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東京と必勝の広島は本拠で、G大阪と浦和はアウェイで ~ACLグループステージ第3週~

2016年03月14日

東京と必勝の広島は本拠で、G大阪と浦和はアウェイで ~ACLグループステージ第3週~

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2016は3月15、16日にグループステージ第3週を迎え、日本から出場しているFC東京とサンフレッチェ広島がホームで、ガンバ大阪と浦和レッズがアウェイでの戦いに臨みます。

FC東京が15日にホームで対戦するのは江蘇蘇寧(中国)。昨年の中国FAカップに優勝して、名称変更前の江蘇舜天として出場した2013年以来2度目のACL参戦です。

今シーズン前にはチェルシーからMFラミレス選手、シャフタール・ドネツクからMFアレックス・テイシェイラ選手を獲得して注目を集め、元代表FWジョー選手と共に強力なブラジルトリオを編成。東京戦はラミレス選手が前節の退場処分で出場停止ですが、テイシェイラ選手は国内リーグ2戦連続得点中で要注意です。

東京は初戦を韓国で全北現代に敗れたものの、ホームでの第2戦でビン・ズオンに3-1の勝利を挙げると、それ以降はJ1リーグを含めて3連勝中。11日のヴィッセル神戸戦では後半相手にシュートを1本も打たせないプレーで、城福浩監督も「90分通して隙を作らない守備ができた」と手応えを感じている様子です。また、ここまで阿部拓馬選手と前田遼一選手のFW陣が得点を重ねているのも好材料です。

江蘇は1勝1分けの勝ち点4で現在グループE首位ですが、全北現代と勝ち点3で並びながら直接対決の成績で3位に位置する東京は江蘇を抑えて、グループステージ突破の2位以内へ順位アップを狙います。

勝ちがほしい広島

16日にタイリーグ王者のブリーラム・ユナイテッドを迎える広島はここまで2連敗で、連勝でグループF首位を走るFCソウル(韓国)と得失点差で2位の山東魯能(中国)に勝ち点差6の遅れをとっています。ノックアウトステージ進出への望みをつなぐには勝利が必要です。

2012年大会以来5年連続でACLに参戦のブリーラムは、セレッソ大阪や横浜FCでプレーしたFWカイオ選手を獲得し、今月始まった国内リーグでは2勝1分けで上位につけています。しかし、ACLでは初戦でFCソウルに0-6と躓くと、第2戦の山東戦も0-3で落とし、失点が目立ち、未だ無得点です。

初戦前半に負傷退場した攻撃の主力FWジオゴ選手の不在が響いているようで、さらに、広島戦にはベネズエラ代表歴のあるDFアンドレス・トゥネス選手が前節の退場処分で出場できません。しかし、後がないブリーラムも必勝態勢で来ることは必至で、昨年のグループステージではG大阪がホームで引き分けに持ち込まれており、油断できません。

広島はACLを含めて3連敗の後に、J1リーグでは2戦連続2引き分けと、徐々に復調の兆しを見せています。今季加入のFWピーター・ウタカ選手をはじめ、ゴール前で得点機を数多く作っているだけに、フィニッシュの精度次第で勝利を手繰り寄せることができそうです。森保監督も「そこの質を上げて決められるようにしたい」と話しています。

G大阪は上海で

G大阪は15日に中国で上海上港と対戦します。上海上港は2005年設立の新興チームですが、12年にスーパーリーグへ昇格すると3季目の昨季はかつてイングランド代表を率いたスベンゴラン・エリクソン氏を監督に招聘。すると、優勝した広州恒大に勝ち点差2に迫る快進撃で2位に入り、ACLプレーオフ出場権を獲得。ムアントン・ユナイテッド(タイ)に勝って初めての本戦参戦です。

今季は広州恒大で活躍したFWエウケソン選手を獲得。ガーナ代表FWアサモア・ギャン選手やアルゼンチン出身MFダリオ・コンカ選手らとともに攻撃力アップが期待されており、中国代表MFウー・レイ選手はACL2連戦で2得点中です。

チームは国内リーグでも2連勝中でACLでは1勝1敗でグループG 2位。首位のメルボルン・ヴィクトリー(オーストラリア)に勝ち点1差で、2分けのG大阪に勝ち点1差でリードしています。

G大阪は第2戦でメルボルン・ビクトリーに引き分けて以降、J1リーグでは2連勝中で3戦負けなしと調子は上向いています。長谷川健太監督も11日の大宮戦(2-1勝利)後に、「こういう時期に切り替えの非常に早い、アグレッシブなサッカーがやれたのは大きな収穫」と手応えを口にしています。今回、アウェイの上海で厳しい戦いが予想されますが、粘り強い守備と切り替えの早さを活かしたプレーが重要になりそうです。

浦和は広州恒大と

グループHの浦和は、昨年の大会覇者で中国スーパーリーグ5連覇中の広州恒大と敵地での対戦です。浦和は1勝1敗勝ち点3で首位の浦項スティーラーズ(韓国)を勝ち点1差に迫る好位置につけており、広州恒大とは2013年のグループステージで対戦して1勝1敗でした。

広州恒大は今年2月、アトレティコ・マドリードからコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス選手を獲得。さらに、ブラジル代表MFパウリーニョ選手、元ブラジル代表FWリカルド・グラル選手、中国代表MFジェン・ジー選手ら昨季活躍した顔ぶれも健在です。しかし成績は今一つで、国内リーグでも1勝1敗で中位。ACLではホームでの初戦で浦項に0-0で引き分け、アウェイでの第2戦でシドニーFCに1-2で敗れて、勝ち星がないまま勝ち点1でグループ最下位に位置しています。グループステージ突破の可能性を繋ぐために、今回、必勝態勢で臨んでくることは明らかです。

浦和にとっては、主導権を握る展開で勝利した週末のJ1リーグのアビスパ福岡戦とは全く違う展開になると予想されるため、頭とプレーの切り替えがポイントになります。DF永田充選手が累積警告で出場できませんが、日本代表DF槙野智章選手やDF遠藤航選手、MF阿部勇樹選手らを中心にしっかりした守備で対抗し、ACLを含めて6戦3得点と好調なFW興梠慎三選手のフィニッシュに期待したいところです。

AFCチャンピオンズリーグ2016

2016/1/27(水)〜2016/11/26(土)

日程K.O.対戦カード会場
3/15 19:30 FC東京 vs 江蘇蘇寧
(中国)
東京スタジアム
3/15 19:30 上海上港
(中国)
vs ガンバ大阪 上海体育場
3/16 19:00 サンフレッチェ広島 vs ブリーラム・ユナイテッド
(タイ)
広島広域公園陸上競技場
3/16 19:30 広州恒大
(中国)
vs 浦和レッズ 広州天河体育中心

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