JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > JFA 第22回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップ TOP > 最新ニュース一覧 > ノジマ、I神戸などベスト4が出そろう JFA 第22回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップ
トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
国内競技会開催事業

ニュース

ノジマ、I神戸などベスト4が出そろう JFA 第22回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップ

トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
国内競技会開催事業

2019年01月05日

ノジマ、I神戸などベスト4が出そろう JFA 第22回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップ

JFA 第22回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップは1月4日(金)、大阪府堺市のJ-GREEN堺で2回戦の4試合が行われました。

ピックアップマッチ1

ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ 1-1(前半1-1、後半0-0、PK4-2)スフィーダ世田谷FCユース

ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ(関東4/神奈川)とスフィーダ世田谷FCユース(関東3/東京)による関東勢同士での対戦は、試合開始から間もない9分に動きました。スフィーダのDFブラフ シャーン選手が蹴ったCKをMF浦部美月選手がヘディングでゴールに押し込み、先制しました。しかし、18分、ノジマのDF三秋祥子選手が意表を突いたロングシュートを放ちます。ボールはGKの頭上を越えてゴールネットを揺らし、同点に追いつきました。

ゲームの主導権を握るノジマは、その後も多くチャンスをつくりながらもゴールにつなげることができません。試合後にノジマの野田朱美監督が「私たちがシュートを入れられなかったのではなく、スフィーダの選手たちが入れさせなかった。素晴らしかった」と讃えたように、スフィーダは身体を張った守備でステラの得点を許しませんでした。80分で決着がつかず、試合はPK戦にもつれ込みました。

PK戦では、ノジマのGK高橋杏奈選手が4本目を見事ストップ。スフィーダは1本目もポストに阻まれていたため、4本目の結果により、ノジマのPK勝ちが決まりました。ノジマは、初出場の今大会で4強入りを果たし、準決勝では同じく関東勢の日テレ・メニーナ(関東1/東京)と対戦します。

ピックアップマッチ2

ちふれASエルフェン埼玉マリ 0-3(前半0-2、後半0-1)INAC神戸レオンチーナ

ちふれASエルフェン埼玉マリ(関東2/埼玉)とINAC神戸レオンチーナ(関西2/兵庫)の一戦で先にペースをつかんだのは、I神戸でした。10分にFW山崎愛海選手が先制点を奪うと、16分にはペナルティーエリア内でのファウルを誘い、PKを獲得。このPKをDF原海七選手がしっかりと決め、序盤から2点リードとしました。

対するちふれは、早い時間に失点したものの、次第に本来のペースを取り戻し始めます。ちふれの大須賀まき監督が「全くシュートを打てていないわけではなかったので、しっかりシュートで終えようと声を掛けた」というように、選手たちはパスをつなげて前へ運び、積極的にシュートで終える流れをつくりました。

後半に入っても、激しい球際の攻防から、両チーム共にゴール前まで運べず拮抗した時間が続きました。しかし、I神戸の谷口博志監督がこの一年を通じて「少ないチャンスでもしっかりゴールを決める」という伝え続けてきたことを選手たちが体現し、78分には再び山崎選手が右足を振り抜いてゴールネットに突き刺し、I神戸が勝利。I神戸が初めてのベスト4入りを決めました。準決勝はセレッソ大阪堺ガールズ(関西1/大阪)と、関西勢同士の対戦となります。

監督・選手コメント

三秋祥子 選手(ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ)
相手のGKが少し小柄だということも意識していたので、自分がフリーになった時に思い切ってロングシュートを打ってみました。ゴールに入る確率を考えて、シュートよりも相手の裏やギャップを狙ったボールを選択することが多いので、実際にロングシュートが入ったのは久々でした。チームメイトは、これまでの練習ではお互いに切磋琢磨してきたライバルですが、試合になれば仲間として一つになれていると感じています。2回戦は80分で勝敗を決めることができなかったので、修正点はたくさんあります。ミーティングでしっかりと話をし、準決勝と最終日に向けて準備をし、勝利したいです。

山田岳暁 監督(スフィーダ世田谷FCユース)
フィジカルの強い選手が多かったので、一年間かけて戦術的に生かせるよう積み重ねてきました。全国大会の舞台だからこそいつも通りに準備をし、いつも通りやれるよう、試合の入りだけは気をつけていこうと話をしました。噛み合わせの悪い相手なので、劣勢になることは想定していましたが、もう少し自分たちの攻撃を出せれば良かったなと感じています。選手たちは最後まで粘り強く辛抱し、冷静に対応できていました。選手たちを信じて戦った結果なので、この結果を受け止めたいと思います。

大須賀まき 監督(ちふれASエルフェン埼玉マリ)
自分たちがやってきたことを信じて出そうということで、この試合に臨みました。試合を終えて振り返ると、4強に入るためには局面局面でもっと正確で精度の高いプレーができなければならないことを感じさせられました。今日は結果につなげることはかないませんでしたが、通用したプレーもありましたし、これまでチームとしてみんなで積み重ねてきたものが間違っていたとは思いません。選手たちは、自分たちの持っているものを全て出そうと本当に懸命に戦ってくれました。

谷口博志 監督(INAC神戸レオンチーナ)
守備の時間が長くなることは想定していましたが、苦しい時間帯に相手の勢いにのまれ、せっかく取れたボールを簡単に失うシーンも見受けられたので、そこは課題だと感じました。準決勝で対戦するC大阪堺は、同じ関西なのでよく試合もさせてもらっています。去年のチャレンジリーグの入れ替え戦でも負けてしまって昇格できなかったというところがありますし、監督も同じチームでやっていたというご縁もありますので、非常に楽しみにしています。チャレンジャーの気持ちで自分たちができることを精一杯出し、しっかり戦いたいと思います。

2回戦ハイライト

 

大会期間:2019年1月3日(木)~2019年1月7日(月)
大会会場:J-GREEN 堺(大阪府堺市)

大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー