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JFAアカデミー福島男子 2021年4月から福島県での活動再開が決定

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2020年05月15日

JFAアカデミー福島男子 2021年4月から福島県での活動再開が決定

公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)は、2011年から一時的に静岡県に移転していたJFAアカデミー福島(男子)を2021年から福島県に戻し、再開することを決定しました。
同アカデミー男子が福島で活動を再開することについては2018年に既に発表していたものですが、5月に開催した第6回理事会であらためて承認されたものです。
再開は2021年4月からで、中学1年生から1学年ずつ入校し、2024年4月の入校をもって3学年がそろうことになります。プログラムについては、2006年の発足当初と比べて国内のユース年代を取り巻く基盤整備が大幅に進んだことから、これまで中学~高校の6年制としてきたものを中学3年制とします。また、現在の小学6年生(2021年4月時点新中学1年生)を対象とした選考試験も今年度中に実施する計画としています。
復興のシンボルであるJヴィレッジが2019年に再開したこの地で、サッカーのみならず、教育面も重視した上で、世界で通用する人材育成をテーマに再び活動を行います。サッカー面においては、世界的な潮流である17歳頃でのプロデビューを将来的に目指し、これまでも活動のテーマとしてきた「個の育成」を徹底します。
また今回の帰還に伴い、福島県とJFAで連携し、「双葉地区教育構想」のもと、サッカーを通じた国際交流を更に充実させるなど、人材育成を強化することを計画しています。
広くスポーツ界、社会全体に発信できる、トータルなリーダーシップを備えた人材の育成を目指していきます。
詳細は、弊協会公式ウェブサイト上で随時更新する予定です。

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JFAアカデミー福島とは

JFAアカデミーでは「世界トップ10を目指した個の育成」「世界基準を日常に」をキーワードとし、個の育成を目的とします。ロジング(寄宿舎)形式による中学教育により、能力の高い者に良い指導、良い環境を与え、長期的視野に立ち、集中的に育成しています。また、サッカーはもちろん、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材、JFAのフィロソフィーでもある、常に(どんなときでも、日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成を目的とします。才能を持つだけでは、必ずしも開花するとは限りません。才能を持つ者に良い環境を与え、本人の努力を伴わせることにより、世界に通用する選手を育成します。「世界基準」で日本をリードし、サッカーのみならず、広くスポーツ界、社会全体に発信できる、トータルなリーダーシップをそなえた人材の育成を目指しています。

JFAアカデミー福島の活動背景

2006年:
JFAアカデミー福島は福島県広野町(男子)・楢葉町(女子)にて開校。
男子・女子ともに中高の6年制プログラムとして活動を開始。
2011年:
東日本大震災の影響により拠点を静岡県御殿場市(男子)・裾野市(女子)に移しながら活動を継続。
2019年4月のJヴィレッジ再開など福島県での活動基盤が徐々に整う中、2021年4月からの福島県での活動再開に向けて帰還が決定。

福島県内での再開方法

1.JFAアカデミー福島男子について
(1)再開時期
2021年4月
(2)再開方法
中学1年生から1学年ずつ入校することによって活動を再開し、2024年4月の入校生をもって福島で3学年が揃う。
(3)静岡県での活動
2019年・2020年に入校する14期生・15期生は3年間のみのプログラムを実施することとし、中学校卒業をもってアカデミーを卒校する。

2.JFAアカデミー福島女子について
(1)再開時期
2024年4月
(2)再開方法
2024年4月に静岡で活動する5学年の福島帰還に加え、中学1年生の入校をもって6学年が揃う。
(3)静岡での活動
2024年3月の時点で、静岡県で活動している5学年は福島県に帰還する。
※女子はこれまで通り、6年制にて活動を予定

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人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

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