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皇后杯が開幕! 静岡SSUアスレジーナ、NGUラブリッジ名古屋などが1回戦を突破 皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会

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2020年11月29日

皇后杯が開幕! 静岡SSUアスレジーナ、NGUラブリッジ名古屋などが1回戦を突破 皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会

皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会は、11月28日(土)に開幕を迎え、1回戦の8試合を実施しました。今年3月に完成した高円宮記念JFA夢フィールドには、高校年代からチャレンジリーグまでの4チームが顔を揃えました。

ピックアップマッチ1

筑波大学(関東/茨城) 0-3(前半0-2、後半0-1) 静岡SSUアスレジーナ(東海/静岡)

4年ぶりの皇后杯出場を果たした筑波大学と、2020プレナスチャレンジリーグEASTで3位の静岡SSUアスレジーナの対戦は、風上に立った前半で2得点を決めたアスレジーナが優位に試合を進めます。

出身県である静岡で今季から指揮を執る本田美登里監督のアスレジーナは、18分に左コーナーキックから平野麻美選手がきれいなシュートを決めて先制。前半終了前にも、左山桃子選手がフリーキックからゴールを挙げました。いずれもセットプレーのキッカーを務める高島絢音選手の正確な右足から、2ゴールが生まれました。

後半、千葉玲海菜選手を投入した筑波大は、前線に動きが生まれ始めます。千葉選手のドリブルと両サイドバックの攻撃参加で、徐々にアスレジーナゴールに近づきますが、得点は挙げられません。セットプレーでは蓮輪真琴選手が伸びのあるキックで味方に合わせようとしますが、アスレジーナが体を張ってゴールを守りました。すると、80分頃から反撃に転じたアスレジーナが86分に藤田桃加選手のゴールで0-3とし、アスレジーナが2回戦に駒を進めることになりました。

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ピックアップマッチ2

NGUラブリッジ名古屋(東海/愛知) 4-2(前半2-1、後半0-1、延長前半2-0、延長後半0-0) 日ノ本学園高校(関西/兵庫)

チャレンジリーグEASTで2位のNGUラブリッジ名古屋と、全日本高等学校女子サッカー選手権大会の常連校である日ノ本学園高校の対戦は、延長戦にもつれ込む接戦となりました。

東海地域大会で優勝したラブリッジは、直接フリーキックのこぼれ球から北川和香菜選手が先制点を決め、立ち上がりからの日ノ本学園高ペースを分断します。36分には、右サイドの髙島瑠里子選手からクロスが上がると、中央に走り込んだ三浦桃選手が押し込んでラブリッジが2-0としました。

対する日ノ本学園高は、セットプレーで1点を返します。田淵結子選手が蹴った右コーナーキックを、ニアサイドで受けた栗田そら選手がヘディングシュート。鮮やかにゴール右隅へと決まって2-1で前半を終えました。

ラブリッジはハーフタイムに両サイドハーフを交代しますが、風下の後半は前に進めず、相手の反撃を許します。79分に途中出場した直後の篠田帆花選手がペナルティーエリア内で倒されると、日ノ本学園高にPKが与えられ篠田選手がこれを決めて2-2。30分間の延長戦に入りました。

するとラブリッジは延長前半すぐに田島光代選手、竹林佑真選手が連続ゴールを決め、そのまま120分までスコアは動かず、4-2で日ノ本学園高を下したラブリッジが2回戦進出を決めました。

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監督・選手コメント

DF #2 小平真帆 選手(筑波大学)
前半は風下だったので後半に勝負という狙いでしたが、コーナーキックとフリーキックで守り切れませんでした。後半にはチャンスをつくれましたが決め切れず、我慢できなかったのが敗因だと思います。12月の全日本大学女子選手権(インカレ)も皇后杯同様に一発勝負。決めるべきところで決めたアスレジーナのような勝負強さを、インカレでは私たちが発揮したいです。

本田美登里 監督(静岡SSUアスレジーナ)
もう少し前半の早い時間に崩せていたら楽な展開になっていたかなと思います。でも、そううまくいかないのが今のチーム。ボールを足元でしっかりつないでいくことを、この先も続けていきたいと思っています。2回戦のスフィーダ世田谷FC戦はなでしこリーグ2部で優勝した球際の強い相手ですが、それをちゃんと回避してボールが動かしていきたいです。

MF #10 三浦桃 選手(NGUラブリッジ名古屋)
クロスに対してボランチも1人がゴール前に入るのは徹底しているので、タイミングよく入れて得点できました。前半で2点を取れたのは良かったのですが、セットプレーなどで失点してしまいました。特にセットプレーは修正できるはずなので、次につなげたいと思います。次のアルビレックス新潟レディース戦は失うものはないですし、なでしこ1部との対戦は必ずプラスになるので、チャレンジャーとして挑みます。

村上裕子 監督(日ノ本学園高校)
経験値のあるチームに対し、全日本高校女子選手権に向かっていく前に自分たちがどれだけできるか意気込んで戦いました。選手たちは最後までよく走り切ったと思います。運動量で負けないこと、相手より一歩先に踏み出せるかを大事にしていました。90分の試合は初めてで延長戦までありましたが、しっかり成長した姿が見られ、私としてもよかったと思います。

開催期間:2020年11月28日(土)~2020年12月29日(火)
【1回戦】11月28日(土)・29日(日)
【2回戦】12月5日(土)・6日(日)
【3回戦】12月12日(土)・12月13日(日)
【準々決勝】12月19日(土)・12月20日(日)
【準決勝】12月24日(木)
【決勝】12月29日(火)

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