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ダイバーシティサッカー協会が「第2回ダイバーシティカップ in 関西」を開催

2019年08月06日

ダイバーシティサッカー協会が「第2回ダイバーシティカップ in 関西」を開催

JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「障がい者サッカー」「社会課題への取り組み」の賛同パートナーであるダイバーシティサッカー協会(東京都新宿区)が、7月13日(土)にFUTMESSE天下茶屋にて「第2回ダイバーシティカップ in 関西」を開催しました。

本大会は、ホームレスの方や生活困窮者、ひきこもり経験者やLGBTの方、依存症支援団体の利用者など、社会から孤立しがちな方たちがフットサルを通じて緩やかにつながることを目的にした大会で、関西での開催は2回目となりました。
当日は、多様な背景をもった当事者とその支援者たちで構成されたチームが10チーム(約160名)集まり、熱戦を繰り広げました。参加目的に応じて2つのカテゴリーに分かれて行う「リーグ戦」や、所属チームから離れて新たに混成チームを作り様々なルールのサッカーを行う「ミックスゲーム」、それぞれの参加者が楽しめるように趣向を凝らした「アイスブレイク」など、チームメンバーまたはチームの垣根を越えて新しく知り合った方と気軽に交流し合えるプログラムを多く盛り込みました。
天気は雨でしたが、気温がそこまで上がらなかったこともあってか大きなけがもなく、一日を終えることができました。早くも次回大会の開催を求める声が寄せられており、こういった場を必要としている方が多くいることを実感しております。

担当者コメント

竹内 佑一 さん(事務局長)
勢いで実施した第1回目を終えてから、この第2回目を開催するまでには紆余曲折がありました。当日を迎えるまで、蓋を開けてみないとわからないことが多く、不安な気持ちもありましたが、当日は予想をはるかに超える数のボランティアの方々や、前回大会を経験し楽しみに来てくださった参加者の方々にお会いできて、開催してよかったと思えました。来年、より皆さんが楽しめる第3回目の大会を開けるように日々ぼちぼちやっていきます!

参加者コメント

Yさん(野武士大阪チーム)
「様々な人がスポーツを通じて交流する」という素晴らしさが、去年よりさらに際立ってました。当たり前のように挨拶が交わされたりするのは、去年知り合いになっているからやろうし、2回目だからこその雰囲気やったと思います。去年参加したチームの方が、覚えててくれてて、律義に挨拶してくれはったのが嬉しかったです。

Tさん(Hikimapチーム)
ひきこもる以前から苦手で縁遠かったチームスポーツでしたが、今回の大会では仲間から初めてキーパーを任されました。上手く決められてしまった場面となんとか止められた場面があって、前者ではフォローとアドバイスをもらい、後者ではナイスセーブと言葉をもらいました。失敗に不安を持たず、成功したことを喜べるのは、このダイバーシティカップの土壌とチームのおかげだと思います。

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