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U-22日本代表 アジア競技大会 初戦カタール代表戦に向けトレーニング
2023年09月20日
第19回アジア競技大会(2022/杭州)を戦うU-22日本代表は9月19日(火)、中国の杭州市内で翌日のU-24カタール代表との初戦に向けて前日練習を行いました。
先週金曜に高円宮記念JFA夢フィールドに集合した選手は翌日に杭州入りし、週末に日本国内で所属クラブの試合に出場した選手は日曜から月曜にかけて順次、杭州に到着。リカバリーに努めていた選手たちも初戦前日にはフルメニューのトレーニングに参加しました。代表活動では常ですが、このアジアカップでも集合してから初戦までの準備期間が非常に限られていること、また、大会として各チームの練習会場が時間ごとに割り当てられているため、必ずしも望む環境ではない中でも、この大会を勝ち抜くためにチーム全体が状況に適応しながら準備を進めています。
18:00からの前日練習はフィールドプレーヤー(FP)とGK陣で分かれて、ウォームアップから始まりました。FPはジョギング&ストレッチやステップワークで体に徐々に刺激を入れていきます。ロンド(決められたエリア内で攻守に分かれてパスを回す練習)のあとは、GK陣も合流してゲーム形式のトレーニングと攻守それぞれセットプレーに多くの時間を割いて取り組みました。
グループDの日本はカタールとパレスチナと同組。他のグループより1チーム少ない3チームでの争いになるため、一試合の重要性はより高まります。「まずは初戦のカタール戦に向けて」と大岩監督は大会初戦の重要性を強調。U-24カタール代表戦は20日(水)19:30キックオフ(日本時間20:30)です。アジアのタイトルを目指す戦いが始まります。
監督・選手コメント
大岩剛 監督
先週末に所属クラブで試合があったりして、この大会に向けていろいろなコンディションの選手が集まってきて、ようやく初戦前日に選手が揃い、カタール戦に向けた準備をチームとして進めています。先週までのバーレーンでのAFC U23アジアカップカタール2024予選とは異なる、新たな選手たちとともにこの大会の決勝に進出して優勝したいと思っています。大会のレギュレーションがあるので様々な制限はあっても、自分たちは一つになって対応していきたいです。まずは初戦のカタール戦に向けて良い準備をしていきます。
DF #4 山﨑大地 選手(サンフレッチェ広島)
自分が所属クラブでコンスタントに試合に出られていない中でも、このチームに呼んでもらえているので、自分の力を出して、周りを引っ張っていきたいです。チームとしての目標は優勝ですし、個人としては、日本ではなかなか味わえない海外の選手を相手に自分がどこまでできるのかを試していきたいです。まだこのチームのこのメンバーが集まって一緒にプレーはしていないので、そういう意味でも初戦は難しい試合になるだろうと思っています。だからこそ、センターバックの自分がブレずにやっていきたいですし、初戦のカタールの情報はこれから具体的に入れて、みんなとしっかりとコミュニケーションを取って試合に臨みたいです。
MF #6 松岡大起 選手(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ/ブラジル)
ブラジルでなかなか試合に出られていない中で、自分は試合に飢えているので、この大会に参加することが楽しみです。こういう大会で個人としても、チームとしても結果を残すことで、チームとしての価値を高めていけます。まずは初戦が大事ですし、目標は優勝しかないです。韓国など強豪チームがいても、自分たちはそれ以上のパワーを出して、どこが相手でもしっかりと準備して戦うことが勝利につながります。自分自身としては試合を楽しみたいです。
第19回アジア競技大会(2022/杭州)
大会期間:2023年9月19日(火)~2023年10月7日(土)
【男子】グループステージ
第1戦 9月20日(水) 20:30[日本時間] vs U-24カタール代表
第2戦 9月25日(月) 20:30[日本時間] vs U-24パレスチナ代表