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フットサル日本代表 パラグアイ代表戦に向けて最終調整

2021年09月20日

フットサル日本代表 パラグアイ代表戦に向けて最終調整

FIFAフットサルワールドカップリトアニア2021のグループステージ第3戦パラグアイ戦を翌日に控えたフットサル日本代表は19日(日)、試合会場となるヴィリニュスアリーナにて公式練習を行い、ノックアウトステージ進出をかけた準備を終えました。

大会は開幕から8日目を迎え、6グループ中4グループがグループステージ3試合を終了。開催国リトアニアは残念ながら勝ち点を上げることが出来ぬままに大会を去る結果となりましたが、グループBのロシア、グループCのポルトガル、グループDのブラジルが順当に首位突破を決めてノックアウトステージ進出を決めています。

日本は2試合を終えて1勝1敗で勝ち点を3とし、グループEで2勝のスペインに次ぐ2位につけています。第3戦の対戦相手であるパラグアイも日本と同じく1勝1敗の勝ち点4ですが、得失点差で日本が上回ります。引き分けでもグループ2位が確定、グループステージ突破を決めることができる状況についてブルーノ・ガルシア監督は、「我々は常に勝利を目指すメンタリティしか持っていない」と言い切ります。自らの手中にある未来を確実に勝ち取るために、勝ち点3を目指してパラグアイ戦に臨みます。

トレーニング前にはホテルでミーティングを行い、パラグアイの試合映像を見ながら対戦相手の分析を行いました。このミーティングの最後にブルーノ監督は、「大事なのは映像や作戦ボード上のことではない。頭で理解したものをピッチで表現することだ」と話しました。スペイン戦で奪われた4つのゴールがどのようにして起きたかを振り返ると、「起きたエラーに対する解決策は全て分かっている。フットサルにミスはつきもの。大事なことは、全員でミスを理解し、解決策を素早く見出して、成長につなげること。これを繰り返して積み上げてきたのが我々の強み」と選手一人一人に目をやりながら話しました。その後、試合会場のヴィリニュスアリーナに移動したチームは、1時間のピッチ上でのトレーニングの冒頭15分を報道陣に公開し、その後は非公開としてトレーニングを行いました。

FIFAフットサルワールドカップリトアニア2021グループステージ第3戦パラグアイ戦は、日本時間20日(月祝)深夜24時キックオフ予定です。

監督コメント

ブルーノ・ガルシア 監督
私たちにとって間違いなくビッグゲームになる試合を目前に控え、非常に集中してモチベーションの高い状態で過ごしています。最初の目標であるグループステージ突破という目標については、自分たち次第で達成できる状況にあるので、そこに向けて継続して準備を進めています。対するパラグアイは直近5大会に連続出場しているチームで、ランキングでも常にベスト8にいるような強豪です。2020年2月には札幌で国際親善試合を戦った(●日本2-3パラグアイ)相手でもあり、よく知った相手です。スカウティング、分析、研究をして、お互いによく知っている状況ですが、明日は私たちの集中力、モチベーションで必ず勝ってグループステージを突破したいと思います。
私たちはどの試合にも勝つことを目標に戦っています。今大会のルールにおいて、仮にグループ3位でも他のグループの結果次第で勝ち上がることはできますが、我々のメンタリティとしてはそうしたことは一切排除して、常に目の前の相手を上回って勝利することに尽きます。試合展開次第では、勝利を優先してリスクを犯すことより、ノックアウトステージ進出という目標を優先してゲームをコントロールするという考え方は当然あります。しかしながら、試合の流れというものは想定したり、予想したり、希望するものとは異なるので、今の私たちのメンタリティとスタイルとしては、始めから試合をコントロールするというプランは描いていません。必ず勝つというマインドしか持っていません。

FIFA フットサルワールドカップ リトアニア2021

大会期間:2021/9/12(日)~2021/10/3(日)

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