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JFA タウンクラブ・中体連 トレーニングキャンプ(U-14)が終了

2022年09月26日

JFA タウンクラブ・中体連 トレーニングキャンプ(U-14)が終了

9月22日(木)から25日(日)の4日間、Jヴィレッジ(福島県)で JFA タウンクラブ・中体連 トレーニングキャンプが行われました。本事業はJクラブを除く、タウンクラブ・中体連に所属する選手に対象を絞り、新たな選手の発掘と、より多くの選手に刺激を与えることを目的に開催しています。
これまで同事業はU-15年代を対象に行なってきましたが、より早期に刺激を与えることを目的に、今回はU-14カテゴリーで実施しました。開催期間中はトレーニングに加え、2試合のトレーニングマッチ、代表監督によるレクチャーなど、ピッチ内外で充実したプログラムに取り組みました。

コメント

木村康彦 監督(JFAコーチ/北信越チーフ)
全国9地域から推薦された中体連・タウンクラブに所属するU-14年代の選手を対象としたトレーニングキャンプを実施しました。選手を派遣していただいた所属チームの関係者の皆さま、保護者の皆さま、開催にご尽力いただいたすべての皆さまに改めて感謝いたします。
4日間の活動は「自分を知る・味方を知る・サッカーを知る」をテーマに、3回のトレーニング、2試合のトレーニングマッチ、試合分析のグループワーク、そして毎晩のミーティングと盛りだくさんのプログラムとなりました。
トレーニングは「ゴール前の攻防」「ビルドアップ」「サイド攻撃」をテーマに行いました。オフの準備やポジショニング、状況を認知して的確な判断でプレーする、プレーの質を高めることを具体的に提示してトライしました。
初日の選手たちは非常に緊張している様子でしたが、2日目のJFAアカデミー福島とのトレーニングマッチでは、普段とは違うポジションにもチャレンジしながら、それぞれが持っている特長をチームのために存分に発揮してくれました。
最終日の尚志高校さんとの試合では、高校生のスピードや高い技術に戸惑い、うまくいかない時間帯も多くありましたが、選手たちはコミュニケーションをとりながら最後まで諦めずにプレーして、それぞれに改善すべき課題を見つけました。
オフザピッチにおいても、U-16日本代表の森山佳郎監督をはじめスタッフ全員がミーティングを担当して、それぞれ自らの経験を交えた話をしてくれました。選手たちにとっては夢に向かって具体的な行動を起こすヒントを得る機会となったと思います。
4日間という短い活動でしたが、その中でも選手たちの行動にたくさんのポジティブな変化が見えました。参加した選手たちがこの活動を通じて得た刺激や経験をきっかけに、さらに成長していくことを楽しみにしています。

村井俊介 コーチ(攻玉社中学校)
全国各地から集まった指導者、選手ちと時間を共有できたことに感謝しています。
トレーニング全般では監督が個人戦術の向上とサッカー理解を達成しやすいようにトレーニングを構成していた点が非常に勉強になりました。JFAアカデミー福島や尚志高校と試合をする中で選手たちの可能性を感じるプレーがたくさんありました。課題としては、プレー強度が高まる中では上手くプレーができなくなってしまうところです。原因はオフの準備の質が低くなるためです。また、オフとオフの選手の繋がりに関してもまだまだ改善の余地が大きいと感じました。ミーティングでは、コーチングスタッフ、ドクター、トレーナー等、それぞれの役割を通じたプレゼンテーションを行いました。多くの方々が様々な角度から選手たちと向き合いました。この活動を通して選手たちが変化、進化、成長をしている姿を見せてくれました。選手たちの今後の活躍を楽しみにしています。

吉田湊海 選手(FC多摩ジュニアユース)
今回は全国レベルの街クラブと中体連のみんなと4日間一緒にプレーができて嬉しかったし、楽しかったです。活動を共にしたチームメイトやスタッフに感謝しています。
4日目の尚志高校との試合がこのキャンプで1番悔しかったです。もっと自分がチームを勝たせられるような選手になりたいと改めて思いました。中2で高校生の人と対戦できたことは貴重な体験だったので、プレーしている時は面白かったです。期間中はスタッフからも貴重な話をたくさん聞けました。少しはこのキャンプで人間性やサッカー面で成長できたかなと思いました。ご飯の量や質、メンタリティの部分、負けている時こその声かけなど、必要なことを学べました。
U-16日本代表の森山監督が言っていた「最後は自分自身」。これをチームに持ち帰り、自分がチームを勝たせられるような選手になります。自分の貪欲にゴールに向かう姿勢や球際の勝負、誰にも負けないという強い意志を持ち、自分の武器を活かして、来年の代表に入り、その先の代表でも生き残りたいです。

原田音生 選手(FC桜が丘ジュニアユース)
コロナ禍の中、高いレベルの中でプレーをさせてもらう機会を与えてくださり感謝しかないです。それは所属チームのコーチ、家族、関係者の方々の支援があってのことだったと思います。自分はこのような全国から人が集まってトレーニングをする場に参加することが初めてで、1日目は思ったようにプレーができませんでした。次の日は試合があり、このままだと何もできずにキャンプが終わってしまうと感じました。そこで試合の中でコミュニケーションを取るために、たくさんの仲間と会話をしました。そうした中で新たな友達もできて、試合でもコミュニケーションを取ったり、盛り上げたりすることができました。サッカーはもちろん技術やフィジカルも大切ですが、僕の1番の収穫は「他人と話す」ことです。この貴重な経験を自分、チームに還元できるように日々のトレーニングを頑張ります。そして、またJFAの活動に選んでもらえるような選手に成長していきます。楽しい4日間をありがとうございました。

伏原俐空 選手(神村学園中等部)
まずは、今回のトレーニングキャンプが行われたことに感謝したいです。1日目は初めての練習でみんな緊張していた中、自分はこのようなキャンプは経験したことが多いので、自分が盛り上げようという気持ちで臨みました。そして、ゴール前での練習で自分は早くシュートを打って、ゴールへの意識を高めることができました。
2日目は、午前は練習で午後の試合に臨みました。そして、午後の試合では、JFAアカデミーと試合をして、自分もゴールを決められて勝つことができました。ただチームとしてはあまり良いゲーム内容ではなかったので、その夜のミーティングで、試合で悪かったこと、改善点をみんなで挙げ、それを共有し、3日目の練習と4日目、最終日の試合に臨みました。最終日の試合では、尚志高校と対戦し、7対1で負けてしまいました。しかし3本目は1点でも取り返そうという気持ちで守備と攻撃を全員でし、一点返すことができました。ただ、負けということには変わりないのでとても悔しかったです。
このタウンクラブ・中体連トレーニングキャンプというとても良い環境でプレーできる機会をくださったので、チームに持ち帰って、このキャンプで学んだことを伝えて、チームも自分も成長できるようにし、絶対に日本代表の中心選手になれるように頑張ります。

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