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【Match Report】長友佑都、植田直通が久々に代表ピッチに立ち、5人が代表デビュー! SAMURAI BLUE、中国に快勝で2連勝
2025年07月13日
SAMURAI BLUE(日本代表)は7月12日、韓国の龍仁ミルスタジアムで東アジアE-1サッカー選手権の中国代表戦に臨みました。
フォーメーションは3-4-2-1で同じながら、日本は初戦のホンコン・チャイナ戦から先発11人を総入れ替え。並びは、GK早川友基選手(鹿島アントラーズ)、DF綱島悠斗選手(東京ヴェルディ)、植田直通選手(鹿島アントラーズ)、長友佑都選手(FC東京)、MF望月ヘンリー海輝選手(FC町田ゼルビア)、宇野禅斗選手(清水エスパルス)、田中聡選手(サンフレッチェ広島)、俵積田晃太選手(FC東京)、佐藤龍之介選手(ファジアーノ岡山)、原大智選手(京都サンガF.C.)、FW細谷真大選手(柏レイソル)でスタートします。
試合開始直後はパスミスも見られましたが、時間の経過とともに落ち着き、ボールがつながり始めた11分、待望の先制点が生まれました。ボランチの田中選手の鋭い縦パスを、相手DFを背負った状態で細谷選手が右足でトラップ。体を反転させながら豪快に右足を振り抜き、ネットを揺らしました。
早々とリードを奪った日本は引き締まった守備も披露します。その中心となったのは3バックとGK。左センターバックの長友選手は2022年12月にカタールで開催されたFIFAワールドカップ・クロアチア戦以来2年8カ月ぶり、中央のCBを務めた植田選手は2021年9月のワールドカップアジア最終予選・オマーン戦以来、3年10か月ぶりの代表のピッチでしたが、ともに3バックでプレーした経験は限られるものの、破綻すること無く守備を統率していきます。
17分には細谷選手のプレスバックから植田選手がボールを処理してパスを出そうとしたところで相手に引っかかり、そのまま抜け出されてシュートを打たれる場面もありました。それでも、早川選手が最後の砦となって見事にストップ。失点を防ぐと、その後は安定した守りでほとんど決定的な場面を作らせませんでした。
後半開始から故障からの復帰間もない田中選手、原選手に代わって稲垣祥選手(名古屋グランパス)、ジャーメイン良選手(サンフレッチェ広島)が登場し、追加点を目指します。
狙い通り相手を突き放すゴールが生まれたのは64分でした。俵積田選手が自陣から持ち上がり、右へ展開。稲垣選手を経由したボールが望月選手に渡ると、ペナルティーエリア右門で左足を一閃。ボールは相手に当たってゴールに吸い込まれ、リードを広げました。
試合はそのまま2-0で決着し、日本が連勝。早川選手、綱島選手、田中選手、宇野選手、原選手の5人が代表デビューを飾るなど、フレッシュな顔ぶれで臨んだ試合でしたが、地力を示し、勝利を手にしました。
監督・選手コメント
森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
選手たちが良い準備をしてくれて、非常に難しい試合ではありましたが、ハードワークとうまくいかない時にもしっかりプレーと気持ちを切らさず、リカバリーしながら粘り強く進めてくれました。そのことが結果につながったと思います。また、チームとしても全体共有をより浸透させていこうと、1戦目から全ての選手を替えましたが、選手たちも難しい積み上げにチャレンジしてくれたことが非常に良かったです。
チームとして3バック、4バック、どちらでもプレーできるというプランでした。基本的には3バック、そして4バックに可変できるようにと今日のスタメンの選手たちには伝えていました。中国との噛み合わせの中で、そこは使い分けようとコーチが選手に伝えてくれて、選手はスムーズにプレーしてくれました。
DF #25 綱島悠斗 選手(東京ヴェルディ)
自分が特長としているポジショニングで前を取って、そこから前に関わっていくプレーは出せましたし、縦パスも質はもっと上げられますが、いいところを見て刺せた印象もあります。攻撃面はポジティブですし、守備のところでも、もちろん改善点はありますが、自分の持ち味である1対1やインターセプトはある程度表現できました。大学以来に(望月と)一緒にピッチに立ってプレーしましたが、代表でこうして隣でプレーできるのは、すごく幸せだなと思います。これからヘンリーとともに生き残っていくために、もっともっと成長しないといけないと感じました。
MF/FW #2 望月ヘンリー海輝 選手(FC町田ゼルビア)
最高というか、自分のゴールもやっぱりうれしいですが、少し厳しい時間帯が続いていたので、その中での2点目が取れてよかったです。狙いとしては、最初はパスをもらって、キーパーとディフェンスの間に速いボールを流そうと思ったのですが、相手にコースを切られていたので中にカットインしてシュートを考えました。代表に呼ばれる、試合に出るのは簡単じゃないと痛感していました。そんな中で評価してもらってまた呼んでもらえたので、韓国戦も残っていますし、これから代表にまた貢献していけたらと思っています。
MF/FW #10 細谷真大 選手(柏レイソル)
(田中)聡とはコミュニケーションを取って、常に前を見ていてほしいというのは伝えていました。あの瞬間、うまく自分のことを見てくれていたので、いいトラップからシュートが打てたのかなと思います。ファーストタッチがうまくいけばシュートを打つというのは決めていました。あの場所に刺すボールはたぶん速いボールしか来ないと思うので、緩いボールだと逆にターンもしづらい。うまく出してくれたと思います。パリ世代で活動しているときから彼の特徴は理解していますし、そのときからやりやすさは感じていました。
東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国
大会期間:2025年7月7日(月)~7月16日(水)
会場:龍仁(韓国)/Yong-in Mireu Stadium
男子出場国:日本、ホンコン・チャイナ、中国、韓国
大会情報はこちら
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