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大阪、2位・大分に勝利し、順位を上げる。横浜は北海道と引き分け、F1残留【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1】

2021年02月23日

大阪、2位・大分に勝利し、順位を上げる。横浜は北海道と引き分け、F1残留【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1】

Fリーグ2020-2021 ディビジョン1の7試合が、2月19日(金)から21日(日)の3日間で行われました。
19日に予定されていた「湘南ベルマーレvs.立川・府中アスレティックFC」は、チーム内に発熱者が発生したため延期となりましたが、この試合を除く各試合は、リーグ戦最終週にふさわしい熱戦となりました。
21試合を終え8位の大阪と、既に準優勝を決めている大分の対戦も見応えのある試合となりました。この試合を引き分け以上で終えると7位に浮上する大阪は、王者・名古屋に次ぐ得点力を誇る大分の攻撃をしっかりと抑えます。4分、大阪は左サイドから中央に切り込んだ相井忍選手が先制点を挙げると、その後は集中した守備を見せ第1ピリオドを1-0で折り返します。第2ピリオド序盤には大分に高い位置でボールを奪われ、瀧澤太将選手のゴールで同点に追いつかれます。大分はさらなる得点を狙ってGK矢澤大夢選手がドリブルで前に出ますが、その隙をついたGK檜山昇吾選手が左足でボールをキック。山なりの軌道を描いたシュートは無人のゴールに吸い込まれ、大阪が勝ち越しに成功します。その後、相井選手のアシストから加藤未渚実選手が追加点を挙げた大阪は、GK檜山選手がしっかりとゴールマウスを守り3-1で勝利を収めました。両チームは27日(土)の第26回全日本フットサル選手権大会4回戦での対戦も決まっており、まずは大阪が連戦で1勝を挙げています。
F1残留に向け2戦を残す11位のボアルース長野は、1戦目でシュライカー大阪に完封負けを喫し、勝利で残留が確定する湘南ベルマーレ戦でも粘り強く戦いながら2-6で敗戦しました。この結果により、最下位のY.S.C.C.横浜はエスポラーダ北海道との対戦を引き分け以上で終えると11位に浮上し、F1残留が決まる展開に。気合十分で臨んだ一戦は拮抗した展開が続きますが、自陣から攻撃を組み立てた横浜は16分、笠篤史選手のゴールで先制に成功します。しかし、すぐに追いつかれ試合は振り出しに戻ると、1-1で迎えた第2ピリオドも両者譲らず拮抗した展開が続きます。両GKの活躍もあり、得点が生まれないまま試合終了が近づくと、ファウルを溜めた横浜は残り1分を切ったところで第2PKを献上してしまいます。しかし、北海道がこのチャンスを生かしきれず1-1のまま試合終了。11位に浮上した横浜の選手はF1残留に涙を浮かべ、安堵の表情を見せていました。F1最下位となった長野は3月13日(土)、14日(日)開催のFリーグ2020-2021 ディビジョン1・2入替戦に出場する予定です。

監督・選手コメント

永井義文 監督(シュライカー大阪)
我々だけではありませんが、新型コロナウイルス感染症の影響で難しいシーズンでした。その中でも頑張ることができ、全力を尽くして最終戦を迎えることができたのは、運営をしてくれている皆さんや会場に来てくださる皆さん、ABEMAを視聴してくださる皆さんの応援があったからだとこの試合で改めて感じました。全日本フットサル選手権大会で大分とまた対戦しますが、この試合も難しい試合でしたし、次戦も難しい展開になると思います。その中でも感謝の気持ちを忘れずひとつひとつ勝つことで、タイトルを取りたいと思っています。

前田佳宏 監督(Y.S.C.C.横浜)
(残留が決まり)正直、まだ整理がついていませんが、嬉しさしかありません。F1初年度は、隠すこともなく苦しいシーズンでした。ただ、負けがかさんでも若い選手たちが僕を信じて毎日前向きに練習に取り組み、100%の力を出してくれました。この試合も「自分たちが目指すフットサルだったか」と問われるとそうではなかったと思いますが、残留を目指して勝点を取るために考えたフットサルにコミットしてくれた選手たちに感謝しています。今シーズン、情けない試合をたくさん見せ、ファン・サポーターを悲しませてしまったと思います。なんとかこの残留を糧にして、全日本フットサル選手権大会や来シーズン、よりよいフットサルを見せ、さらにはこの選手たちの中から日本フットサルを代表するような選手が生まれるようなクラブ作りを目指していきます。期待してください。

加藤未渚実 選手(シュライカー大阪)
大分のディフェンスがアグレッシブで苦戦しましたが、かいくぐる場面を多く出し、高い位置でボールを奪って得点して引き離すこともできたのでよかったです。翌週も引き続き、全日本フットサル選手権大会で大分と対戦します。次も負けないようにがんばりたいと思います。

笠篤史 選手(Y.S.C.C.横浜)
得点ができたことよりも、残留に貢献できたことでホッとしています。僕の得点で勢いがついてくれたならよかったと思いますが、最後には守備が得意な選手たちがしっかり守ってくれたので感謝しています。皆さんの応援もとても力になりました。こういった(感染が拡大している)状況でも試合を開催していただき、リモートマッチでもABEMAで放送していただいたので、Fリーグをもっと知っていただけたらと思っています。試合前からサポーターの皆さんには「絶対に残留して」というメッセージをいただいていて画面越しにも応援してくれたと思うので、とても力になりました。本当にありがとうございました。

Fリーグ2020-2021 ディビジョン1

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