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2021年度 フットサル1級審判インストラクター研修会をオンラインで開催

2021年05月12日

2021年度 フットサル1級審判インストラクター研修会をオンラインで開催

5月1日から3日にかけてフットサル1級審判インストラクター研修会をオンラインで実施しました。黛俊行審判委員長の挨拶の後、フットサルのシーズン開幕前として共通の理解を得るためのプログラムを実施しました。審判アセスメントの振り返りおよび2021年のアセスメントレポートの変更点、インストラクターとしての気づき、2021年Fリーグスタンダード、フットサル競技規則の解釈、第3審判のレフェリングについて議論し、理解を深め、同じ認識を共有するための講義が実施されました。少人数のグループに分かれてのディスカッションでは、オンラインの環境下ではありましたが活発な意見交換が行われ、それぞれの理解が深められました。

参加者コメント

阿部岩雄 フットサル1級審判インストラクター(宮城県)
昨年同様オンラインで行われたフットサル1級審判インストラクター研修会に参加しました。私自身、コロナ禍で移動自粛を余儀なくされたため、2020年度はFリーグのアセッサー活動が全くなく大きな不安を抱えての参加となりましたが、黛審判委員長が冒頭の挨拶で「安全・安心を担保しながら活動してほしい」と言われた話を聞いて、少し気が楽になって研修会に臨むことができたことに感謝しています。1日目の「気付くこと」の講義では、グループディスカッションを通して一つの事象に対して色々な見方、捉え方があることを知り、自分の引き出しを増やすことに繋がりました。次に「インストラクターが本来こうあるべきだ」と言う考えを持って試合を見ることで違和感に気付き、その違和感を審判員が試合の中で気付けるようになるための伝え方を教わりました。普段から気付いたことを審判員に上手く伝えられないと悩んでいたので、教えていただいた論理的指導方法を実践したいと思っています。「DOGSO」の講義では、5つの考慮項目の中の「ボールをキープできる」「ゴールが守られている」について重点的に映像を解析しながら説明がありました。特にGKがPA内にいてもゴールが守られていない状況があることについて掘り下げた説明があり、知識を深めることができました。2日目は、アセスメントレポート作成において、KIでの判断・判定で減点した後に加点するように変更することに関して説明があり、今後は【KI(重大な事象)=KMI(試合を左右する大きな出来事)+KMD(大事な判断・判定)】となり、KIの判断・判定で減点した後に加点することになりますので、審判員のモチベーションが上がると予想されます。3日目は、3Rのファウルサポートが少ない現状を鑑みもっと積極的にピッチ内を監視してレフェリーをサポートする必要性について教わりました。今回の3日間でたいへん多くの事をご教授していただきありがとうございました。今後もコロナ禍の状況が続くと予想されますが、レフェリーが安全・安心して試合に臨める事を切に願い、今回学んだことを指導の場でしっかりと生かせるように精進して参ります。

森河健一 フットサル1級審判インストラクター(愛媛県)
今年もコロナ禍の影響でZoomを使用してのオンライン研修会となりました。1日目は「Fリーグスタンダード」「気付くこと」「フットサル競技規則の解釈」についての研修でしたが、特にインスタラクターとして気付きを感じられることの重要性を認識することができたとともに、気付くことができるためには競技規則の理解が必要不可欠だと感じさせられました。また、昨年フットサル競技規則が6年ぶりに改正されましたが、インスタラクター間で疑問点、DOGSOの状況等について確認を行いました。2日目は主に審判アセスメントについての研修でしたが、2021シーズンのアセスメント方法の変更点やKI(重大な事象)の確認、午後からは審判員へのアセスメント方法についてグループディスカッションを行い、理解を深めました。3日目は審判員への指導トピックスということで、第3審判のレフェリングについての研修でしたが、良いゲームコントロールを行う上での第3審判の任務の重要性を確認することができました。3日間で学んだことを2021シーズンの活動に役立てたいと思います。

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