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U-24日本代表

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U-24日本代表、準決勝 「目の前の一戦一戦に全力で、最善の準備を」

2021年08月03日

U-24日本代表、準決勝 「目の前の一戦一戦に全力で、最善の準備を」

東京オリンピックの準決勝、スペインとの一戦を控えたU-24日本代表は2日(月)、冒頭15分以降を非公開として戦術の確認を行いました。

トレーニング冒頭で森保一監督は、メダルをかけた戦いに挑めることに対して選手たちに感謝の意を伝えたうえで、「大事なのは目の前の一戦一戦を戦うこと。明日も最善の準備をして挑もう」と声をかけました。

トレーニングに先立って埼玉スタジアム2002で行われた公式会見には、森保一監督と中山雄太選手が出席しました。「今までやってきたことに自信を、そしてこの戦いに挑める誇りを持ってプレーしてほしい」と森保監督が語れば、中山選手も「金メダルへの思いは強くなる一方。ただ、ひとつひとつ積み上げてきた結果として今がある。まずはスペイン戦、全力で勝利をもぎ取る」と力強くコメントしました。

大会直前に行われたキリンチャレンジカップ2021で対戦している両者は、互いに準決勝で120分を戦い、この準決勝を迎えます。DF板倉滉選手は、「試合の中で我慢の時間帯は必ず来る」とし、MF遠藤航選手も、「全部が全部、自分たちの思うような時間帯になるとは思っていない。我慢しながら、自分たちの時間帯をできるだけ作れるようにしたい」としています。ミーティング、また前日練習を経て、互いにコミュニケーションを取りながら、戦いのイメージを全員が共有しています。

決勝進出をかけ、U-24日本代表は3日(火)20:00より、埼玉スタジアム2002でスペインと対戦します。

監督・選手コメント

森保一 監督
金メダルを目標に活動をしてきて、決勝に進めば、歴史を変えることにつながります。ただ、目標は大切ですが、ここまで勝ち進んでこられたのは、目の前の試合に最善の準備をし、チームとして戦うイメージを共有し、状況を判断しながら思い切って戦った結果です。目標にとらわれず、チームでやってきた通りに、目の前の一戦を戦い、持てる力を100%発揮してほしいと思います。

DF #3 中山雄太 選手(PECズヴォレ/オランダ)
僕たちがこの大会を通して成長しているように、スペインも成熟、成長してきています。(キリンチャレンジカップ2021で対戦した)イメージ通りではないでしょうし、準々決勝で延長の末に勝利した粘り強さも彼らにはあります。僕たちも、一人一人がトライ、チャレンジの精神を大切にし、トレーニング、試合で課題を見つけながら進んできたからこそ、チームとして成長できていると思います。スペイン戦もチャレンジの姿勢を持って、試合の中で修正しながら、新たな成長を求めたいです。やるべきことをやり、勝利に向かって全員で向かっていきたいです。

MF #6 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
金を獲るという思いで来ているので、やっとここまで来たという思いと、自分がまだ見ていない新たな景色がこれから見られるのではという思いがあります。厳しい戦い、緊張感、プレッシャーがあるなかで若い選手たちが自分たちのパフォーマンスを見せて勝っていることはいいことです。あと2つ、しっかり勝ちたいです。ここを超えられるかどうか、日本サッカーの歴史を見ても大事な一戦になります。そのプレッシャーや責任を、出る選手は楽しめばいいですし、結果を残すことによって、応援してよかったと思ってもらえると思います。結果にこだわって、最後まで走り切りたいです。

MF #11 三笘薫 選手(川崎フロンターレ)
ここまで勝っているのは、守備が安定して、そのうえで少ないチャンスをものにしているからです。そのベースを崩さずに、ボールを握ったときにどれだけ相手に迫れるかといった部分で、自分の武器を出していければと思っています。より高い位置で仕掛ければ自分の特長が活きますし、前への推進力を出すことでより脅威になれると思うので、高いエリアでボールを触れるように意識したいです。

FW #18 上田綺世 選手(鹿島アントラーズ)
歴史を作るというより、僕たちは金メダルが獲りたい。一試合一試合勝っていかないと目標の金メダルに届かないとわかっているので、とにかく少しでもいいコンディションで迎えられるようにと思って準備しています。次も厳しい試合になります。技術的にはすごくクオリティの高いチームですし、ずっとボールを持たれるかもしれない。粘り強さ、賢く戦うところが日本人の武器ですし、僕らにも色々な個性を持つ選手がいるので、その個と個がまとまればチャンスはあると思いますし、アグレッシブに戦っていきたいです。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)

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