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川崎Fが高知を破り準々決勝へ 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

2023年08月03日

川崎Fが高知を破り準々決勝へ 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会は8月2日(水)、各地でラウンド16が行われ、準々決勝に進出する8チームが決定しました。

ピックアップマッチ

川崎フロンターレ 1-0(前半0-0、後半1-0)高知ユナイテッドSC

高知県立春野総合運動公園陸上競技場では、川崎フロンターレ(J1)と高知ユナイテッドSC(高知県代表)が対戦しました。ここまでJ1の2チームを破っている高知は、試合開始早々は前線からプレスをかける姿勢を見せていましたが、徐々に川崎Fに自陣に押し込まれるようになりました。

しかし、捕まえるべき相手をしっかり捕捉し、引っ張られ過ぎることなくスペースを与えない集中力の高い守備で、チャンスを作らせません。攻撃ではカウンターから決定機をつくる場面も。詰めていた2人は押し込めなかったものの18分には川崎Fゴール前を横断する惜しいクロスボール、27分には小林心選手がスルーパスに抜け出してと、ビッグチャンスを作りました。

川崎Fは35分に、右サイドバックの山根視来選手が逆サイド奥深くへ飛び出し、小林悠選手のヘディングを導くクロスボールを送りましたが、なかなかチャンスを作れないまま前半を終えました。

後半に入っても図式は変わらず、59分には高知にビッグプレーが生まれました。交代出場していた東家聡樹選手が中盤でボールを拾うとドリブルで持ち上がり、ワンツーパスからシュート。これはGKにわずかに触れられ、こぼれ球に小林心選手が詰めたものの、シュートは相手DFの懸命のクリアに防がれました。

互いに交代カードを切りながら迎えた80分、ついに試合が動きました。ふとした相手のミスで川崎がCKを得ると、最後は交代で入ったばかりの佐々木旭選手がゴールネットを揺らしました。これを決勝点として、川崎Fが8強へと駒を進めました。

監督・選手コメント

鬼木達 監督(川崎フロンターレ)
どちらに転んでもおかしくないエキサイティングなゲームになったと思います。早い時間に先制して主導権を握りたいと思いつつ苦労しましたが、それでも後半も焦れずにやり続けてくれました。得点はCKからでしたが、深く攻め入っていくことでセットプレーも増えるとずっと話していたので、良い狙いの中で決めてくれたと思います。天皇杯は難しい大会だと自覚していますし、選手はタイトルへの思いを汲んで集中して戦ってくれたと思います。

小林悠 選手(川崎フロンターレ)
相手がしっかり守備ブロックを敷いていたので難しい試合になると思っていましたが、しっかり勝てて良かったです。僕自身としては惜しいシュートもありましたが、クロスが入ってきたときには照明が目に入って、何も見えていませんでした。今は少しずつ出場時間を延ばしたり、試合勘を戻す段階なので、良い流れだと思います。リーグ戦はまた別物ですが、次の試合を迎えるにあたって試合後の雰囲気も良かったし、勝つことが大事だなと感じられる試合でした。

吉本岳史 監督(高知ユナイテッドSC)
守備の時間が長くなると想定していた中で、数度のチャンスを仕留めて相手を焦らせたいという狙いがありました。選手はよくやってくれたと思いますし、J1と天皇杯で優勝しているチームの質を肌で感じて良い勉強になったので、リーグ戦につなげたいと思います。今大会のJ1相手の3試合では、守りとカウンターは狙い通りにできました。ただ、Jリーグを目指すチームとしては、いかに有利な状況をつくるかを考えていかなければいけないので、そういう部分はフロンターレさんを見習いながら成長しなければいけないと思いました。

横竹翔 選手(高知ユナイテッドSC)
本当に悔しいです。ボールを持たれて苦しい時間帯も多くありましたが、相手を誘導したり、入ってきたら誰が捕まえるなど、チームとしての約束事ははっきりしていました。うまくしのいでチャンスもつくれていたので、CKでの失点は悔しいですね。たくさんの方が観戦に来てくれて嬉しかったし、だからこそ勝利の喜びを分かち合いたいと思っていました。これを良いきっかけとして、リーグ戦でもたくさんの方が来てくれるような良いチームにしていきたいと思います。

【1回戦】5月20日(土)、21日(日)[予備日:5月22日(月)]
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)[予備日:7月19日(水)、26日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)[予備日:8月9日(水)]

【準々決勝】8月30日(水)[予備日:9月13日(水)]
【準決勝】10月8日(日)
【決勝】12月9日(土)

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