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浦安対名古屋の首位攻防戦は4発完封の名古屋に軍配!【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】

2022年07月19日

浦安対名古屋の首位攻防戦は4発完封の名古屋に軍配!【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】

7月15日(金)から18日(月・祝)の4日間にわたり、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第5節の6試合が行われました。

今節、最大の注目を集めたのは、バルドラール浦安対名古屋オーシャンズでした。どちらも開幕から4連勝でこの試合を迎えたことに加え、フットサルスペイン代表としてUEFAフットサル選手権優勝の経験もあるアンドレシート選手のFリーグデビューも期待されたこの一戦。序盤から積極的に攻撃を仕掛ける名古屋に対し、浦安も前から激しくプレスをかけ名古屋を自陣に押し込むなど、激しい攻防を繰り広げます。開始3分ほどでFリーグデビューを果たしたアンドレシート選手は、5分にオリベイラ・アルトゥール選手のFKにダイレクトで合わせて初ゴール。勢いの止まらない名古屋は、7分にガリンシャ選手からボールを奪ったダルラン選手が自らシュートを突き刺しリードを広げると、9分にもカウンターの流れからダルラン選手が追加点を挙げ浦安を突き放しました。3点ビハインドの浦安は、第2ピリオドで名古屋の攻撃をしっかりと抑えながら反撃のチャンスを窺います。幾度となく決定機を迎えた浦安でしたが、名古屋の守備を崩したあとも待ち受けるGK篠田龍馬選手の好セーブに阻まれ、ゴールを割ることができません。4分を残し長坂拓海選手をGKに置きパワープレーを仕掛けた浦安でしたが、38分には吉川智貴選手にパワープレー返しを浴びさらに点差が広がる展開に。最後までゴールに向かい続けた浦安でしたが、得点を奪うことができずに無得点で試合終了。4-0で完封した名古屋が単独首位に躍り出ました。

前節、今季初勝利を挙げた立川アスレティックFCは、好調のY.S.C.C.横浜をホームに迎えました。球際もフィジカルコンタクトも激しく、熱のこもった一戦を見せたこの対戦。まず試合を動かしたのはホームの立川でした。5分にPKを獲得すると、これを中村充選手がゴール上部に突き刺し先制に成功します。さらに13分には関尚登選手のCKに中村選手がダイレクトで合わせ、ゴール前で湯浅拓斗選手がコースを変えて追加点。しかし、負けてはいられない横浜も16分に自陣からの縦パスを受けた安井嶺芽選手が鋭いシュートを突き刺し1点を返します。2-1と立川リードで迎えた第2ピリオドでは、26分に右サイドからのキックインにファーサイドの湯浅選手がダイレクトで合わせ立川が再度リードを広げます。横浜のパワープレーに対しても集中した守備を見せ、3-1で試合終了。立川が今季2勝目を挙げています。

フウガドールすみだはエスポラーダ北海道を7-2で下し、今季ホームで初勝利。館山マリオ監督が就任し、チームづくりを進めるバサジィ大分は、ペスカドーラ町田との接戦を落としこれで5連敗と苦しい状況が続いています。

監督コメント

フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
試合開始から激しい展開になりました。その中で自分たちはとても集中して試合に入れました。特に開始10分は、より完璧に近い状態で試合を進めることができました。3-0になってからは、戦術的に続けていたことが少しできなくなり、動きがない状況で1人1人の個人戦術に頼るような形になりました。その中でも40分間、しっかり自分たちがやるべきことを続けて戦い、勝つためにプレーができたと思っています。勝てたことはうれしいですが、相手の戦術に対し修正するべき課題も見えた試合でした。

小宮山友祐 監督(バルドラール浦安)
率直に言うと、力負けをした試合だったと認めなくてはならないと思います。立ち上がりから、それまでの4試合の名古屋とは迫力がまったく違いました。こういう状況での名古屋は強く、叩きのめしにくるということは想定していたので、いかに自分たちがボールを保持して相手陣内に侵入しノーリスクでゲームを進めることができるかどうか。3点目は不運な形で、あれがなければ違った試合展開になっていたと思いますが、それも含めてフットサルです。いずれにしても最後の部分での差がありました。ゴールを決めるチャンスはありましたが、決めきれない浦安と決めきった名古屋、というところです。どうしてもボールを取られた後のことを考えてセカンドポスト、リバウンドポジションに入っていくことができなかった印象です。オーシャンカップでもこの試合でも名古屋から1点も取れていないので、攻撃の部分には改善の余地はあると思います。ただ、第2ピリオドでは選手の組み合わせを変えて相手を嫌がらせることができました。課題もありますが、収穫も多かったと感じています。

比嘉リカルド 監督(立川アスレティックFC)
3連敗の後、バサジィ大分戦で勝利しホームでの3戦目を迎えました。ホームゲームではやはり勝ちたい気持ちが強く、選手たちも最初からいいリズムを作り得点することができました。ディフェンスのリズムが崩れるなど困る時間もありましたが、7割程度はいい試合ができました。セットプレーから3点を取り、勝つことができてよかったです。

鳥丸太作 監督(Y.S.C.C.横浜)
負けてしまったのは僕の準備不足です。特にこの試合ではパワープレーを仕掛ける状況はあり得ると思い準備をしてきましたが、同じメンバーを出さざるを得ない中でプレスにいけず、メンバーの変更をコントロールできなかったところが一番悔やまれます。全体的な印象としては、かなり不安定な試合だったと思います。主にディフェンスの部分で、普段ならもう少し秩序がありましたが、今日は少し飛び込み気味になったり、カバーリングがなかったり、今までのチームコンセプトからは少し外れてしまいました。そこが悔しいところです。

Fリーグ2022-2023 ディビジョン1

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