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今年度1回目のエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプを大阪府J-GREEN堺で実施

2023年09月19日

今年度1回目のエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプを大阪府J-GREEN堺で実施

9月13日(水)から17日(日)まで、大阪府のJ-GREEN堺でエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプを行いました。多くの関係者、選手所属チーム、所属学校、保護者の協力とご理解のもと、全国各地から選抜された22選手が集まり、トレーニングやトレーニングマッチ、レクチャーなど様々なプログラムに取り組みました。

初日のトレーニングは、「ゴール前の攻防」をテーマに行い、最後は紅白戦を実施しました。集合時は緊張していた選手たちも徐々に緊張がほぐれ、積極的でアグレッシブなプレーが見られました。夜のミーティングでは古家信介ドクターより、「アスリートとしての食事、休養」についてのレクチャーをし、その後、齋藤勝則トレーナーから「セルフケア」について身体を動かしながら講義がありました。

2日目の14日(木)午前はフィジカル測定を行い、その後のトレーニングは守備「チャレンジ&カバー」をテーマに、午後は攻撃「ビルドアップ」をテーマに取り組みました。夜のミーティングでは菅野淳コーチが「日本代表として世界と戦うために」についてレクチャーを行いました。

3日目の15日(金)午前は「個人戦術」をテーマに本吉剛監督が個人判断の大切さを伝えました。午後は加藤好男コーチが「セットプレー」の狙いを話し、その後のトレーニングマッチのプレーにつなげました。夜はセレッソ大阪U-14とトレーニングマッチを行い、3-0(2-0、1-0、0-0)で勝利しました。

4日目の16日(土)午前は攻撃「崩し」を狙いとしたトレーニング、午後は紅白戦を行いました。夜のミーティングでは奥澤健矢コーチが「将来の目標設定」について講座を持ち、選手は具体的に自分の目標を書き、発表しました。塩川岳人コーチによる「プロサッカー選手になるためには」の話では、それをテーマに選手たちはそれぞれの将来の目標を考え、共有し、お互いに刺激を受けました。

最終日の17日(日)は午前に和歌山FAトレセンU-14とトレーニングマッチを行い、0-7(0-4、0-3、0-0)と敗戦。選手たちは懸命にプレーするも、年代が上の相手に対して、守りきれずに連続失点をしました。試合後のミーティングでの本吉監督からの「このキャンプのトレーニングマッチは1勝1敗。良い部分はさらに磨き、課題の部分はチームに帰って取り組んでいこう」という言葉に、選手たちは充実し表情でトレーニングキャンプ地を後にしました。

監督・選手コメント

本吉剛 監督(日本サッカー協会)
多くの方のご協力とご支援により、全国9地域から推薦された選手たちとエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプを実施することができました。派遣していただいた所属チームの関係者の皆さま、保護者の皆さま、開催にご尽力いただいた関係各所のすべての皆さまに感謝いたします。
全国から集まった22名の選手たちと「自分を知る、味方を知る、サッカーを知る」をテーマに5日間の活動を行いました。期間中を通じて、ミスを恐れずに積極的にチャレンジすることを求めました。攻撃ではゴールを絶えず意識してシュートを狙うこと、守備ではまずボールを奪うことを意識し、粘り強く対応することに取り組みました。最初は緊張もあり、静かだったトレーニングも回数を重ねるごとに選手同士のコミュニケーションの声、選手同士のコーチングも活発になり、アグレッシブな姿やプレーを多く見ることができました。
今回のキャンプでのレクチャー、トレーニングで得た刺激や経験を通じて彼らが今後さらに成長し、世界に向けて羽ばたいていってくれることを期待しています。

FP 野村駿太 選手(徳島ヴォルティスジュニアユース)
今回のキャンプを通じて、オンザピッチの部分でもオフザピッチの部分でもすごく成長できたと思います。こんなに整った素晴らしい環境でサッカーができるのはすごく幸せなことです。本当に感謝しています。そして、全国から選ばれた選手たちと一緒にサッカーできることはなかなかありませ。みんなから色々なことを学んだし、すごく楽しめました。コーチの方々からもサッカーの色々な局面のことや、オフザピッチの食事、睡眠、私生活のこと、そして、メンタルや人間性のことまで教わり、すごく勉強になりました。最後に、素晴らしい環境を準備していただいたJ-GREEN堺の方々、5日間で色々なことを学ばせていただいたコーチの方々、試合をしていただいたセレッソ大阪の方々、和歌山FAトレセンU-14の方々、本当にありがとうございました。このキャンプで学んだことを今後に生かして頑張っていきます。

FP 髙橋蓮 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉U-15)
僕はこのトレーニングキャンプで私生活のことや、自分は今後どういうサッカー人生を送っていきたいかなどについて考えました。夜のミーティングなどで食事のことや、他にも「サッカー選手になるためにどういうことをすればいいのか」を学んだので、千葉に帰っても継続し、プロサッカー選手という夢に向かって日々努力していきたいと思いました。そして自分はこのままじゃ全然ダメだと思ったので、もっと努力をし、僕より全然上にいる選手を抜かして、もっと上のレベルに行かなければと思いました。このキャンプを開催してくださったコーチやJFAの方々、グラウンドや宿舎、食堂など用意してくださった方々に感謝し、みなさんの期待を裏切らないよう、絶対にプロサッカー選手になるということを胸に打ち込みました!5日間ありがとうございました!

toto

JFAエリートプログラムは、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。

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