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「IBSA ブラインドサッカー女子世界選手権」 日本は準優勝!

2023年08月24日

「IBSA ブラインドサッカー女子世界選手権」 日本は準優勝!

2023年8月12日(土)より、「IBSA ブラインドサッカー女子世界選手権 2023」が開催されました。女子カテゴリーの世界選手権が開催されるのは史上初のことで、世界ランキング1位の日本は、初代チャンピオンを目指して大会に挑みました。

日本は予選グループリーグを首位通過、3位決定戦でインドに勝利し、決勝戦に進出しました。決勝戦の相手はアルゼンチン。過去、「さいたま市ノーマライゼーションカップ」ではアルゼンチン選抜チームと対戦しており、2勝している相手でした。決勝戦は前半にエース菊島宙選手が先制点を決めますが、後半に2失点。日本は追加点を挙げられないまま試合が終了し、今大会準優勝で終えました。

優勝を目指していた日本にとっては悔しい結果となりましたが、今大会、主将竹内真子選手と若杉遥選手が公式戦初得点を挙げ、日本代表初選出の島谷花菜選手は公式戦初出場の試合で得点を決め、最年少得点記録を更新するなど、これまでのトレーニングの成果が目に見えるかたちで発揮された大会となりました。

今大会、応援いただいた皆さま、ありがとうございました。今後もブラインドサッカー女子日本代表の活躍に、ぜひご期待ください。

最終順位

1位 アルゼンチン/2位 日本/3位 スウェーデン/4位 インド
5位 モロッコ/6位 オーストリア/7位 ドイツ/8位 イングランド

大会概要

[大会日程]2023年8月12日~21日
[会場]University of Birmingham Bournbrook Pitches(イギリス・バーミンガム)
[日本代表派遣選手・スタッフ] https://www.b-soccer.jp/news/22489-20230706
[大会HP] https://www.ibsagames2023.co.uk/
[試合結果]https://www.tournifyapp.com/live/
ibsaworldcup/standings

監督・主将コメント

山本夏幹 監督
初開催にして初出場となった今大会。サポーター、スポンサー各社の皆さまをはじめ、多くのブラサカファンが女子日本代表を支え、後押しをいただいたおかげで最後まで戦い抜くことができました。心より感謝申し上げます。私たちはこれまで第一回世界選手権の優勝だけを目指して活動してきました。準優勝という結果については、まだ消化しきれていないのが正直なところです。これまでの過程を振り返り、私たち女子日本代表は再び世界一への挑戦を続け、次こそは優勝という形でブラサカ女子の未来に繋げたいと思います。決勝戦は日本時間深夜にも関わらず、多くの方が応援をしてくださいました。皆さまのお力のお陰で、選手たちは懸命に走り切ることができました。応援、ありがとうございました。

竹内真子 選手(兵庫サムライスターズ)
この世界選手権という場で、チーム全体でしっかりと戦えた大会でした。ピッチ内外での声掛けや、物事をポジティブにとらえられる場面が多かったと思います。プレーにおいて、声かけでパスがうまくつながったり、守備から攻撃の切り替えが速くできたりと、ワクワクできるシーンも沢山あったので良かったです。何より、菊島選手だけでなく、島谷選手、若杉選手、竹内がチームの得点に絡めたのも良かったです。ただ、決勝戦のアルゼンチン戦は、前半に菊島選手が先制してくれた得点を守りきれず非常に悔しい思いをしました。過去にアルゼンチンと対戦した時よりも、見違えるほどアルゼンチンが上手く強くなっていたので、次はブラインドサッカー女子日本代表がどのチームよりも強くなりたいという目標が明確にできました。しっかり反省と振り返りをして、私たちは前に進んでいきたいです。
応援してくださった皆さま、本当に沢山の熱い応援ありがとうございます。皆さまからの声援、動画やメッセージに毎試合励まされてパワーをもらっていました。まだまだ、成長できる要素がたくさんある私たちですので、これからもチーム全体・個々人で努力を積み重ねていきます。今後とも応援よろしくお願いいたします。

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