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接戦を経てベスト4が出そろう JFA 第8回全日本O-40サッカー大会

2020年11月09日

接戦を経てベスト4が出そろう JFA 第8回全日本O-40サッカー大会

JFA 第8回全日本O-40サッカー大会は11月8日(日)、福島県のJヴィレッジで大会第2日が開催され、ベスト4が出そろいました。

1次ラウンドを突破できる各グループ首位を目指し、熱い戦いが続きました。

最もし烈な争いとなったのはグループBでした。第2節を終えた時点で、連勝したアルフット安曇野シニア(北信越2/長野)が首位に立っていましたが、共に1勝1敗で追う帯広フットボールクラブ(北海道1)とシマズ自動車北部(九州2/熊本)も諦めませんでした。運命の最終節、得失点差の争いをにらむシマズは前半から4得点するなど猛チャージ。後半に5点目を奪いましたが、3失点目も喫してしまいました。帯広は安曇野との直接対決で前半のうちに先制すると、後半に追加点を奪って2-0で終了。この結果、3チームが勝点6で並びましたが、得失点1の差でシマズが3位。安曇野と帯広は得失点差、総得点まで並びましたが、直接対決の結果、逆転で帯広が勝ち抜けを決めました。

グループDも、得失点差の争いとなりました。初戦を引き分けていた星ヶ峯フットボールクラブ(九州1/鹿児島)ですが、第2節で横浜シニア(関東3/神奈川)を1-0で破ると首位に浮上します。追う3チームが勝ち抜くために、勝利が必須となった最終戦、藤枝フットボールクラブ(東海/静岡)は星ヶ峯を押し込みますが、無得点で前半終了。それでもがむしゃらに攻め続けると1点を奪い、さらに追加点を狙います。その頃、横浜は徳島FC(四国2/徳島)を相手に3-0でリード。先制点で勢いに乗った藤枝は点差を広げ、さらに畳み掛けますが、2-0のままで試合終了。同じ勝点6ながら得失点1差で藤枝を上回った横浜が、グループ突破を決めました。

グループCも、首位を争う直接対決が最終節にありました。連勝のFC西武台シニア(関東1/埼玉)と、勝点2差で追う鶴岡FCドリーム(東北/山形)の顔合わせです。試合は前半からゴールを奪い合う展開となります。後半も互いに勝利を追い続けましたが、1-1のままで試合終了。西武台が首位を守り抜きました。

グループAでは、兵庫サッカークラブ(関西/兵庫)が今大会唯一の全勝突破を記録。3試合で17得点無失点と力を見せつけ、大会連覇まであと2勝に迫りました。

大会最終日となる9日(月)には準決勝と決勝が行われ、40歳以上の日本一のチームが決定します。

選手コメント

早勢拓祥 選手(帯広フットボールクラブ)
突破が懸かる最終節では、3-0で勝たないと逆転は無理だとみんなで言い合って試合に臨みました。その気持ちを全面に2-0で勝てたものの大会敗退だと思っていたのですが、改めて集計してみると、逆転で首位通過していたので驚きました。これで試合を続けられます。開催地枠で初出場した昨年は、初戦で兵庫サッカークラブに大差をつけられて、そこから何もできないまま大会を去ることになりました。今年の準決勝では、その兵庫と再戦します。あの対戦をスタートとして、ここまでたどり着きました。今年にかける強い思いを、準決勝にぶつけたいと思います。

松尾昌則 選手(藤枝フットボールクラブ)
組み合わせが決まった時点で、一番厳しいグループに入ったことは分かっていました。横浜シニアとの初戦を落として、すごく難しい状況になったものの、プライドを懸けて残る2試合を戦いました。最終的には1点足りませんでしたが、そこが今の僕らの立ち位置なんだと思います。結果を受け入れますし、来年もまたここに来たいと思いました。藤枝はシニアの各年代で強さを保っています。そういう基盤がある街ですから、僕らもプライドを持って戦っていかなければいけないと思っています。

戸村圭佑 選手(BOLAMISC宇都宮)
第2節で決勝点を挙げ、大会初勝利を手にできました。初戦では前回優勝チームを相手にポゼッションする位置がだいぶ低くなり、この試合も我慢の時間が長くなりましたが、いつものように抜け出しから点を取りに行こうと話し合っていました。その通りに抜け出すと、キーパーが前に出ているのが見えたので、頭上をループシュートで抜きました。全国大会には、一生に一度出られるかも分かりません。気持ちが高ぶっていましたし、みんなが頑張ってくれて勝ちにつながったので良かったです。

仮屋崎竜也 選手(星ヶ峯フットボールクラブ)
第2節は元Jリーグ選手がいる横浜シニアとの対戦でしたが、その元プロ選手が先発してこなかったので、「なめられているんじゃないか?」とみんなで気持ちを高ぶらせて試合に臨めました。決勝点はオウンゴールというラッキーなものでしたが、大事なのは結果です。このチームには2013年、2014年と、鹿児島県O-35選抜として日本スポーツマスターズで優勝経験のある選手たちがいます。だから、久しぶりの全国大会で1つでも上に行こうと気持ちを合わせてきました。家族や会社の皆さんの支えに感謝しつつ、これからも頑張っていきます。

大会日程:2020年11月7日(土)~11月9日(月)
大会会場:福島県/Jヴィレッジ
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