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【Match Report】フットサル日本代表 サウジアラビア相手に惜敗 AFCフットサルアジアカップクウェート2022 GS第1戦

2022年09月29日

【Match Report】フットサル日本代表 サウジアラビア相手に惜敗 AFCフットサルアジアカップクウェート2022 GS第1戦

AFCフットサルアジアカップクウェート2022 GS第1戦

フットサル日本代表 1-2(前半1-2、後半0-0)フットサルサウジアラビア代表

◆日時 2022年9月28日(水) KO時間 11:00(現地時間)
◆試合時間 40分(前後半各20分間のプレーイングタイム)
◆会場 Saad Al Abdullah Hall(クウェート)
◆得点経過
03分 10 クレパウジ・ヴィニシウス(フットサル日本代表/ペスカドーラ町田)
11分 失点(フットサルサウジアラビア代表)
15分 失点(フットサルサウジアラビア代表)
◆スターティングメンバー
GK:2 黒本ギレルメ
FP:5 オリベイラ・アルトゥール©、6 吉川智貴、9 平田ネトアントニオマサノリ、10 クレパウジ・ヴィニシウス
サブメンバー
GK:1 ピレス・イゴール
FP:3 水谷颯真、4 石田健太郎、7 金澤空、8 上村充哉、11 清水和也、12 原田快、13 長坂拓海、14 内村俊太

マッチレポート

フットサル日本代表が9月28日(水)、クウェートのSaad Al Abdullah Hallで開催されているAFCフットサルアジアカップクウェート2022のグループステージ第1戦でフットサルサウジアラビア代表と対戦し、1-2で敗れて大会初戦を白星で飾ることができませんでした。

試合終了の瞬間、喜びを爆発させるサウジアラビア。それは日本代表の誰もが想像していなかった光景でした。「決して油断していた選手はいない」(吉川智貴選手)が、これがやはり初戦の難しさなのかもしれません。試合の立ち上がりは悪くありませんでした。第1ピリオド3分、相手ボールを奪取した吉川選手からパスを受けたクレパウジ・ヴィニシウス選手がそのまま持ち上がり、左足一閃。日本が幸先よく先制します。その後も勢いそのままに攻め込む日本。ただ、再三シュートを放ちながらも相手GKの好守に阻まれ、オリベイラ・アルトゥール選手のシュートはポストを直撃するなど、なかなかゴールネットを揺らすことができません。日本が決定機で決めきれない状況が続くと、それまで耐えていたサウジアラビアの反撃が徐々に増えていきます。相手GKが上がり起点となって攻撃を組み立て、同11分にはゴール正面のこぼれ球を蹴り込まれ同点に追いつかれます。さらに4分後にまたも相手GKのパスがゴール前に通り、角度のないところから決められて逆転を許します。

第2ピリオドに入っても主導権は日本が握り、上村充哉選手や清水和也選手が鋭いシュートを放つなど、再三相手ゴールを脅かします。それでもスコアを動かせず、日本が相手のゾーンでのサウジアラビアのディフェンスに攻めあぐねていきます。嫌なボールの失い方をして時折反撃を受けるも、GK黒本ギレルメ選手の好セーブで失点を許さない日本。試合時間が残り5分となった頃から、GKをFPのアルトゥール選手に代えてパワープレーを試み、完全にゴール前に相手を押し込むも、引いた相手を崩すのは容易ではありませんでした。少しパスがずれたり、少しシュートコースが甘くなったり、選手たちはいつもと何か違うという違和感がありながら時計の針だけが進み、最後まで追いつくことができず、第1ピリオドのスコアそのままで1-2の敗戦となりました。

日本代表は30日(金)、中1日でグループステージ第2戦の韓国戦を迎えます。同じく第1戦を落とした韓国との一戦は、ノックアウトステージ進出のためにこれ以上勝点を落とせない試合。次戦までの限られた時間の中で日本代表は準備を進めていきます。

監督・選手コメント

木暮賢一郎 監督
様々なケースを想定する中で、起きてはならない結果になってしまいました。我々にとって非常に悪夢のような日。結果が全ての世界なので、自責の念として今日の試合で良かった点は無いと思っています。課題は、決めないといけないチャンスでゴールを決められなかったこと。そのツケが回って今日の結果になってしまった。誰もが分かっていることですが、そういう怖さを改めて学ばないといけません。最悪なスタートですが、初戦だったということで、グループステージであと2試合あることが救いです。自分たちの力でまだ次のステージに進めます。最初に土がつきましたが、チャンピオンになるには残り5試合に勝てばよい状況です。今日の結果で心理的なダメージはありますが、残りの試合に勝つことに変わりはありません。

GK #2 黒本ギレルメ 選手(立川アスレティックFC)
今日の試合結果はとても悔しいです。ただ、グループステージはあと2試合あるので、しっかり勝ってまずはベスト8に上がれるように頑張りたいと思います。ゴールは1点しか取れなかったですが、チャンスはたくさん作っていました。作ったチャンスでゴールを決めないと難しい試合になってしまいます。次の試合に向けて早く切り替えて、さらに良い準備して勝つしかないです。

FP #5 オリベイラ・アルトゥール 選手(名古屋オーシャンズ)
今日は私たちにとって悪い日であり、サウジアラビアにとっては良い日だったと思います。自分たちは次の試合で勝つ必要があります。次の試合に向けてしっかりと休息を取って、チーム内でもっとやるべきことについて話をしていきたいと思っています。

FP #6 吉川智貴 選手(名古屋オーシャンズ)
この結果は予期したものではないです。悔しいし、恥ずかしいし、いろいろと想いがあります。攻めても最後でうまくいかず、リズムが作れなくて、後手後手になり、苦しかった試合展開というのが正直なところです。一人一人が相手のゾーンディフェンスに対して良い判断ができていなかったと思います。後半はリズムが出てきましたが、シュートにうまくいけなかった印象です。グループステージ突破のためにあと2試合を勝たなければいけませんし、自分たちの自信を取り戻せるようにしていきたいです。

FP #9 平田ネトアントニオマサノリ 選手(名古屋オーシャンズ)
負けてはいけない試合を負けてしまいました。決められるところを決めないと試合が難しくなっていきますし、相手も自信がついていってしまいます。今日の試合は間違いなくそういう試合でした。負けはしっかり受け止めて、次の試合に向けてより良い準備をしていくしかないです。残りの試合を勝ってステップアップしていくしかないと思っています。

ハイライト

YouTube(AFC):#ACFutsal2022 - Group D | Japan 1 - 2 Saudi Arabia

AFCフットサルアジアカップクウェート2022

大会期間:2022年9月27日(火)~2022月10月8日(土)

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