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僅差のゲームを制した千葉LとAC福島がファイナルへ! 高円宮妃杯 JFA 第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会

2022年12月26日

僅差のゲームを制した千葉LとAC福島がファイナルへ! 高円宮妃杯 JFA 第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会

高円宮妃杯 JFA 第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会は12月25日(日)、準決勝2試合をAGFフィールドで行いました。

準決勝1

三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース 0-1(前半0-1、後半0-0) ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15

第1試合では、三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース(関東1/埼玉)とジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15(関東8/千葉)が対戦しました。浦和は序盤からボールを動かし続け、相手陣でプレーを展開しました。引かざるを得ず、苦しい時間が続いた千葉Lですが、29分、まさにワンチャンスをものにしました。DFの徳江はる選手がドリブルでスペースへと入り込み、スルーパス。抜け出した根津里莉日選手が懸命に足を伸ばしてシュートを放つと、ボールはゴールに吸い込まれました。千葉Lが前半唯一のシュートで先制点を奪いました。

1点を追う展開になった浦和は、後半も攻める姿勢を強く打ち出しました。67分には2枚替えなど、フレッシュな選手も投入。ロングシュートも狙うなど、果敢にゴールを目指しました。一方の千葉も負傷したGKも含めて5つの交代枠を使い切り、必死に勝利をつかみ取りにいきました。終了間際に浦和の辻あみる選手が抜け出しシュートを放ちますが、交代出場していたGK瓜生芽選手が果敢な飛び出しでセーブ。千葉Lが1点差を守り切り、第21回大会以来の決勝へと駒を進めました。

準決勝2

大宮アルディージャVENTUS U15 0-0(前半0-0、後半0-0、PK2-3) JFAアカデミー福島

第2試合では、大宮アルディージャVENTUS U15(関東9/埼玉)とJFAアカデミー福島(東海2/静岡)が対戦しました。主導権を握ったのはAC福島でした。サイドアタック、ドリブル突破と、積極的に相手ゴールを目指してプレーを展開します。開始15分の原ひばり選手の惜しい一撃もありましたが、クロスボールがあと少しで合わないなど、シュートは決して多くはありませんでした。

大宮Vは前半、シュートを打つことはできませんでした。それでもスピードがあるセンターバックの長谷川和花選手が巧みにカバーリングし、コンビを組む佐々木絵菜選手が相手FWをマンマーク気味に監視。渡辺夕那選手が中盤を広くカバーし、前線の選手もプレスを掛けようとするなど、大宮Vは足を止めませんでした。

後半に入っても試合の流れは変わらず、AC福島は最終ラインの裏への斜めの走り込みなど多彩にゴールを目指しますが、大宮Vも懸命に守り、むしろ少ないチャンスで得た後半のCKの数はAC福島を上回りました。それでもスコアは動くことなく、PK戦へと突入。共にGKがセーブするなど緊迫の展開となりましたが、最後はAC福島が3年連続の決勝進出を果たしました。

監督・選手コメント

百武江梨 監督(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)
リーグ戦で何度も対戦してきた相手なので、お互いにやりやすさもやりにくさもあったと思います。得点チャンスも十分にありましたが、決めるべきところで決め切れませんでした。優勝を目指していましたし、今日は結果につながらず悔しい気持ちがありますが、この1年間、苦しい試合を乗り越えてきた選手たちを誇りに思います。これが最後ではなく、むしろこれからの方がより大事になります。この悔しい思いを成長につなげてくれればいいと思います。

FW #29 根津里莉日 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
押されることは分かっていましたが、気持ちだけは負けないようにと思って試合に入りました。FWとして前に残ってスペースを確保するという役目があり、守備を助けたくなる気持ちもありましたが、絶対に守ってくれると仲間を信じて、下がらないようにしていました。ゴールのシーンでは、良いタイミングで抜け出せて、触れば入るはずだと思ってシュートを打ちました。優勝を目指しつつ、一人一人が成長できる楽しい大会にしようと思って臨んで、団結力があったからこそここまで来られたと思います。決勝でも、絶対に気持ちで負けず、走る・戦うをモットーに勝ちたいと思います。

小林凜 監督(大宮アルディージャVENTUS U15)
この全国大会では、関東に帰ってきて試合をするという目標を達成できました。少しでもこのチームで長く試合をして、次の景色が見られたらいいねという話をしてこのゲームに入りました。意図的に前向きに奪う守備など、1年間の積み重ねが出るシーンが多くありました。たくさん成長したことを、選手たちも感じていると思います。努力が報われてここまで来られましたし、一歩届かなかった経験も次の成長につながると思います。本当に良い大会になりました。

GK #18 福田真央 選手(JFAアカデミー福島)
PKは、すごくたくさん練習してきました。アカデミーの高校生とも練習させていただいて、自信が付いていました。試合中はきつい時間帯も多かったのですが、DFが止めてくれて助かりました。去年は決勝で負けてしまったので、王座奪還という目標を胸に頑張ってきました。今回の決勝では練習してきたことを出して、たくさんチャレンジできる試合にしたいです。

大会期間:2022年12月10日(土)~2022年12月27日(火)

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