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今年度最後となるJFAエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプが終了

2022年09月27日

今年度最後となるJFAエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプが終了

9月21日(水)から大阪府のJ-GREEN堺で活動していたエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプが25日(日)に最終日を迎え、5日間のキャンプを終えました。

北海道から九州まで、全国9地域から選ばれた22人の選手たちは、初日から最終日まで、それぞれ設定されたテーマを基にトレーニングに臨み、自分のストロングポイントや課題を見つめ直し、自身の力を100%出せるように取り組みました。4日目と5日目に実施したトレーニングマッチでは、それぞれガンバ大阪ジュニアユース、和歌山県トレセンU-14と対戦しました。どちらも1学年上の選手を中心としたチームが相手でした。1試合目は、速いスピード・フィジカルの強さを伴うプレーに対して戸惑う部分が多くあり、なかなか修正できず、非常に悔しい結果となりました。2試合目は、1試合目で得た経験を生かしながら、インテンシティを高く持って戦い抜き、自らのストロングポイントを積極的に出したプレーを見せました。選手たちは声を掛け合いながら、ひとつのチームとして成果を積み上げ、素晴らしい姿勢で試合に臨んでいました。

オフザピッチでは、毎晩のミーティングで担当スタッフからメディカル面、フィジカル面、自身の経験や、映像分析等様々なことが選手たちに伝えられ、多方面から学びを得た様子でした。

オンザピッチ、オフザピッチ両方で様々な刺激を受け、選手たちは自身の強みと弱みを認識し、より成長するための模索をした活動期間となりました。今回の経験を所属チームに持ち帰り、日常でも切磋琢磨、試行錯誤を繰り返しながら、成長できるように自身で考え、積極的に行動していきます。

監督・選手コメント

鈴木貴浩 監督(JFAコーチ)
前期同様、前週に続いて2回目のエリートプログラムU-13フューチャートレーニングキャンプがJ-GREEN堺(大阪府)で開催されました。9地域から選出された選手22人・スタッフ8人が参加して行われた今回の活動は、スタッフは集合時に、選手は集合・解散時にSmartAmp法検査で陰性を確認しスタートしました。依然として新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、選手たちの参加にご理解とご協力をいただきました所属チームの皆様に感謝を申し上げます。
前回の参加者6人とエリートプログラム(前期)の参加者1人以外の15人は初めての参加でした。感染対策のため宿泊もシングル対応となったため、コミュニケーション等が心配されましたが、日に日に打ち解け最終日には最高の雰囲気で終了することができました。活動は3回のトレーニング、2試合のトレーニングマッチ、紅白戦、体力測定、そしてオフザピッチプログラムとしてはゲーム分析とプレミアリーグ「履正社高校(大阪)vs 清水エスパルスユース(静岡)」の観戦、そして全スタッフから毎日のミーティングと盛りだくさんでした。トレーニングでは攻守の目的(ゴールを奪う/ボールを奪う、ゴールを守る)を常に意識し、原理原則に基づいたプレーを追求しました。例えば、ボールを奪うためには正しいポジションからインターセプトを狙うというプレーをしなければいけません。その正しいポジションを取るために、ボールと相手を同一視して、自分のマークする相手とゴールを結んだライン上に自分が立つことを意識し、背後を取られずインターセプトできるよう心がけることが大切です。4局面での基準を上げ、このようなシンプルなことの追求を繰り返しました。4日目のトレーニングマッチはガンバ大阪ジュニアユースU-14という1学年上の相手に7対1の完敗。それでも最終日5日目は、前日の悔しさをバネに全選手がハードワークし最高のパフォーマンスを発揮してくれました。試合結果は和歌山県トレセンU-14を相手に5対3と惜敗でしたが、成長した姿を見せてくれました。最後に、本キャンプ実施にあたりご理解とご協力をいただきました保護者の皆様、所属チームの皆様、各地域関係者の皆様、対戦していただいたチームの皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

八色隼人 選手(名古屋グランパスU-15)
今回初めての参加でとても緊張しましたが、すぐにみんなとコミュニケーションを取ることができ、あっという間の充実した5日間でした。キャンプを通じ色々なチームの選手とプレーすることで、様々な気付きや刺激をもらいました。トレーニングマッチでは悔しい負け方をしましたが、自分の武器であるスピードや裏への抜け出しで得点を奪うことができ、通用する所もあり自信になりました。今回自信になったことは、さらに磨きをかけ、足りないと感じた部分は、これからの練習で意識し強化していきたいと思います。コロナ禍ですが、たくさんの方々のサポートがあり、このようなキャンプを開催していただけたことに感謝しています。これからも日々努力し、必ずまた代表活動に選出されるように頑張っていきたいと思います。

森伊織 選手(セレッソ大阪 西 U-15)
今回参加が決まり、前回できなかったことを課題として日々の練習をやってきたので、成長した姿を見せられるようにと思いこのキャンプに挑みました。前回一緒にプレーした選手も初めて一緒にプレーする選手もいましたが、紅白戦では実戦のような内容でプレーし、みんなとすぐにコミュニケーションが取れました。紅白戦では質が高く守備の強度も高く、たくさんのことが学べました。
そして1学年上の相手とのトレーニングマッチは、身体能力も技術も高い相手とでき、とても良い経験でした。その中で相手のプレスに慌て、判断が遅くボールを失うシーンが何度もありました。これを改善するためにミーティングでもあった「観る」を意識しようと考えました。その観る作業を怠ってしまうと失うことが多くなるので、観る作業を常にすることが大事だと思いました。そして最終日のトレーニングマッチでは前日の試合の時より判断が早くなり、観る作業が増えたため失うことがなくなりました。しかし得点、アシスト、という結果を出せず、課題の残る合宿となりました。
この課題を所属チームでの練習で何度もチャレンジし、次も参加できるように日々頑張りたいと思います。監督、コーチ、そして僕の足を管理してくれたトレーナーに本当に感謝しています。貴重な時間をありがとうございました。

中山琉嘉 選手(JFAアカデミー福島U-15EAST)
今年6月の前期エリートフューチャープログラムに続き、今回の後期エリートフューチャープログラムに選出していただき、嬉しく思っています。このキャンプに参加したみんなでコミュケーションを取りながら一緒に高め合って楽しく5日間を過ごせました。僕は、このキャンプ中にあったトレーニングマッチなどでキャンプテンをしました。キャプテンとして、みんなへの声かけや、みんなをまとめることはできましたが、試合で結果を残してチームを勝たせることはできませんでした。この他にもたくさんの課題が出ました。それらの課題を克服するために毎回の練習を大切にして、色々なことにトライし続けて成長していきたいと思いました。このキャンプが終わった後のチームに戻ってからが一番大事だと学んだので、エリートフューチャープログラムで感じた刺激、強度などを忘れずに日々のトレーニングを頑張りたいと思いました。

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