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ニュース

U-22日本代表欧州遠征 ベルギー戦の開催地・スペインへ、試合を翌日に控えて非公開でトレーニングを実施

2023年03月27日

U-22日本代表欧州遠征 ベルギー戦の開催地・スペインへ、試合を翌日に控えて非公開でトレーニングを実施

3月24日(金)にドイツで行われた国際親善試合 U-22ドイツ代表戦に2-2で引き分けたU-22日本代表は翌25日(土)、U-22ベルギー代表戦が行われるスペインに移動しました。欧州遠征2試合目となるベルギー戦に向けて中2日というタイトなスケジュールの中、移動日の25日(土)は回復に努め、試合前日の26日(日)は冒頭15分以降を非公開にして集中した環境の中で準備にあたりました。

ドイツ戦が行われたフランクフルトから南に約2,000km、地中海を望むスペイン南東部のムルシアには温暖な気候を求めてヨーロッパの多くのチームが訪れ、同じホテルには同年代のオランダ代表も宿泊しています。この日トレーニングを行った夕方の時間帯はまだ陽が高く、気温28℃という暑さの中、選手たちは汗でウェアを濡らしてトレーニングに励みました。フランクフルトとは10℃以上も気温差があり、選手たちは適応能力も試されることとなります。

U-22日本代表の欧州遠征2試合目となるU-22ベルギー代表戦は日本時間の28日(火)午前2時キックオフ予定です。この試合はNHK BS1で生中継されます。

選手コメント

GK #23 小久保玲央ブライアン 選手(SLベンフィカ/ポルトガル)
コンディションは徐々に上がってきています。監督と話した時にも、「コンディションいいね」と言ってくれました。自分としては気持ちもすごい落ち着きながら、ちゃんとプレーを見せてアピールできているかなと思います。ドイツ戦ではいいコンビネーションが出ていて、いいプレーがいくつも見られました。チームとしての雰囲気もすごく良くて、やりたいことの方向性はみんな少しずつ同じところに向かってきていると感じます。今まで見られなかったようなプレーが続いたり、ビルドアップでも海外のトップレベルのチームに近づいてきていると思うので、昨年の欧州遠征と今回のドイツ戦を経て、みんなのやりたいことのレベルが少しずつ上がってきていると感じています。ベルギー戦はまず無失点で抑えて、チームとしてしっかり勝つことが大事で、内容よりは結果でしっかり示したいです。無失点で抑えて点を取る、日本はこれだけやれるんだと見せ続けることが大事だと思います。

MF #20 松村優太 選手(鹿島アントラーズ)
ドイツ戦は独特のピッチで難しかったです。相手のプレッシャーのかけ方でサイドバックの内野貴史選手が低い位置を取らざるを得なくて、僕と内野選手の距離が遠く、そのあとに中盤とのトライアングルも距離感が少し悪かったこともあってなかなか難しかったです。試合後に内野選手と藤田譲瑠チマ選手と話し合って解決したのでそれは次に生かしたいと思います。代表チームはずっと一緒にプレーしているわけではなく、活動と活動の間が何か月も空いた上で集まっても一緒にいられるのは10日前後だけなので、まずは共有すること、コミュニケーションを取ることが大事です。やるべきことははっきりしていますし、どんどん上積みしている状態です。オリンピックでも、グループステージから決勝ラウンドでも強いチームと当たる中でいかに勝ち進んでいけるかというのは大事です。個人的には去年の11月と今回のドイツ戦で欧州勢と3試合やりましたが、1勝1分け1敗と勝率はそこまで良くありません。勝負の世界なので勝たないとはいけないと思いますし、今回ベルギーと戦って6月にはイングランドとの対戦も決まって、そういう強豪国を相手に勝っていかないといけないフェーズに入っていると思っています。ベルギーはもちろん力があって、映像を見た感じでもすごくいいチームです。そういうチームを相手に僕たちがやろうとしていること、自分たちが持っているものを発揮して勝っていけるかどうか。これまでは、やってきたことを出せたかどうか、負けたけどやれたこともあったよねというところでしたが、オリンピック本番まであと1年と少しですし、勝っていくフェーズに入っていかないといけないと思います。

FW #17 木村勇大 選手(京都サンガF.C.)
コンディションは悪くないという感じです。移動時の負担や時差はありましたが、ヨーロッパに来る分にはそこまで大きなダメージがなかったと思うので、ゆっくり寝て朝起きてちゃんとご飯を食べていたらいつの間にかこちらの生活に順応できていたと思います。ドイツ戦は15分弱しか出ていませんが、その中でも攻撃面でボールを持った時の手応えはありました。前回、昨年の9月に代表チームに参加した時より成長できていると思えました。個人的には今季からプロに入って、今はまだ結果が出ていませんが、その中でも小さい成長というのはすごく感じていますし、代表チームに来てからも感じるので、ここまではすごく成長できていると思います。チームとしていま勝つことを求めてやっている中でドイツと引き分けました。ベルギー戦はやはり勝たないとだめだと思いますし、個人としてもまた新しい手応えを得るために、フォワードとして結果を求めながら自分らしくのびのびとやりたいと思っています。

国際親善試合

2023年3月24日(金) 18:15 キックオフ予定(日本時間 3月25日(土) 2:15)vs U-22ドイツ代表
会場:PSD Bank Arena(ドイツ/フランクフルト)

2023年3月27日(月) 19:00 キックオフ予定(日本時間 3月28日(火) 2:00)vs U-22ベルギー代表
会場:Pinatar Arena(スペイン/ムルシア)

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