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ビーチサッカー日本代表候補 トレーニングマッチで合宿を締めくくる

2021年06月27日

ビーチサッカー日本代表候補 トレーニングマッチで合宿を締めくくる

6月合宿の後半戦も、天候に恵まれ非常に暑い中のトレーニングとなりました。
砂の状態もよく深さもあるので、選手たちは疲労を感じていましたが効果的なトレーニングになりました。

最終日には、全国の地域リーグに所属する選手で構成した選抜チームとトレーニングマッチを行いました。
1ピリオド目は、合宿で繰り返し取り組んできた連係が形となり、チーム全体の躍動感ある動きが際立ちました。特にアラの運動量は今合宿で監督が求めた運動量に近く、ハードワークしていました。その結果、うまくスペースを使うことが出来、得点も多く重ねることが出来ました。
ただ、2ピリオド目からは徐々に足が止まってしまい、取り組んできた3枚目の動きがあまり出せなくなると単調な攻撃になってしまい、得点につながらなくなってしまいました。
3ピリオド目も同様に主導権は握るもののスペースをうまく使うことが出来ず、相手を崩すのに苦労しました。
守備面では最後までハードワークし崩される場面がほぼなかったものの、試合を通じて運動量を確保することが課題となります。
試合後、田畑輝樹コーチからも「やろうとしていることは意識してくれている。でも、最後まで続けられるよう取り組んでいこう」と声をかられ、茂怜羅オズ監督からは「いい部分もたくさんあった。下を向く必要はないが3枚目の動きが日本の強み、1ピリオドは出せたが、2.3ピリオドと徐々に下降していくのは前回と一緒になってしまう。1ピリオド目を最後まで出し続けられるチームにしていきたい」と、動きの質の次は動きの量を指摘されていました。

FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021まで残り2か月になり、チーム作りが着々と進んでいます。
茂怜羅オズ監督、田畑輝樹コーチからは、選手たちが各チームで各々の課題に取り組んで欲しいという言葉で合宿を締めくくりました。

選手コメント

GK 宜野座寛也 選手(ソーマプライア沖縄)
個人的にコンディションは上がってきているので、これからロシアでのワールドカップに向けてさらに向上できるように頑張ります。
茂怜羅オズ監督の戦術をしっかり理解し表現し、心身共にチーム一丸となってワールドカップで戦う準備をしていきたいと思います。

GK 河合雄介 選手(東京ヴェルディBS)
ワールドカップまで残り日数が少ない中、ルール変更の可能性があるということで、変更点への対応にチーム全体で合わせる機会が多かったですが、トレーニング中でのコミュニケーションや動画をみてどうやった方がいいかを短い期間ですり合わせる事が出来たのは良かったです。
キーパーは、今まで以上にボールを持つ時間が短くなった事でより早い判断やシュートを打つ事が多くなり、ハードワークやプレーの精度をもっと上げていかないといけないと思いました。
また、課題となっているチャンスをものにすると言う部分では、今回のトレーニングマッチを行った中でシュートを決めきれていない部分の方が多かったので、もっと1人1人が重要視して取り組むべきポイントだと思います。

FP 盛礼良レオナルド 選手(ヴィアティン三重BS)
今回の合宿では、深い砂の上で対人練習やスペースをつく、アラにとって走力を求められるようなハードなトレーニングが多くあり、効果的な動きからフィニッシュで決めきることをより意識をしてプレーしていました。ですが、紅白戦や最後のゲームでもやはり課題の残るものとなりました。ワールドカップまで残り少ない時間になりましたが、この課題をクリアできるように頑張ります。

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