高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2022は、4月23日(土)と24日(日)に第4節を開催します。

EAST

EASTで唯一の開幕3連勝を達成した青森山田高校（青森）。前節は大宮アルディージャU18（埼玉）と対戦し、31分のDF渡邊来依選手（#2）のゴールを最後まで守り抜き、勝ち点3を手にしました。依然として大差を付ける快勝はないものの、開幕から3試合連続で無失点に抑えている堅守で白星を重ねています。今節対戦するJFAアカデミー福島U-18（静岡）も状態は上向きです。開幕戦で4-1、第2節は1-2のスコアで連敗スタートとなりましたが、前節は川崎フロンターレU-18（神奈川）を相手に1-1で今季初の勝ち点を挙げました。32分に先制点を挙げてから10分後に追い付かれたため、試合運びで改善が見られれば勝機も見出だせるでしょう。

流通経済大学付属柏高校（千葉）は柏レイソルU-18（千葉）との柏ダービーに臨みます。流経大柏は開幕から2試合目となる前節の横浜F・マリノスユース（神奈川）戦で初勝利。2-2で迎えた後半アディショナルタイムにDF橿本心選手（#6）が劇的な決勝ゴールを挙げています。一方の柏は新型コロナウイルスの影響により、消化した試合はわずかに1試合となっています。横浜FCユース（神奈川）と対戦した第2節では1-3で敗れており、試合と勝利に飢えた選手たちが激しい戦いを見せてくれることでしょう。

2勝1分けで2位に付ける川崎フロンターレU-18（神奈川）は、3位の横浜FMとの上位対決を迎えます。プレミア初参戦の川崎Fは前節のAC福島戦で開幕連勝が2でストップ。しかしながらその実力は実証済みと言えるでしょう。一方の横浜FMはリーグ最多の12得点を挙げています。得点ランキングで1位のFW内野航太郎選手（#9）を中心に川崎Fゴールを脅かすでしょう。神奈川ダービーの勝負の行方にぜひご注目ください。

その他、横浜FCとFC東京U-18（東京）のＪクラブ対決や、桐生第一高校（群馬）と市立船橋高校（千葉）の高体連対決、前橋育英高校（群馬）と大宮の対戦が予定されています。

WEST

WESTも注目試合が目白押しです。まずは静岡学園高校（静岡）と清水エスパルスユース（静岡）の一戦。プレミアリーグ初参入ながら開幕3連勝を達成した静岡学園。3試合連続で複数得点を奪っている攻撃陣がチームをけん引しています。特にMF寺裏剣選手（#11）を中心とした左サイドの攻撃は破壊力抜群で、今節もゴールが期待できそうです。一方、開幕2連敗と苦しい立ち上がりとなった清水は、前節の履正社高校（大阪）戦で今季初勝利。一時は3点差を追い付かれたものの、5-4で点の取り合いを制したことは自信につながるはずです。ここから一気に巻き返しを図れるでしょうか。

ここまで2勝1敗で3位のサガン鳥栖U-18（佐賀）は、6位のヴィッセル神戸U-18（兵庫）と対戦します。ここまでの鳥栖の結果は、3-0、0-2、3-0と波がある印象です。初の連勝を達成して勢いに乗りたいところでしょう。一方の神戸は開幕戦のガンバ大阪ユース（大阪）戦を4-0で勝利し、好スタートを切ったかに思われましたが、そこから2連敗を喫しています。前節のセレッソ大阪（大阪）戦では5失点と、連敗脱出には守備陣の奮闘が不可欠になりそうです。

履正社高校（大阪）は名古屋グランパスU-18（愛知）をホームに迎えます。ホーム開幕戦となった第2節のサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）戦では2-1で今季初勝利を挙げています。前節のアウェイでの清水戦も勝ち点まであと一歩に迫っていただけに、ホームで再び歓喜の瞬間を迎えたいところでしょう。名古屋は前節、開幕3連勝を懸けてジュビロ磐田U-18（静岡）との試合に臨みましたが、逆転負けを喫してしまいました。互いに後半アディショナルタイムに苦汁をなめたチーム同士の一戦とあり、試合終了のホイッスルが鳴るまで熱い戦いを繰り広げてくれることでしょう。

その他にも大津高校（熊本）と広島、東福岡高校（福岡）とC大阪が対戦します。なお、磐田とG大阪の試合は延期となっています。

大会期間：2022年4月2日(土)～2022年12月4日(日)

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