高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023は12月3日(日)に第22節を開催します。

EAST

FC東京U-18（東京）との一戦に挑む青森山田高校（青森）は、勝てば優勝が決まります。昌平高校（埼玉）に2点のリードを許す展開となった前節を教訓にし、今節は先手を奪って優位に試合を進めたいところです。2位の川崎フロンターレU-18（神奈川）は、3位の尚志高校（福島）をホームに迎えます。両チームとも首位との勝ち点差は「2」。青森山田が引き分けるか敗れた上で、川崎Fと尚志のどちらかが勝ち点3を獲得すれば逆転優勝の可能性が生まれます。タイトル争いの行方は最後まで目が離せない展開になりそうです。

11位の横浜F・マリノスユース（神奈川）が降格圏を脱するためには、今節の勝利が欠かせません。横浜FMは第18節以降、前後半の立ち上がりに失点するなど4連敗を喫しています。前橋育英高校（群馬）と対戦する今節は守備陣の奮起に期待がかかります。その横浜FMから勝ち点3差で逃げる大宮アルディージャU18（埼玉）は、第20節以降、1点差の接戦をものにするなど勝負強さを発揮。今節、昌平との埼玉県勢対決では、引き分け以上で残留が決まります。

そのほか、柏レイソルU-18（千葉）と旭川実業高校（北海道）、流通経済大学付属柏高校（千葉）と市立船橋高校（千葉）の2試合を行います。

WEST

首位のサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）は、リーグを折り返してから7勝2分け1敗と好調を維持しています。今節は勝ち点3を手にすれば2年ぶり6度目の優勝が決まる一戦。攻撃力が持ち味の神村学園高等部（鹿児島）を粘り強い守備で封じ、タイトルを引き寄せることはできるでしょうか。その広島を勝ち点1差で追いかけるヴィッセル神戸U-18（兵庫）は3位・静岡学園高校（静岡）との上位対決に臨みます。ともに広島の結果次第では逆転優勝の可能性があるため、今回の一戦にかける意気込みは十分。タイムアップの瞬間まで諦めずにゴールを狙います。

ジュビロ磐田U-18（静岡）は前節、静岡学園に敗れ、10位から降格圏の11位へと順位を落としました。大津高校（熊本）とホームで対戦する今節は、残留を手にするためにも白星がほしいところ。序盤から積極的に仕掛け、先制点を狙います。その磐田から勝ち点1差で逃げるサガン鳥栖U-18（佐賀）は、米子北高校（鳥取）と対戦します。前回対戦時は相手の力強い攻撃を防ぐことができずに1-4で敗れているため、今節は失点しないことを念頭に置いて試合に入ることがポイントになりそうです。

そのほか、横浜FCユース（神奈川）と履正社高校（大阪）、東福岡高校（福岡）と名古屋グランパスU-18（愛知）の2試合を開催する予定です。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間：2023年4月1日(土)～2023年12月3日(日)

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