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準決勝進出の4チームが決定 JFA 第29回全日本U-18 女子サッカー選手権大会
2026年01月05日

JFA 第29回全日本U-18 女子サッカー選手権大会の準々決勝が1月4日(日)にJ-GREEN堺(大阪府堺市)で行われ、準決勝に進む4チームが決まりました。
ピックアップマッチ1
日テレ・東京ヴェルディメニーナ 2-0(前半2-0、後半0-0)RB大宮アルディージャWOMEN U18
関東勢対決となった日テレ・東京ヴェルディメニーナ(関東1/東京)とRB大宮アルディージャWOMEN U18(関東2/埼玉)の一戦は、個人技で勝るメニーナが序盤からリズミカルにパスを回し、右サイドに大きく開いた式田和選手の突破力も生かしながら攻め込んでいきます。
迎えた10分、伊藤風葵選手が右サイドのゴールライン際まで切り込んでクロスを上げると、相手GKが処理し切れずにゴールを割り、メニーナに先制点が生まれます。
伊藤選手は34分にも左サイドからのパスを受けてドリブルシュートを決めます。「相手の守備が堅くてなかなか点が取れなかった中で、いい時間にもう1点取れて良かった」という背番号10の活躍により、メニーナの2点リードで前半を折り返します。
前半はほとんど決定機をつくれなかった大宮Wは、「2点リードされていたので、前から行くしかない、ということで勢いを持って入った」(茂木未宙選手)と後半立ち上がりに攻勢をかけ、茂木選手が果敢にシュートを放つ場面もつくります。
しかし、その後は再びメニーナがゲームをコントロールします。「最後の質が足りなかった」(伊藤選手)ことで追加点こそ生まれませんでしたが、最後まで危なげない試合運びを見せたメニーナが準決勝進出を果たしました。

ピックアップマッチ2
INAC神戸レオンチーナ (前半1-1、後半1-1、PK4-5) 三菱重工浦和レッズレディースユース
INAC神戸レオンチーナ(関西1/兵庫)と三菱重工浦和レッズレディースユース(関東5/埼玉)の強豪対決は、序盤から動きます。7分、I神戸のGK宮地絢花選手が大きく蹴り出したボールが小島爽選手に渡り、小島選手はGKをかわしてゴールに流し込みます。
対する浦和Lもその2分後、増田彩衣里選手のクロスを収めた髙橋佑奈選手が丁寧に蹴り込み同点とします。その後はI神戸がセカンドボールを拾いながら攻め続け、浦和Lは防戦を強いられますが、同点のまま前半を折り返します。
後半開始早々の50分、I神戸は金月夏萌選手のフィードが岸田優花選手に通ります。岸田選手はドリブルで運び、GKとの1対1を冷静に制して勝ち越しゴールを奪います。
浦和Lは反撃を試みますが、I神戸の集中した守備の前にいい形をつくれません。しかし84分、髙久ももか選手のCKを青田望々選手が頭で押し込み、土壇場で同点に。浦和LはPK戦突入を想定してGKを「PKが得意」という熊澤果歩選手に代えてタイムアップを迎え、勝負はPK戦に委ねられます。

PK戦では5人目までにお互いが4人ずつ成功させ、サドンデスへ。そして神戸の6人目のキックを熊澤選手が片手でストップし、浦和Lが接戦を制しました。I神戸の谷奥優作監督は、「こういう選手たちと一緒にやれたのは幸せ」と語り、涙を流しながら引き上げる選手たちをねぎらいました。
監督・選手コメント
伊藤風葵 選手(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
数的優位な状況を生かしての攻撃を意識しました。先制点は、メニーナは中盤の選手が前に出てポケットを取りにいく狙いを持っていて、それがうまくいって、クロスがたまたま入りました。2点目はスペースがあったので、そこへのショートカウンターみたいな形で入っていきました。相手の守備が堅くてなかなか点が取れなかった中で、いい時間にもう1点取れて良かったです。ただ、ミスもあったので、もっとパフォーマンスを高めていきたいです。
茂木未宙 選手(RB大宮アルディージャWOMEN U18)
相手にボールを持たれるのは想定していたので、守備からのカウンターを狙う意識でやっていたのですが、前半は自分たちのミスで失点してしまい、スライドがうまくできずに相手に走らされたこともあって難しくなりました。後半は前から行くしかないということで勢いを持って入り、いい形をつくることができました。チーム立ち上げ3年目の今年は全国大会に出るという目標を掲げ、それは達成できたので、後輩たちには来年、もっと上を目指してほしいです。
谷奥優作 監督(INAC神戸レオンチーナ)
拮抗した試合になると予測していた中で、最後のCKからの失点がもったいなかったですし、前半の先制した後の失点が全体を左右したと思います。あのまま1-0で折り返していれば違う流れになったはずです。ただ、選手たちは今できることを100%やり切ってくれました。最後まで頑張ってくれて、素晴らしい選手たちだと思いますし、こういう選手たちと一緒にやれたのは幸せです。今の1、2年生はこの悔しさを糧に、来年やってくれると思います。
熊澤果歩 選手(三菱重工浦和レッズレディースユース)
PKが得意で、PK戦を想定して準備をしていたところ、後半終了間際に追いついてくれたので入りました。PKストップは、データはなかったのですが、相手の助走の入り方から跳ぶほうを決めて跳びました。残っていた手でなんとか弾くことができて「やった!」という感じでした。チームワークが本当に強いチームだとあらためて感じましたし、次の試合も簡単ではないと思いますけど、このチーム力を生かして、全員で優勝に向かって頑張っていきたいです。
大会期間:2026年1月3日(土)~1月10日(土)
会場:大阪/J-GREEN堺
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