JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 広島が敵地で快勝 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第8節

ニュース

広島が敵地で快勝 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第8節

2024年05月27日

広島が敵地で快勝 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024第8節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024WESTは5月25日(土)と26日(日)に第8節を実施。鹿児島城西高校 半端ない人工芝サッカー場(人工芝)では鹿児島城西高校(鹿児島)とサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)が対戦しました。

ピックアップマッチ

鹿児島城西高校 0-5(前半0-5、後半0-0) サンフレッチェ広島F.Cユース

試合は立ち上がりから広島が主導権を握ります。「パスを速く回して相手の体力を削ごうと考えていた」(野田知監督)と、テンポの良い攻撃を繰り出すと、8分にCKを獲得。キッカーのMF橋本日向選手(#6)が、「長身の木吹翔太選手を狙った」と振り返るボールは直接ゴールに吸い込まれ、広島が先制点をマークしました。

勢いに乗った広島は、攻勢を強めます。17分にはMF中島洋太朗選手(#10)がボールを受けると、「自分がボールを持つと、いろいろな選手が動き出してくれる。見逃さないようにパスが出せた」と振り返るとおり、相手DFへの背後を抜け出したFW井上愛簾選手(#9)にスルーパス。勢いよくペナルティーエリア内まで持ち込んだ井上愛選手が冷静にゴールネットを揺らしました。

井上愛選手は直後の18分と25分にもゴールを奪い、前半だけでハットトリックを達成。32分にはMF桝谷歩希選手(#7)のクロスボールのこぼれ球を拾ったMF小林志紋選手(#14)がシュートを突き刺し、広島が大量5得点を挙げて試合を折り返しました。

プレミアリーグ初勝利を狙う鹿児島城西もこのままでは終われません。新田祐輔監督に「リーグはまだ続く。気持ちを切り替え、後半は0-0のつもりで戦おう」と送り出された選手たちは後半、4バックから5バックにシステムを変更。広島のサイド攻撃を封じる策を打ちました。

攻撃では48分にFW大石脩斗選手(#9)を投入し、FW浮邉泰士選手(#19)を含む二人のターゲットへのロングボールを送ろうとしますが、なかなか広島守備陣を攻略することができません。それでも粘り強く攻め続ける鹿児島城西は、68分にMF野村颯馬選手(#20)が前線に縦パスを供給。浮邉選手のポストプレーから大石選手がゴール前を抜け出しますが、シュートは枠外に逸れました。後半はそのまま試合が動かず、広島が5点のリードを保ったままタイムアップ。広島は今季6勝目を挙げ、現在2位につけています。

監督・選手コメント

新田祐輔 監督(鹿児島城西高校)
今年のチームは公式戦の経験が乏しく、大敗する試合が増えるのではと危惧していましたが、ここまである程度の内容の試合ができています。プレミアリーグを戦うことによって選手のレベルが引き上げられ、局面の寄せのスピードや対応が良くなっています。相手を押し込む時間もつくることができています。あとは相手のゴール前で点を決め、自分たちのゴール前で失点しないこと。今は3年生が頑張ってくれていますが、2年生も多いので伸びしろを感じています。

MF #4 常眞亜斗 選手(鹿児島城西高校)
今回の一戦の前日、インターハイ予選の決勝で敗れたこともあり、正直、モチベーションを維持することは難しかったのですが、「気持ちを切り替えてプレミアリーグで勝とう」と話していました。体力的にもメンタル的にも厳しい中、もう少し粘りたかったです。前半から後半のパフォーマンスを発揮することができていれば、と悔やまれます。特に試合の入り方と締め方に課題があるので、そこを改善できるように取り組みます。

野田知 監督(サンフレッチェ広島F.Cユース)
試合への入り方が良く、得点を積み重ねることができたので非常に良かったです。前半の5点があったからこそ、選手も余裕を持ってプレーしていました。ハーフタイムに「負けはなくなったけれど、失点するのはもったいないので絶対に避けよう」と話したところ、選手たちは気を引き締めて試合を進めてくれました。5バックの相手を崩すことは難しい中でも、背後へと何度も抜けてチャンスをつくっていたので悪くなかったと思います。

MF #6 橋本日向 選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
鹿児島城西は前日までインターハイ予選を戦っていたので、コンディションが良くないと聞いていました。自分たちは今回の一戦のために一週間準備してきたので、圧倒して勝ちたかった。ボールを持って相手を走らせて、サイドからの攻撃で自分たちらしさを出せたと思います。ここまで6勝1分け1敗で、(3-2で勝利した第7節のように)接戦をものにする試合もありました。第7節のような試合ができれば、結果がついてくるはずです。

その他の試合結果

EAST
前橋育英高校 2-1(前半1-1、後半1-0) 尚志高校
昌平高校 6-0(前半0-0、後半6-0) 市立船橋高校
6月15日 川崎フロンターレU-18 ― 横浜FCユース
6月16日 大宮アルディージャU18 ― 鹿島アントラーズユース
6月16日 FC東京U-18 ― 青森山田高校
7月13日 柏レイソルU-18 ― 流通経済大学付属柏高校

WEST
大津高校 4-1(前半1-1、後半3-0) ファジアーノ岡山U-18
6月16日 静岡学園高校 ― 帝京長岡高校
7月13日 名古屋グランパスU-18 ― 神村学園高等部
7月13日 ヴィッセル神戸U-18 ― 米子北高校
7月14日 東福岡高校 ― サガン鳥栖U-18

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2024年4月6日(土)~2024年12月8日(日)
大会情報はこちら

JFA OFFICIAL
TOP PARTNER
キリンホールディングス株式会社
JFA OFFICIAL
SUPPLIER
アディダス ジャパン株式会社
JFA COMPETITION PARTNER
  • 株式会社モルテン
  • ニチバン株式会社
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー