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JFAエリートプログラム女子U-13、トレーニングキャンプを高円宮記念JFA夢フィールドで実施

2021年12月10日

JFAエリートプログラム女子U-13、トレーニングキャンプを高円宮記念JFA夢フィールドで実施

12月6日(月)から9日(木)、千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドでJFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプを実施しました。2021年度の女子U-13のエリートプログラムは、6月に続き2回目の活動となりました。

全国の9地域から選ばれた20名の選手とスタッフは集合時にSmartAmp法検査を受け、全員の新型コロナウイルス陰性を確認し、活動を開始。オープニング後、ピッチに立った選手たちは移動の疲れも見せず、初日から積極的にトレーニングに取り組みました。二日目は午前・午後のトレーニングと、夜のミーティングではグループワークとして、事前課題で各自調査した東京オリンピック出場国の特徴についてグループごとにまとめ、発表を行いながらコミュニケーションを深めました。三日目、午前はフットサルアリーナでのトレーニング、午後はジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15とのトレーニングゲームを行いました。そして迎えた最終日は、前日の試合映像を見ながらゲームの振り返り等を行った後、ピッチでトレーニングを行い、四日間の活動を締めくくりました。

次回は来年3月に国内キャンプを予定しています。

監督コメント

木村リエ 監督(JFAコーチ/JFAアカデミー今治)
今回、JFAエリートプログラム女子U-13の2回目となるトレーニングキャンプを無事に終えることが出来ました。
本来、2回目の活動では日韓交流プログラムを実施する予定でしたが、新型コロナ感染症の影響により実施することが出来ず、国内キャンプに変更し実施できたことは様々な活動機会が失われてきた選手にとっては非常に良い機会だったと思います。
今回のキャンプはGK2人、FP18人の計20人を招集。10人が初招集のため、あらためてエリート活動についてミーティングをし、「観て、感じて、行動する」「積極的にプレーする」「目標を持ち振り返る」「サッカーをする」ということを伝えました。
6月のキャンプに比べ選手たちは身体も大きく成長し逞しく、ピッチにおいては判断を伴ったテクニックや攻守に関わり続ける献身的なプレーで個々が持てる力を十分に発揮してくれました。
初日はなかなかコミュニケーションが取れずにうまくいかないこともありましたが、徐々にピッチ上で声を出し合うようになり、プレーの質も向上しました。
オフザピッチにおいては、食事やセルフコンディショニングといった自身の体を知り実践することを、帯同したトレーナーよりレクチャーを受けました。日頃よりハードなスケジュールの中、最終日のトレーニング終わりのストレッチでは身体の変化に気づく選手もおり、あらためてストレッチの重要性を知ることが出来たと思います。
また今回は事前に課題を与えみんなの前で発表をしましたが、それぞれが自分自身の考えを持ちしっかりと分析できていたことは、ピッチ上での理解力にも繋がっていると感じました。
今回も全国から招集された仲間とともにキャンプが出来たことで、自分自身を知ることが出来たと思います。自身のチームに戻り、ここで感じたことを持ち帰り更に成長してくれることを願います。
多くのチームが全国大会直前となる大事な時期であるにも関わらず、快く選手派遣にご協力頂きましたチーム関係者の皆様、選手保護者の皆様、学校関係者の皆様、その他多くの関わって下さったすべての皆様に心から感謝申し上げます。

選手コメント

関口明日香 選手(セレッソ大阪堺ガールズU-15)
今回参加するにあたり、教わったことをたくさん吸収し、GKとして今よりもっと成長したいと思ってエリートプログラムに臨みました。 プログラムを通して、FPと連係することがどれだけ重要かを改めて感じました。 また、ポジショニングやディストリビューション、背後のボールの処理など、 自分が今後意識して取り組むべき課題も浮き彫りになった4日間でした。 高い目標を持って上を目指す為にも、目の前の課題を常に意識しながら行動し、 それが自分のものとして身につくまで、ひとつひとつを大事にプレーしたいと思います。 コロナ禍にあり、感染防止措置がなされた中でプログラムに参加できたことは私たち選手にとって本当に大きな意味を持っています。 感謝の気持ちを忘れずに、もっともっと成長して、周囲から信頼され、勝利に向かってチームを引っ張っていけるようなGKになりたいです。

梅月万優子 選手(JFAアカデミー福島)
この4日間の中で、サッカー面だけでなく、オフザピッチでもたくさんのことを学ぶことができました。 まず、サッカー面では、攻守ともに、しっかりとコミュニケーションをとることです。 攻撃では、どこにパスが欲しいか、どこに動きだしてほしいかなど、 守備では、マークの確認やプレッシャーをかける時のコミュニケーションです。 試合を静かな形で進めると、味方同士の連係もうまくいかないと分かりました。 オフザピッチでは、ベストのパフォーマンスを常に出すために、体のケアをしっかりすることが大切だと思いました。 私はこのキャンプで得られたものをしっかり吸収して、夢へと一歩ずつ近づきたいです。

橋本朋佳 選手(マイナビ仙台レディースジュニアユース)
今回参加してみて、全体のレベルが高く、とても刺激をうけました。 また、オンザピッチのプレーだけでなく、オフザピッチでの行動も大切だということを学びました。 私は、このオフザピッチでの行動を意識はできていたけれど、 行動に移せていなかったので、自分のチームに戻っても、 今回学んだことを生かして、これからも努力を続けて、成長していきたいと思いました。

高西和夏 選手(NJSS)
私がこのキャンプで感じたことは、参加した選手たちが、止める、蹴るなどの基本技術、功守の切り替えが早く、ボールの持ち方がうまいということです。そして、キャンプ3日目にジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15と練習試合をしました。 私がその練習試合でたてた目標は、「点をとらせない」ということでした。しかし、2点決められてしまい悔しかったです。 ですが、この練習試合をして、コミュニケーションがとれるようになったり戦えるようになりました。私がこのキャンプでみつけた課題は、「一つ一つプレーの精度をあげる」ということです。この課題をチームに持ちかえって、さらに成長し、もっと上を目指して頑張りたいです。

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