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U-24日本代表 メキシコ相手に貴重な勝点3を獲得

2021年07月26日

U-24日本代表 メキシコ相手に貴重な勝点3を獲得

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の男子サッカー競技のグループステージ第2節が25日(日)、日本各地で開催され、埼玉スタジアムの第2試合では、日本がメキシコと対戦しました。

メキシコが金メダルを獲得した2012年ロンドン大会の準決勝でも実現しているこのカード。組み合わせ決定当初から森保一監督が「本当に手強いチーム」と語っていたとおり、グループステージ突破を狙う上で最も難しい相手と見られていた好チームです。第1節はフランスに4-1と大勝し、前評判に違わぬ強さを見せていました。

この試合、DF吉田麻也選手やMF田中碧選手が「試合の入り方は良くなかった」と揃って振り返ったように、いきなり相手に攻め込まれる隙を作ってしまいましたが、この直後に日本の反撃が実ります。

6分、「相手の左サイドバックが普段は中盤でプレーしている選手だと分かっていたので、開始10分までは裏に蹴ってくれと話していた」と言うMF堂安律選手がその言葉どおりにサイドバック裏のスペースへ抜け出します。「自分がトップ下だったら、絶対あそこを狙って入るという久保選手への信頼感で出した」という折り返しに、信頼通りに走り込んでいたMF久保建英選手が合わせます。

「相手とギリギリで競り合っている状態でボールが来たので、あのままインサイドで合わせたらボールが右に流れてしまう。なので、アウトサイドキックで、良い感じにファーにいったらと思ってシュートしました」(久保選手)

外からのボールに走り込みながらアウトサイドで合わせて高難度のシュートを久保選手が突き刺し、日本に先制点が生まれます。さらに直後の10分には、MF相馬勇紀選手のドリブルを止めた相手のプレーがVARを通じてファウルと判定され、日本にPKが与えられます。これを「度胸試しだと思って蹴りました」と言う堂安選手がゴール中央へ豪快に蹴り込み、日本に追加点が生まれます。

その後も日本は、警戒していたメキシコの10番、MFディエゴ・ライネス選手に対して左サイドを守るDF中山雄太選手を中心に、相馬選手や田中選手、DF板倉滉選手とも連係しながら粘り強く対応し、相手に攻撃の糸口を掴ませません。

「相馬選手や板倉選手、田中選手とうまく連係しながら、前半はほぼほぼ完璧に近い形で止められるシーンや限定できるシーンをすごく作れていたと思います」(中山選手)

後半からメキシコも勢いを持ってゴール前へと進出してきましたが、68分にはメキシコのDFバスケス選手が堂安選手の突破を止めて退場となり、日本側が優位に立ったかに思われました。しかし、吉田選手が「逆に相手が退場したことによって、ちょっと難しくなったというのは正直感じました」と振り返ったように、ここから捨て身の攻撃を仕掛ける相手に対し、むしろ日本のペースが乱れてしまいます。

85分にはFKから直接ゴールを許して1点差に詰め寄られ、最後は一人多い日本が逆に押し込まれる流れもあるなど苦しい時間帯もありましたが、GK谷晃生選手の好セーブもあり、2-1のリードをキープして試合終了まで逃げ切ることに成功。貴重な勝点3を手にしました。

吉田選手が「精神的なものもあったと思いますし、そこでうまく相手の逆を突き、相手のやってほしくないこと、相手が嫌がることをやり続けられたらもっともっと楽だった」と振り返ったとおり反省点も多く出た試合となりました。

一方、森保監督は「世界大会はそんなに簡単に勝たせてくれない」とした上で、中2日という日程的にも厳しい戦いの中で「選手たちがまた一つ成長してくれて一つ苦しい戦いをチーム一丸となって勝利を掴み取るということをしてくれた」と選手たちの健闘を称えました。

中2日の28日(水)に日本を含む各国がグループステージ最終節を迎えます。日本の相手は欧州の伝統国であるフランス。引き分け以上であれば、他チームの結果にかかわらず、日本の準々決勝進出が決まります。

監督・選手コメント

森保一 監督
選手たちが試合に向けてしてくれた準備、そして試合の中での戦いを称えたいと思います。しかしながら、グループステージ突破が決まったわけではないので、喜びながらも、次の試合に向けて最善の準備をすることを忘れずしていきたいと思っています。また無観客ではありますが、テレビを通してサポーターが応援してくれることを心強く感じながら、ひたむきに最後まで戦う姿を届ける、そして観てくださっている、応援してくださってくれる方に元気を届けようと戦い抜いてくれたと思います。

DF #3 中山雄太 選手(PECズヴォレ/オランダ)
勝点3をしっかり取りたかったですし、メキシコにはSAMURAI BLUEで対戦したときに負けている悔しさもありました。ただその経験から、やれる力があると自信も持っていたので、それが結果に結びついてよかったと思います。ライネス選手はボールを良い状態で持った時に特長が出る選手だと思っていた。まずは良い状態でボールを受けさせないことを意識していました。

MF #10 堂安律 選手(PSVアイントホーフェン/オランダ
チームが勝つための1点だと思っていましたし、オリンピック初ゴールというのも言われて初めて気付いたくらいでした。チームが勝つために必死なので。こんなにチームのためにというのも今までの人生で考えたことがないくらいです。それだけ自分がこの大会に懸けているというのを感じています。

MF #7 久保建英 選手(レアル・マドリード/スペイン)
堂安選手があそこで相手をうまくかわした瞬間に僕が走り出して、堂安選手が僕のことを見てくれているのは、試合前にも言ってくれていました。素晴らしいパスが来たので、落ち着いて決めるだけでした。この大会は試合間隔が短いですが、僕としては試合間隔が短い方が良いプレーを出せるなという感覚があります。

MF #6 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
非常に良い結果だったと思います。グループステージは結果がすべてです。本当にまず2試合で『6』を取れたのは大きいですね。まだ突破は決まってないので、気を抜かずに良い準備をしたいなと思っています。この試合に懸ける思いは個人的に強かったし、意識的にギアを上げていました。ボールに行けるところは行くという意識で戦っていました。課題はもちろんありますが、勝って反省できるという点はプラスに捉えています。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)

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