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レジスタFCが2連覇!多彩な攻撃と体を張った守備で快勝 JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会

2022年12月30日

レジスタFCが2連覇!多彩な攻撃と体を張った守備で快勝 JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会

小学生年代の日本一を決めるJFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会の決勝が12月29日(木)、鹿児島市の白波スタジアムで行われ、レジスタFC(埼玉)が2連覇を達成しました。

決勝

柏レイソルU-12 0-2(前半0-1、後半0-1) レジスタFC

決勝に勝ち上がったのはレジスタと柏レイソルU-12(千葉)。レジスタは連動したプレスやサイド攻撃を生かし、1次ラウンド、ノックアウト方式の決勝ラウンド共にすべての試合で複数得点を決めて決勝に進出。柏はフィジカルに強いほか、押し込まれる展開でもボールを握れば積極的にアクションを起こしてチャンスをものにしてきました。

決勝の40分間は、お互いが良さを出しながら試合を進めていきます。レジスタは長身の選手が多い柏に対し、高い位置からのプレスで相手のパスワークを制限。このプレスが機能してリズムに乗ると、4分には相手陣の左サイドから安達一平選手、渡邉秀墾選手とつないでゴールに迫り、佐藤泰旺選手がシュートを放ちます。これは枠を捉えられませんでしたが、ブロックに当たった跳ね返りを再び佐藤選手が押し込み、レジスタが1点をリードします。

1点を追う柏は15分過ぎからボールを相手陣地で動かせるようになり、岡本青選手や稲田凌久選手が右サイドからクロスボールを何度も供給します。同点にはできませんでしたが、柏が流れを引き寄せつつある状況でハーフタイムを迎えました。

後半に入っても柏がシュートレンジまでボールを運んでいましたが、レジスタは24分、中盤に仲本宗蒼選手を投入します。仲本選手は、「フレッシュな選手を入れて、しっかりプレスを掛ける。中盤のところでボールを回収するという場面は増やしてくれた」という藤屋直博監督の期待に応えてプレス強度を上げ、その後の交代も生かしてレジスタが主導権を取り戻します。

柏も30分以降は何度か決定機をつくり出しますが、レジスタの体を張った守備を受け、なかなかゴールネットまでは揺らせません。そうした中でアディショナルタイムにレジスタが追加点。アーリークロスを収めた佐藤選手が得点王タイとなる今大会8点目を決めました。

お互いに持ち味を出して試合を進めた熱戦は、2-0でレジスタが勝利。大会2連覇を飾りました。佐藤選手は遠藤優空選手(高部JFC/静岡)と並んで得点王。ゴールデングローブ&ブーツ賞は数々のファインセーブやコーチングでチームを支えてきた吉口雄二郎選手(柏)に贈られました。

監督・選手コメント

藤屋直博 監督(レジスタFC/埼玉)
決勝は戦術的な指示よりも、やるぞという空気をつくり、思い切って楽しんでこいという感じで送り出しました。1点をリードしましたが、前半の最後のほうが押されて苦しい展開でした。ハーフタイムで「追い付かれたらまた取ればいい」というような感じで伝えました。柏さんとの体格差はありましたが、サッカーは体格で勝てなくても他のところで補えるスポーツです。強い気持ちを持ち、運動量を多くして走る。それは選手たちも理解して表現してくれました。

佐藤泰旺 選手(レジスタFC/埼玉)
去年はテレビで決勝を見ていて、僕もこのピッチに立って優勝旗やトロフィーを持ちたいと思っていました。この試合は先制点を入れてリードすることが大事だと思っていたので、1点目はしっかり決めることを考えていました。練習からしっかりやってきて良かったと思います。最後の1点を取れなければ得点王になれなかったので、そういうところは自分の強さだと思います。将来は世界で通用するような選手になりたいです。

元島幹太 選手(レジスタFC/埼玉)
しっかり勝とうとチームみんなで意識していたので、無失点で勝てて良かったです。前半が終わったあと、佐藤泰旺選手が取ってくれた1点を無駄にしないことはもう一度意識しました。レジスタで学んだこと、中学生での新しいチームで学ぶことも生かして、チームを支えられる選手になりたいです。憧れは那須大亮さんやファビオ・カンナバーロさん。声一つで周りを鼓舞でき、対人など自分が苦手な部分もできる姿は憧れです。

稲田凌久 選手(柏レイソルU-12/千葉)
けがをして出られなかった仲間たち、ここに来られていない人の分も込めて戦っていたので、本当に悔しいです。1失点したときはまだ大丈夫だと思っていましたが、一つの隙で失点してしまいました。前半は押し込まれる時間が長かったですが、後半は何回か攻めていけるところがありました。そこで決め切れなかったのは悔しいです。

開催期間:2022/12/26(月)~2022/12/29(木)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)

準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)

準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)

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