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トレーナーとして選手の気付きや発見をサポートする 〜JFAアカデミー福島男子(WEST) スタッフ通信Vol.43

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2021年09月16日

トレーナーとして選手の気付きや発見をサポートする 〜JFAアカデミー福島男子(WEST) スタッフ通信Vol.43

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子(WEST)のレポートを担当するのは星川希洋トレーナーです。

JFAアカデミー福島ジュニアユースについて

JFAアカデミー福島ジュニアユーストレーナーの星川希洋です。今年3月に着任し、半年が経過しました。JFAアカデミー福島ジュニアユースにおけるメディカルの活動、トレーナーとして大切にしていることをお話ししたいと思います。
JFAアカデミー福島男子(WEST)は、今年の中学3年生より3年間で卒業するプログラムとなります。また、今年度入学した中学1年生より福島拠点での活動が再開したため、私は現在静岡を拠点に、在籍する中学2、3年生の2学年を主に担当しております。

育成年代の選手同士の関わり

中学年代では身体のケアの重要性や基本的知識を学び、高校年代では培った基本的知識を自ら実践していくことを目標としています。そのような学びを深めるにはトレーナー、テクニカルスタッフの指導だけでは成り立ちません。
食堂の隣の席で、栄養バランスや摂取量を考えた盛り付けを見て驚いたり、ユースの試合の応援で激しい攻防を目の当たりにしたり…といったユースの選手との関わりの中で身体のケアや、トレーニングの重要性を実感する機会は多いと思います。
しかし、昨今は寮内の新型コロナウイルス感染対策により食事や入浴、練習はカテゴリー別で分けられ、カテゴリーの垣根を超えた交流は制限されています。そのため、中学3年間で卒業するジュニアユースの選手に、少しでも気付きや発見ができるような工夫をしています。

自分でできることを学ぶ

急性期の応急処置対応のゴールドスタンダードとして「PRICE処置」があります。中学生には正しい応急処置の必要性を説明したうえで、自分でその処置ができるようにサポートしています。氷嚢とバンテージは各自で購入していただき、練習、試合問わず常時グラウンドに持ってくるようにし、物品を大事に取り扱うよう指導しています。
初めは上手にバンテージを巻けなかった選手が、怪我をきっかけにサッとPRICE処置ができるようになった姿を見ると、やはり嬉しいものです。もちろん、熱中症等でサポートが必要な場面、怪我の程度によってはトレーナーが入念に対応します。育成年代においては「自分でできることは自分で行う」経験をすることが大切と考えています。
最近はPOLICE処置という考え方が広がってきました。Rest(完全安静)ではなく、適切な時期にOptimal Loading(最適な負荷)をかけるという考えです。基本的に選手がPRICE処置を実践し、医師の指示のもとトレーナーから許容の運動を指導します。損傷した部位の状態や経過日数、個人差を加味し、その時々の適切な負荷を決定します。PRICE処置が選手中心にできるようになり、トレーナーからOptimal Loadingの指導が加わることで、より安全な早期復帰へ繋がると考えています。これは選手とトレーナーの信頼関係なくしては成り立ちません。日頃から選手との関係性も大切にしています。

ジュニアユースでの新たな試み

月に一度の体組成の測定に加え、ジュニアユースでは柔軟性チェックを開始しました。
オスグッドシュラッダー病、有痛性外脛骨、Sever病といった育成年代のスポーツ障害がアカデミー内でも散見されます。これらスポーツ障害の原因の一つに、中学年代の骨の成長速度に比べ筋・腱の発達は緩やかで、相対的に筋・腱付着部の牽引ストレスが高まることが挙げられます。胸郭、股関節、膝関節、足関節から選んだ主要5項目に加え、しゃがみ込みやone leg squatといった機能的テストを実施し、その結果をもとに重点的に行うべきストレッチやケア方法を一人ひとりに指導しています。自身のすべきことを理解し、ウォーミングアップに選手がそれぞれのメニューに取り組む姿が当たり前の光景になるように、トレーナーとしてフォローアップしていきます。

おわりに

JFAでは17歳でプロを目指すというコンセプトを掲げています。そのために自身のケアやコンディション管理、物を大切にする心も一流である必要があります。JFAアカデミーという完全寄宿制(ロジング)の恵まれた環境で、様々なことにチャレンジできる感謝の気持ちを忘れず、私自身も選手とともに成長していきたいと考えています。

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