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高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ第2回監督会議を実施

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2019年08月27日

高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ第2回監督会議を実施

高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019は26日(月)、JFAハウスにて本年度第2回となる監督会議を実施しました。

2017年から行われてきたプレミアリーグの夏の監督会議。今回は林義規高円宮杯実施委員長をはじめ、リーグに出場している20チームの監督(一部代理を含む)、JFAの技術部から池内豊ユース育成ダイレクターや山本昌邦技術委員会副委員長、代表チームから影山雅永U-20日本代表監督、森山佳郎U-17日本代表監督ら総勢35人が参加しました。

冒頭、SAMURAI BLUE(日本代表)森保一監督が「育成で努力しておられる指導者の皆様の日頃の努力に敬意を評したい」と挨拶。参加者たちは森保監督の突然の登場に驚きつつも熱心にその話に耳を傾けていました。

会議では競技規則の改定や山橋貴史ユース育成サブダイレクターによる前期テクニカルスタディグループ(TSG)報告が行われ、林実施委員長から2020年のカレンダー案が提示されました。

続いて森山監督、影山監督が日本代表活動ならびに今後の活動について報告。今年10月からFIFA U-17ワールドカップブラジル2019に臨む森山監督は「我々は皆さんの選手をお借りして少しでも成長させてお戻しするつもりで活動している。それが最終的に日本代表を強くすることにつながると思っている」と各監督に代表活動への理解と引き続いての協力を求めました。また、5月にFIFA U-20ワールドカップポーランド2019を戦った影山監督からは大会の振り返りと持ち帰った課題の共有が行われました。

今回は初の試みとして参加者全員によるディスカッションの時間が設けられました。池内ユース育成ダイレクターがファシリテーターとなり、「日本代表の強化方針について」や「プレミアリーグの改革案について」などの議題で意見交換が行われました。清水エスパルスユースの平岡宏章監督からは「選手に世界基準のプレーを指導するためには指導者も世界を知らなくてはならないのでは」という指摘が入ると、代表活動への帯同などの重要性について話し合われ、昨年8月のU-17日本代表チェコ遠征に帯同した尚志高校の仲村浩二監督は「本当に貴重な経験。世界で戦うためにどうするかということをチームに持ち帰ることができた」と話しました。

また、U-15年代からU-18年代へのスムーズな移行について議論が及ぶと、山本技術委員会副委員長から「柴崎岳はどのように育ったのか」と青森山田高校の黒田剛監督に質問が飛びます。黒田監督は「中学時代からJリーグの選手にはなれるだろうと思った。しかし、日の丸を背負ってワールドカップで戦うためにはもっと自分の中で気づきをもって改善していく能力を磨いていかなくては」という理由で、柴崎選手が中学2年のときに高校年代の試合を体験させ、中学3年時には現在の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会に全試合出場したことが共有されました。

最後に山本技術委員会副委員長から「『JFA2005年宣言』では2030年にベスト4、2050年にワールドカップを自国開催してそのチャンピオンになるという目標を掲げた。2030年にベスト4を目指す選手たちは今、皆さんのところにいる。そういう意識でみんなで選手を育てていきたい」と協働して選手育成に取り組んでいく意気込みが語られ第2回監督会議は終了しました。

プレミアリーグは第11節を終え、後半戦に突入しています。未来の日本サッカーを担う選手にぜひともご注目ください。

参加者コメント

池内豊 JFAユース育成ダイレクター
一緒に目標に向かっているという意識が大事だと思っています。日本代表や世界の動向などを共有して、同じ考えで育成に取り組んでいくためにもこうして集まって意識を共有していくことが重要です。今日も少しではありますが、それができたのではないでしょうか。また、今回初めてディスカッションを取り入れましたが、もっとフランクな状態で、もう少しテーマを絞ってもよかったと思いました。ただ、自然に意見が出てきたことが大事なことで、双方向でいろいろな話ができたことは非常に良かったです。

森山佳郎 U-17日本代表監督
選手の強化につなげるためにどのような環境整備が必要なのかを忌憚なく意見交換ができました。あとはU-15~20の代表活動の報告や理解をいただきながらお互いに目指すべき姿などを語り合いました。みんなで日本の育成年代の選手たちを育てていくといった、もともとある目標をしっかり確認できました。ベクトルが同じ方向に向くことで日本のパワーもより増していくと思います。トップレベルの選手がいるチームの監督が集まってそのような話し合いができたので有意義な時間だったと思います。

平岡宏章 監督(清水エスパルスユース)
夏の監督会議をやり始めて3年目になりますが、非常に充実した会議になっていると思います。プレミアリーグの前期を振り返るなど非常に良い時間を過ごさせていただいています。TSG報告にもありましたが、拮抗した試合が続いているというのが数字上でも出ています。それは僕たち指導者にとっても、選手にとってもいい刺激になっていると思っています。

大会期間:2019年4月6日(土)~2019年12月8日(日)

EAST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 清水エスパルスユース vs 尚志高校(清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP))
2019年9月1日(日)
11:00 流通経済大学付属柏高校 vs ジュビロ磐田U-18(流通経済大学付属柏高校グラウンド)
11:00 青森山田高校 vs 大宮アルディージャU18(青森山田高校グラウンド(人工芝))
16:00 鹿島アントラーズユース vs 柏レイソルU-18(鹿島アントラーズクラブハウス)
17:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs 市立船橋高校(浦和駒場スタジアム)

WEST 第12節
2019年8月31日(土)
16:00 サンフレッチェ広島F.Cユース vs 名古屋グランパスU-18(吉田サッカー公園 人工芝グラウンド)
18:00 セレッソ大阪U-18 vs 京都サンガF.C. U-18(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
18:00 ヴィッセル神戸U-18 vs 大津高校(いぶきの森球技場)
18:00 愛媛FC U-18 vs 東福岡高校(愛フィールド梅津寺 人工芝グラウンド)
2019年9月1日(日)
16:00 アビスパ福岡U-18 vs ガンバ大阪ユース(福岡フットボールセンター 人工芝A)

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