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第39回全日本少年サッカー大会 決勝大会
第39回全日本少年サッカー大会 決勝大会
2015/12/26(土)〜2015/12/29(火)

東京

逆転で三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアが2年ぶり2回目の優勝

三菱養和SC巣鴨ジュニア 3-1(前半0-1)東京ヴェルディJr

800を超えるチームが加盟する東京都。予選を勝ち抜いた94チームが参加して約1ヶ月にわたる東京都中央大会を勝ち上がったのは、三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアと東京ヴェルディジュニアの2チームでした。

小雨がぱらつくものの絶好のピッチコンディションのもと、三菱養和SC巣鴨のキックオフで試合開始。立ち上がりは早いテンポでボールをつなぐ東京ヴェルディジュニアがやや優勢に試合を進めました。前半8分、ペナルティエリア内右側に進入した5番尾又選手が右足を振り抜き鮮やかにゴールを決め、ヴェルディが先制。その後も、ヴェルディがボールを保持して主導権を握り続け、再三、三菱養和SC巣鴨ゴールを脅かします。しかし三菱養和SC巣鴨GK長田選手がファインセーブでゴールを死守します。養和SC巣鴨は9番篠原選手のスピードを生かした突破から時折チャンスを作りますが、ゴールを割れず1ー0でヴェルディがリードして前半を折り返します。

後半は東京ヴェルディジュニアのキックオフで試合開始。直後の1分、右サイドからのクロスを後半交代出場した三菱養和SC巣鴨の10番磯選手が落ち着いてゴールに蹴り込み、同点に追い付きます。さらに2分、10番磯選手が蹴った左からのコーナキックがヴェルディGKのファンブルを誘い、養和SC巣鴨が追加点を挙げます。その後はヴェルディジュニアがボールを保持して試合を優位に進め、9番瀬川選手を中心に何度も三菱養和SC巣鴨ゴールを脅かします。12分にはヴェルディの守備の要、4番の原選手がオーバーラップからロングシュートを放ちますが、惜しくもクロスバーを直撃。三菱養和SC巣鴨が1点リードしたまま迎えた後半18分、ヴェルディDFからボールを奪った三菱養和SC巣鴨11番小林選手が9番篠原選手へとつなぎ、篠原選手が冷静に追加点を決めます。

試合はこのまま3-1で三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアが勝利を収め、見事800を超えるチームの頂点に輝きました。

優勝した三菱養和巣鴨の中谷凪沙キャプテン(11)は「逆転での優勝は最高。全国でもねばり強く優勝を狙いたい」と大喜び。大槻邦雄監督(36)は「速さも体格も相手が上手だったが、泥臭く戦って勝てた。優勝したばかりだが、2年前の初優勝より、次に向けた気持ちの切り替えができている」と全国大会への意気込みを語りました。

監督・選手コメント

大槻邦雄監督(三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア)
結果だけに偏らず、将来につながるようなチーム作りを目指しています。チームのモットーは「明るく、楽しく、泥臭く」。全国では、前回の16強を上回る結果を残したいと思いますが、まずは三菱養和巣鴨らしく、一戦一戦を積み上げていくような試合がしたいです。2年前に全国大会を経験し、宿泊を伴う中での戦いが子どもたちにとって難しいということがよくわかりました。サッカーだけでないたくましさも必要で、「三菱はこんなチーム作りをしているのか」と、全国のジュニア年代のお手本になるようなプレーや行動を心がけていきたいです。
今大会の勝因は、気持ちを切らさずに一生懸命プレーしたこと。スピードもフィジカルも相手が一枚上手でしたが、泥臭く戦えたことで勝つことができました。優勝したばかりですが、2年前の初優勝より冷静で、次に向けた気持ちの切り替えができています。全国で何ができるのか、ということを考え始めています。
今年から始まったリーグ戦の影響は大きいです。リーグ戦を1年間戦ってきたことで、指導者間の情報交換が活発になり、これが非常に良い効果をもたらしてくれました。緊張感のある試合が増えたことで選手のプレーの質も向上しましたし、多くの指導者の目で子どもたちを見ることができました。

中谷凪沙選手(三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア)
順位決定戦も逆転でしたし、逆転での優勝は最高です。全国でもねばり強く優勝を狙いたいです。元気が良くて仲が良いところが特徴。チーム一丸となって全国優勝を目指します。チームのプレーの特徴は、FWが収めてサイドが飛び出すスタイル。セットプレーも強みで、個人技やスピードのある選手も多いです。ベンチも声が出ますし、都大会みたいに、粘って粘って勝つ試合をしたいです。

優勝 三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア
準優勝 東京ヴェルディJr
3位 / 4位 JACPA東京FC / 三菱養和SC調布Jr

  • 準優勝:東京ヴェルディJr

  • 3位:JACPA東京FC

  • 4位:三菱養和SC調布Jr

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