができるように頑張ります。またそれぞれ実家に帰省し、家族とともに過ごすことや、帰寮後も地域の祭りや、オフの日に中学校の友人と遊びにいくことができ、オンでもオフでもすごく充実した夏になりました。今夏の出来事で満足せずに、これからも文武両道で頑張っていきます。

金成瑠那 選手(中3:11期生)
今年の夏はとてもいい経験ができました。一つは全日本U-15女子サッカー選手権大会です。初めての全国大会で優勝を味わうことができました。来年も優勝して二連覇できるよう、これからの練習も頑張っていきたいです。もう一つは富岡祭りです。帰省中には夏祭りに行けなかったので、とても楽しかったです。屋台がでていたり、花火を見たり、抽選会があったりとお祭りでしか味わえない雰囲気が楽しめました。とても充実した夏休みを過ごすことができました。

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