JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > グラスルーツ > 最新ニュース一覧 > 「JFAフットボールデー インクルーシブフットボールフェスタ神奈川2021」開催レポート

ニュース

「JFAフットボールデー インクルーシブフットボールフェスタ神奈川2021」開催レポート

2021年10月15日

「JFAフットボールデー インクルーシブフットボールフェスタ神奈川2021」開催レポート

神奈川県サッカー協会主催、日本障がい者サッカー連盟(JIFF)共催のオンラインイベント「JFAフットボールデー インクルーシブフットボールフェスタ神奈川2021」を10月9日(土)にオンラインで開催しました。障がいの有無に関わらず混ざり合える共生社会の実現に向け、7つの障がい者サッカーを知ってもらう機会をつくるとともに、誰もが家の中でも楽しめる機会をつくることを目的としており、神奈川県での開催は初めてとなります。

本イベントでは、神奈川県内の全Jリーグクラブと障がい者サッカーチームが初めて集結し、コラボレーションしました。コロナ禍でオンラインでの開催となりましたが、参加者・見学者をあわせて第1部は99名、第2部は117名に参加いただきました。

第1部は「障がい者サッカー説明会」を実施。7つの障がい者サッカーすべてのチームがある神奈川県ならではの取り組みとして、県内の障がい者サッカーチームが競技およびチームの紹介を行いました。競技や障がいの特性が伝わるよう工夫を凝らし、多様な方法で発表が行われました。プレゼンテーション資料や動画、紙芝居などを使ったり、選手の実演があったり、チームの選手やスタッフが自身の言葉で伝えてくれました。

第2部はみんなでカラダを動かす「まぜこぜサッカー」を実施しました。まずは神奈川県サッカー協会のコーチの音頭で、みんなでダンスを踊りウォーミングアップ。そのあとはJリーグクラブと障がい者サッカーチームがグループを組み協力して考案したアクティビティを5つ行いました。各グループのコーチや選手がお手本を見せると、オンラインの参加者も笑顔でチャレンジしていました。

本イベントは、2020年度にオンラインで開催した「9地域障がい者サッカー連携会議*」の神奈川県グループディスカッション(主に本イベント主催・共催・協力メンバーが参加)で「神奈川でインクルーシブフットボールフェスタを開催しよう」と話したことからはじまりました。企画段階から神奈川県サッカー協会、JIFF、神奈川県内のJリーグクラブ、障がい者サッカーチーム・団体が一緒に会議を行い、進めてきたことで、一丸となって神奈川県ならではのプログラムをつくり上げることができました。

*9地域障がい者サッカー連携会議=日本サッカー協会(JFA)とJIFFが協働して2019年度から開催している会議で、障がいの有無にかかわらず「誰もが、いつでも、どこでも」サッカーを楽しめる環境づくりを推進するため、地域における障がい者サッカー団体と47都道府県サッカー協会、Jクラブ、Jリーグ百年構想クラブによる協力体制を整備するもの。2020年度の実施報告はこちら

開催概要

イベント名

JFAフットボールデー インクルーシブフットボールフェスタ神奈川2021

日時

2021年10月9日(土) オンライン開催
第1部 障がい者サッカー説明会:13時00分~13時55分
第2部 まぜこぜサッカー:14時30分~15時30分

会場

オンライン会議ツールZoomを利用(手話通訳あり)
※配信会場:神奈川県⽴スポーツセンタースポーツアリーナ2(神奈川県藤沢市善行7丁⽬12)

主催

一般社団法人神奈川県サッカー協会(FAKJ)

共催

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)

協力

神奈川県内Jリーグクラブ:SC相模原、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、横浜FC、横浜F・マリノス、Y.S.C.C. 横浜(五十音順)
神奈川県内障がい者サッカークラブ・団体:アクティブスポーツ、エスペランサ、FCアウボラーダ、FC PORT、神奈川県知的障がい者サッカー連盟、神奈川県デフフットボールクラブ(KDFC)、神奈川県電動車椅子サッカー協会、湘南イーグルス、TSA FC、buen cambio yokohama、横浜F・マリノス フトゥーロ、Yokohama Crackers ほか(五十音順)

後援

公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本プロサッカーリーグ、神奈川県、藤沢市、一般社団法人神奈川県障がい者スポーツ協会

協賛

株式会社ツクイホールディングス、株式会社ハイテック・システムズ、株式会社フォンテーン、明治安田生命保険相互会社 神奈川本部、株式会社CTC物流、東京海上日動火災保険株式会社、サカタのタネ グリーンサービス株式会社、株式会社ワイドアルミ

支援団体

日本財団HEROs

JIFF 北澤豪会長コメント

北澤豪 会長(日本障がい者サッカー連盟)
神奈川県にはJリーグクラブが多いですし、コラボした障がい者サッカーチーム数も多い点はインパクトがあり、スポーツをする環境が整っていると感じます。チーム数が多い分、いろいろなことを整え、考えていくことがあるからこそ、今回神奈川県サッカー協会が中心となって開催にたどり着いたのだと思います。
今回、Jリーグクラブと障がい者サッカーチームがコラボしてアクティビティを実施してくれました。そういったことを見たり実際にやったりすることで壁を感じず、サッカーという括りで「一緒にできる」という変化が自分の中にもありました。おそらく参加者の皆さんも今まであった壁がなくなったのではないかと思いますし、なにか取り組んでいくきっかけにもなるのではないかと思います。

参加者コメント

・障害者、健常者共に楽しめる企画で良かったです。
・それぞれのアクティビティの内容が違うことや、ボールを使ったりタオルを使ったり難易度が違っていたので面白かったです!
・グループに分かれてのアクティビティは、それぞれの競技の特徴を活かして、楽しむことができました。Jリーグとのコラボアクティビティ、とても楽しい時間をありがとうございました。
・子供が楽しそうに踊ったり、遊んだりしていました。色々勉強にもなりました。ありがとうございました。
・あっという間の1時間でした。オンラインは自宅から気軽に参加でき良かったです。今後リアルのイベントもぜひ参加したいです。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー