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JFA U-12ガールズゲーム2021九州 第8回なでしこMIYAZAKIカップ ~九州サッカー協会の取り組み~

2021年12月07日

JFA U-12ガールズゲーム2021九州 第8回なでしこMIYAZAKIカップ ~九州サッカー協会の取り組み~

11月27日(土)、28日(日)に宮崎県総合運動公園にて「JFA U-12ガールズゲーム2021九州 第8回なでしこMIYAZAKIカップ」を開催しました。

代表者コメント

加來雅雄 さん(九州FA 4種委員長)
昨年度より、既存の大会であるMIYAZAKIカップをJFAガールズゲームとして位置付け、女子サッカー普及を目的とした大会として開催しています。2日間とも素晴らしい天候とピッチ環境に恵まれ、子どもたちは楽しく元気にプレーを続けることができました。宮崎県FA・女子委員会の皆さんの準備・運営に感謝いたします。女子サッカー普及のためには、本大会の実施だけでなく、大会に参加するまでのプロセスが重視されなければならないと思います。九州各県における参加体制づくりの中に女子選手の普及(拡大)につながる工夫が求められます。男女MIXチーム・女子単独チームという所属にこだわらず、女子だけで活動する場を増やしていくとともに、本大会が彼女たちの目指す大会となるよう努めていきたいと思います。

運営者コメント

三ツ元政行 さん(九州FA 女子委員長)
大会は、両日ともに天候に恵まれグランドの芝も最高の状態で大会を迎えることが出来ました。コロナ感染症が少しは落ち着いた状況ではありましたが、感染症対策を十分に行い大会を開催しました。また、選手、スタッフ、保護者等の協力もありスムーズな運営が出来たことに感謝します。今大会のトピックスとして、一つ目は前回からの反省点を踏まえグラスルーツの大会である事を考慮し「補欠ゼロ」の大会とすべく「3ピリオド制」を採用しました。「3ピリオド制」にすることにより参加選手全員の出場機会が確保され、笑顔いっぱいの大会となりました。そしてもう一つは「女子ユース審判員の育成」として、九州サッカー協会、宮崎県サッカー協会の審判委員会と連携して九州各県から6名の女子審判員が参加してくれました。大会の主審を行いインストラクターと振り返りを行い、充実した研修会となったみたいです。来年度の大会も本年度よりもステップアップした大会の開催を目指して行きたいと考えております。最後になりましたが、JFA、九州FA、宮崎FAの関係者の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

参加チームコメント

松尾歩 代表(N・K・G(日南・串間ガールズ))
コロナの影響で開催を心配しておりましたが、JFAをはじめ九州FA、宮崎FAの関係者の皆様に本大会を開催して頂き感謝申し上げます。また、最高の天気、最高の芝のコンディションで試合ができ選手も大変喜んでいました。3ピリオド制になったことにより全チームの選手が試合に出場出来たことは、とても良かった印象です。選手も女子だけの大会に出場する機会は滅多にないので他のチームの選手と交流をもち楽しんでサッカーが出来たことが何よりだと思います。来年もまた、出たいと言う選手がたくさんいて楽しい大会だったと感じております。スタッフ、選手も来年の開催を楽しみにしておりますので来年もよろしくお願いいたします。

参加選手コメント

嶋田和花 さん(宮崎さくら)
私は今回大会に出場して3つの事を感じました。ひとつ目は、とても楽しかった事です。いつもは男子の中にひとりだけの女子で頼ることが多かったけど、試合の中では失敗を恐れず、思い切って出来ました。ふたつ目は明るい声かけができました。私はこのチームのキャプテンです。試合中にいい声をかけて自分なりに頑張ることができました。三つ目は他の県と比べてレベルの低さを感じました。特に、大分県と鹿児島県の選手はとても上手でした。もっともっと練習が必要だと思いました。中学生では、いいパスを出してチームを盛り上げることのできる選手になりたいです。

下久保瑠杏 さん(宮崎さくら)
ガールズ・ゲームに参加してとても楽しかったです。得点もできてうれしかったです。女子だけで仲良くできたことはとてもいい思い出になりました。でも、試合は2位リーグで1回も勝てませんでした。宮崎県では1位で結構強いと思っていたけど、他の県はもっと上手くて強かったです。負けて悔しかったです。試合ではキーパー以外全部のポジションをしました。やったことのないポジションもありました。最初はやりにくかったけど、終わってみたらそれぞれのポジションの役割が少しわかったような気がしました。中学生になったら、どこのポジションでもできる選手を目指して頑張ります。

審判研修担当者コメント

鳥越明弘 さん(九州FA審判委員会)
この度、11月27日(土)・28日(日)の2日間、本事業を活用し「九州FA3級女子審判育成研修会」を新規事業として実施させていただきました。九州FA女子委員会からご相談をいただき、九州FA審判委員会とタイアップし研修計画を進めてまいりました。沖縄県を含む九州各県から3級女子審判員(U-20)6名の参加があり、有意義な研修となりました。審判指導は、地元宮崎県の審判インストラクターにご協力いただきました。合計40試合中、24試合(4試合/1人)を九州女子審判員で主審を担当させていただきました。今回は、U-12女子の8人制一人審判法により、不慣れではありましたが、ポジショニングの重要性をより体感できた研修となりました。日頃より、女子委員会にはご理解をいただき、九州各種大会において強化審判研修等も実施させていただいております。今後とも女子委員会との情報共有を含め、タイアップしながら、女子審判員の育成に取り組んでいけたらと思います。参加した女子審判員も楽しく研修できたと喜んでおり、関係者の皆様には深く感謝申し上げます。

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