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鹿島と大宮の関東2チームがファイナルの舞台へ 高円宮杯 JFA 第35回全日本U-15サッカー選手権大会準決勝

2023年12月26日

鹿島と大宮の関東2チームがファイナルの舞台へ 高円宮杯 JFA 第35回全日本U-15サッカー選手権大会準決勝

高円宮杯 JFA 第35回全日本U-15サッカー選手権大会は12月25日(月)、味の素フィールド西が丘で準決勝2試合を行いました。

準決勝1

サガン鳥栖U-15 0-7(前半0-5、後半0-2) 鹿島アントラーズジュニアユース

第1試合ではサガン鳥栖U-15(九州2/佐賀)と鹿島アントラーズジュニアユース(関東5/茨城)が対戦しました。試合は開始5分で動きました。前線から活発にプレスをかける鹿島は、鳥栖のGKからの組み立てに対して激しくアタック。相手ゴール前でボールを奪った小笠原央選手が、そのままゴールネットを揺らしました。先制点で勢いに乗った鹿島は前半だけで12本のシュートを放ち、5ゴールを決めて鳥栖を圧倒しました。

大量リードを許した鳥栖ですが、ハーフタイムに「前向きになって自分たちからやるプレーを出していこう」(森惠佑監督)との指示を受け、守備でも前へと出ていく姿勢を打ち出し、試合の流れを変えました。68分のゴール脇へと外れるものなど、前半は1本だったシュートを5本へと増やすことができました。

危険な場面もつくられた鹿島ですが、こちらも攻撃的な姿勢を失わず。残り10分を切ってから2点を追加し、2002年度以来となる決勝進出を果たしました。

準決勝2

柏レイソルU-15 0-1(前半0-0、後半0-1) 大宮アルディージャU15

第2試合では、柏レイソルU-15(関東7/千葉)と大宮アルディージャU15(関東1/埼玉)が対戦しました。前半は互いに慎重なプレーとなりました。大宮はしっかりした守備の組織をつくり、ライン間でボールを受ける相手に対してもしっかり対応。柏はロングボールも使いましたが、大宮の対人守備に強い最終ラインがはね返し続けました。

前半2本のシュートに終わった大宮ですが、後半早々に強みを生かします。50分に相手ゴール前で得たFKにセンターバックの中澤凜選手が頭で合わせて、自身今大会2点目でチームにリードをもたらしました。

柏も反撃に出ますが、前半にもビッグセーブを見せていた大宮GK岡村泰志選手が好守を披露。一番の見せ場は72分のPKの場面でした。柏の背番号10、加茂結斗選手のキックにしっかり反応し、弾いたボールを自らクリア。守護神の大仕事もあって1点を守り切った大宮が、2013年度以来3度目の決勝へと駒を進めました。

監督・選手コメント

森惠佑 監督(サガン鳥栖U-15)
イレギュラーが出て先制を許した後、修正できませんでした。去年は来られなかったので、誰も準決勝の雰囲気を知らなかったことも影響したかもしれません。でも、こうして西が丘に来られた成長力は、高く評価できると思っています。ここが彼らの完成形ではありませんし、勝負には何が大事かということを今日は身をもって感じたと思うので、それを次へのパワーとして生かしてほしいと思います。

林勘太 選手(鹿島アントラーズジュニアユース)
僕はサイドバックなので、得点よりもクロスにこだわってやっています。でも今日はボールがこぼれるかなと思って中に入り、イメージ通りにこぼれてきたので足を振り抜いたら決められました。勝つだけではなく無失点にこだわっていたので、準決勝の舞台でも快勝できて良かったです。僕は3年生なので、次の決勝が最後の試合です。悔いが残らないよう120パーセントの力を出して優勝したいです。

平山智規 監督(柏レイソルU-15)
今大会は強い相手との対戦が続きました。一人でできないところはみんなでカバーし、チーム力を出せました。2年生は来年、準決勝の壁を破ってくれたらと思いますし、3年生は足りない部分を高校生になってから埋めてほしいです。そうしてトップチームにつながってくれればいいと思うし、こういう思いをうまく昇華して、成長してくれたらとてもうれしいです。

岡村泰志 選手(大宮アルディージャU15)
PKの場面では、気持ちが強い方が勝つと言われていたので、止めてやるという気持ちで臨みました。ベンチに入れないメンバーの思いもしっかり胸に持って、何としてもゴールを決めさせないという気持ちが、クリーンシートにつながりました。でも、まだまだ課題は多くあります。この試合でも、なかなか複数得点できないという課題を確認できました。決勝では、その課題も克服して優勝したいと思います。

大会期間:2023年12月16日(土)~12月27日(水)
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