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今年度2回目のエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプ 大分県 大分スポーツ公園で実施

2023年12月18日

今年度2回目のエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプ 大分県 大分スポーツ公園で実施

12月13日(水)から12月17日(日)まで、大分県の大分スポーツ公園でエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプが行われました。多くの関係者、選手所属チーム、所属学校、保護者のみなさまの協力とご理解のもと、全国各地から選抜された22選手が集まり、トレーニングやトレーニングマッチ、レクチャーなど様々なプログラムに取り組みました。

初日のトレーニングは、「ゴール前の攻防」をテーマにトレーニングを行いました。
プレーの中でコミュニケーションを積極的にとり、集合時は硬かった表情も徐々にほぐれ、次第に自分のストロングポイントを見せようと積極的なプレーが見られました。夜のミーティングでは川岸ドクター、岩佐トレーナーより「セルフケア」について座学に実践を交えながらレクチャーを実施しました。

2日目の14日(木)午前はフィジカル測定を行い、午後は攻撃をテーマにトレーニングを行いました。
また夜にはフィジカルコーチの小嶺肇之コーチより「世界で戦う為の体づくり」に関してレクチャーいただき、今後世界と渡り歩く選手になるにはどうすれば良いかを考える時間となりました。

3日目の15日(金)の午前は、参加選手の個人面談を行った後、午後の試合に向けた戦術ミーティングを実施しました。
また午後は、大分トリニータU-14とトレーニングマッチを行いました。各々個性や、キャンプ期間で学んだ事を出そうと懸命にプレーしました。

4日目の16日(土)の午前中は疲労度を考慮し、本吉監督による「サッカーを職業として考える」をテーマにレクチャーを実施。選手一人一人、今後の自分の進む道について考える時間となりました。
午後は「ゴール前の崩し」をメインにトレーニングをし、夜は「中学生年代で大切なこと」をテーマに原田コーチ、西浦コーチの両名からレクチャーを行い、グループで話し合いました。

最終日の17日(日)は午前にヴェルスパ大分U-13とトレーニングマッチを行いました。キャンプ期間中に学んだ守備の強度の部分や、自分の特徴を表現しようと、限られた時間の中で懸命にプレーしました。
試合後のミーティングで選手は、「この5日間で学んだ事を所属チームに戻っても忘れずに、チームをさらに引っ張っていけるようにプレーしていこう」という言葉で最後を締めくくりました。参加した選手たちはみな5日前よりもたくましい顔つきで、キャンプ地をあとにしました。

監督・選手コメント

本吉剛 監督(日本サッカー協会)
多くの方のご協力とご支援により、日本全国9地域から推薦された選手たちとエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプを実施することができました。派遣していただいた所属チームの関係者の皆様、保護者の皆様、開催にご尽力いただいた関係各所のすべての皆様に感謝いたします。
全国から集まった22名の選手たちと「自分を知る、味方を知る、サッカーを知る」をテーマに5日間の活動を行いました。
期間中を通じて、ミスを恐れずに積極的にチャレンジすることを求めました。攻撃ではゴールを絶えず意識してシュートを狙うこととプレー原則を理解してトライすることを求めました。守備ではファーストディフェンダーがよりプレッシャーをかけ、個人でボールを奪いに行くことを意識し、ゴール前では粘り強く対応することに取り組みました。最初は緊張もあり、静かだったトレーニングも回数を重ねるごとに選手同士のコミュニケーションの声やコーチングも活発になり、アグレッシブな姿やプレーを多く見ることができました。
今回のキャンプでのレクチャー、ミーティングやトレーニングで得た刺激や経験を通じて彼らが今後さらに成長し、世界に向けて羽ばたいてくれることを期待しています。

FP 阿部幹大 選手(FC FUORICLASSE SENDAI)
僕は、前回のエリートフューチャープログラムに選出してもらったのに、体調を崩してしまい参加することができず、悔しさと体調管理の大切さ、難しさを痛感しました。なので、今回選ばれたこと、参加できたことは本当に嬉しかったです。
今回のプログラムでは、オン・ザ・ピッチとオフ・ザ・ピッチの両方で学びました。
オン・ザ・ピッチでは攻撃の崩しや攻撃から守備への切り替えなどを学びました。他の選手の強度が高くとても刺激になり、自分自身の課題も見つけることができました。
オフ・ザ・ピッチで特に印象に残っているのはメンタルというテーマのミーティングです。
試合でイラついた時や思うようなプレーができなかった時に、何を考えてどう気持ちを切り替えていくのかなどのレクチャーを受けました。
そして夜のフリーな時間は仲間とたくさん話せたことが楽しかったです。
素晴らしい環境で素晴らしい仲間と大好きなサッカーができる機会をくださった、サッカー協会の皆様、チームのコーチ、家族、支えてくれた全ての皆さんに感謝します。
この貴重な経験を自分のチームでも共有し、強い向上心を持って、トレーニングに励みたいと思います。

FP 柾木優汰 選手(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
コーチの方々、5日間こういった機会を与えてくださりありがとうございました。
僕はこのキャンプを通じて、全国のレベルを知ることができました。最初は真ん中で受けても一度も前を向けなくてとても悔しかったです。でも、どうしたら前を目指せるかを考え続けることで、紅白戦のたびに前を目指すプレーを増やすことができました。
そして最後のヴェルスパ大分さんとの試合では、自信を持ってプレーし、チャンスメイクをすることもできました。
たくさんボールを受け、前を向きチャンスを作ることができるようになったのが、今回成長したところだと思います。僕がこうやって前を向く回数を増やすことができたのは、チームのみんながボールを何度も配球してくれたからこそだと思うので、とても感謝しています。練習で学んだことやコーチの方々が教えてくださったことをチームでも続けて、もっともっと成長し、プロサッカー選手になれるように頑張ります。

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