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e日本代表、アジア予選第1節を終え3位に付ける FIFAe Nations Online Qualifiers Play-Ins 第1節

2021年12月18日

e日本代表、アジア予選第1節を終え3位に付ける FIFAe Nations Online Qualifiers Play-Ins 第1節

国際サッカー連盟(FIFA)が主催するeスポーツ・サッカーの国別対抗戦「FIFAe Nations Cup 2022」出場を懸けたアジア予選「FIFAe Nations Online Qualifiers Play-Ins」の第1節の残り2試合が12月17日(金)に行われ、e日本代表のJay選手(川崎フロンターレ)、Web Nasri選手(鹿島アントラーズ)、Agu選手(Blue United eFC)がeインド代表、e韓国代表と対戦しました。

eインド代表との1試合目はインドのムンバイにあるサーバーを使ったため、e日本代表が操る選手はカーソルの動きとの間にタイムラグが生じ、操作の部分で不利が生じます。e日本代表としては守備的に戦わざるを得ないため、守備戦術に長けたJay選手が入り、Agu選手とのコンビで挑みました。

試合は開始11分に先制されますが、44分に同点に追いつき、後半も奮闘を続けます。しかし65分に失点すると、その後は同点を目指して前がかりになったところを狙われ続けて失点を重ね、1-6で敗れる苦しいスタートとなりました。

東京のサーバーを使った2試合目は、一転してe日本代表が有利な状況になりました。Web Nasri選手とAgu選手で挑み、3-1と危なげなく勝利して1試合目の敗戦を取り戻しました。

第1節の最後はe韓国代表との試合です。1試合目は再びWeb Nasri選手とAgu選手で臨みました。一進一退の攻防が続き、お互いに攻めきれないままスコアレスドローでタイムアップを迎えます。

この試合で中央を固める相手の戦術にWeb Nasri選手が苦手意識を感じたこともあり、2試合目はJay選手とAgu選手のコンビにチェンジ。4-4-2のフォーメーションで挑んだ前半は相手に先制されましたが、4-2-3-1に変えた後半は攻撃が機能し、51分、66分、81分と連続ゴール。相手の反撃を1点に抑えて逆転勝利を飾りました。

e日本代表は第1節を勝ち点13の3位で終え、ディビジョン1残留を果たしています。第2節は2022年1月27日(木)、28日(金)に行われる予定です。

選手コメント

Jay 選手(川崎フロンターレ)
eインド代表戦は、ムンバイサーバーになったら自分が出るというのは事前に決めていたので、心の準備はできていました。e韓国代表戦では1試合目を終えた段階でWeb Nasri選手が「やりづらい」と言ってきたので、急きょ交代することになりました。負けたら降格という試合でプレッシャーもありましたが、いつもどおりのことをやれば大丈夫だろうと言い聞かせて臨んだ結果、落ち着いて自分のプレーをすることができたと思います。

Web Nasri 選手(鹿島アントラーズ)
2人組で臨んでいるチームもある中、相手との相性なども考えて、3人であることの強みを生かせたと思います。前日は決定力不足を課題に挙げました。eインド代表との試合はサーバーの関係であまり参考になりませんが、e韓国代表戦は、その面では悪くない試合だったと思います。3位で降格はしませんでしたが、最低限の結果だったと思います。残り3節、しっかり勝ち点を積み上げられるように頑張っていきたいです。

Agu 選手(Blue United eFC)
インドとの初戦は難しい試合になりましたが、2試合目はしっかり勝つことができ、e韓国代表戦は2試合目で勝ててディビジョン1に残ることができました。メンバーの入れ替えや相手に応じた戦術変更など、知識や情報を蓄えることができた点は大きな収穫です。僅差での3位となりましたが、引き分けに終わっていた試合を勝ち切っていれば1位になれていたと思うので、第2節以降は取りこぼしをしないよう意識しながら戦っていきたいですね。

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