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JFAプレミアカップ2016 5月3日に開幕
2016年04月22日
全国のU-15(15歳以下)年代の強豪が一堂に会する「JFAプレミアカップ2016」が5月3日(火・祝)にJ-GREEN堺(大阪府)で開幕します。3日間にわたって開催する本大会には、全国各地の12チームが出場。4チームずつ3グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループ首位1チームと、グループ2位のうち成績上位となった1チームの計4チームが決勝ラウンドに進出。決勝ラウンドではノックアウト方式で順位を決します。今大会の開幕を控え、ここでは前回大会をプレーバックします。
JFAプレミアカップ2015では、コンサドーレ札幌U-15(北海道)、長岡ジュニアユースFC(北信越/新潟)、京都サンガF.C. U-15(関西/京都)、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(中国/広島)が1次ラウンドを突破しました。準決勝第1試合では、札幌が長岡に2-0で勝利。第2試合は京都が延長にもつれ込む広島との接戦を2-1で制して、決勝に駒を進めました。
札幌と京都による決勝は、序盤から両チームが攻撃姿勢を押し出します。札幌は、中盤の福田心之助選手や中村友哉選手を中心に試合を組み立て、サイドから突破を仕掛けていきます。一方の京都も札幌の攻撃を防ぎ、徐々に攻勢を強めていきます。すると16分、試合が動きます。福岡慎平選手のFKを江川慶城選手がヘディングで合わせ、押され気味だった京都が先制に成功。少ないチャンスをものにしたことで肩の力が抜け、京都の選手たちはこの後、伸び伸びとプレーし始めました。
後半、京都は前がかりになった札幌守備陣の背後のスペースを突き、再三チャンスを演出。35分、41分と服部航平選手が続けざまにゴールを奪い、リードを3点に広げます。なおも攻撃の手を緩めない京都は、ここから3点を加えて、6-0の快勝劇で決勝を締めくくりました。京都の岸本浩右監督が「選手たちは精神的にタフだった。メンタルの充実が優勝につながった」も語る通り、連戦をものともしない力強いチームが頂点に立ちました。
大会終了後、京都は世界各国の強豪チームが集結する「マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ2015」に出場。イングランドで行われた同大会では20チーム中15位に終わり、上位進出はなりませんでしたが、フェアプレー賞を受賞するなど、リスペクト精神にあふれる戦いぶりが評価されました。
JFA プレミアカップ2016
2016年5月3日(火・祝)〜2016年5月5日(木・祝)
J-GREEN堺(大阪府)
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