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S級コーチ養成講習会2022 Module1・短期講習① 受講者レポート Vol.1

2022年04月22日

S級コーチ養成講習会2022 Module1・短期講習① 受講者レポート Vol.1

2022年度のS級コーチ養成講習会がスタートしました。昨年12月に行われたトライアルを経て選考された20名が集合し、これから12月までの約9か月間、大切な仲間として、お互いを高めあえる良きライバルとして切磋琢磨していきます。

Module1・短期講習①

期間:4月10日(日)~4月15日(金)

4月10日(日) 開講式、ガイダンス、グループワーク、
試合視察 FC東京 対 浦和レッズ(味の素スタジアム)
4月11日(月) ASE/Action Socialization Experience(茨城県立中央青年の家)
グループワーク、分析発表、コンディションチェックゲーム(以降 鹿島ハイツスポーツプラザ)
4月12日(火) 指導実践、振返り
4月13日(水) 指導実践、振返り
4月14日(木) 指導実践、振返り
4月15日(金) 指導実践、振返り、Module1集中講習ガイダンス

サポートプレーヤー派遣協力:流通経済大学サッカー部

受講者コメント

青野慎也 さん(愛媛FC)
4月10日から始まった2022年のS級ライセンス講習会。開講式直後のグループワークでは、他人行儀で互いに探り合い、様子を伺いながらのディスカッションで少しスムーズさに欠ける印象がありました。その中でも自分の考え方をなんとか伝えよう、他の受講者の考え方に耳を傾けてみんなのことを理解しようという姿勢を持つことで、最終的には良いディスカッションになりました。また、他のグループによる自分とは違った切り口でのプレゼンは新鮮で学ぶべきものがありました。
2日目に実施されたASEにおいては、目標を達成するため、また軌道修正をするために議論することの大切さを改めて実感しました。その中で信頼関係ができチームになっていく感覚を覚えると共に、コミュニケーションを取ることの重要性を感じられました。この中で特に印象深かったものは、7人のグループで全員が2本の縦に長い板に片足ずつを乗せ、グループ全体でムカデ競争のように歩く課題です。初めは簡単な設定から開始しましたが、最後に課せられた「目隠しをし、声、音など合図なし」で数10メートル先のゴールを目指す設定では、コミュニケーションが取れないという難題で10分間ほど一歩も動けませんでした。動くのは無理だと思う瞬間もありましたが、コミュニケーションが取れない中でも自分のことではなくお互いのことを考えながら初めの一歩に集中することで、その後は爆発的に前に進むという体験をしました。チームがうまくいかない時などにお互いのことを考えるということは一つのキーポイントになると思わせてもらった瞬間でした。
3日目以降の指導実践では視察したFC東京vs浦和レッズのゲームから抽出した課題に対し監督、コーチ2人、GKコーチ、フィジカルコーチの役割を交代で行いました。まず、監督、コーチ間でのサッカー観のすり合わせに多くの時間を費やし議論を重ね、その後試行錯誤して課題に対する修正のトレーニングを重ねる中で、浮嶋敏インストラクターから「『自分の評価基準』を作ることが重要」というありがたいコメントをいただきました。
コーチングスタッフや選手に自分のやりたいことを伝えるために、何が良くて何がだめかという基準を持つことで、イメージを共有しやすくなり、選手が迷いなくプレーし、スタッフは迷いなくコーチングできるということに繋がるのだと感じました。実践後には受講生やインストラクターから様々な気づきやアイデアをもらい、自分の成長のきっかけに繋がる良い時間を過ごせたと思います。
選手をこの講習会に送り出してくださった流通経済大学サッカー部、過酷な状況の中でも文句も言わずプレーし続けてくれた選手たちには本当に感謝しています。ありがとうございました。今年度の活躍も期待しています。
最後にコロナ禍の中、多くの方々の尽力で対面での講習会が開催できたことへの感謝の気持ちを忘れずに、ここから12月まで続く講習会で、自己の確立を目指し精一杯取り組んでいきたいと思います。

壱岐友輔 さん(アビスパ福岡)
いよいよ、待ち望んでいたS級コーチ養成講習会2022がスタートしました。Module1短期講習の主な内容は、「試合分析グループワーク」「ASEプログラム」「指導実践」の3つでした。
「試合分析グループワーク」は、出会ったばかりの方々とサッカーの話をしながら、グループで擦り合わせ発表する作業でした。簡単な作業ではありませんでしたが、オープンマインドな姿勢でディスカッションを繰り返し、映像やパワーポイントを駆使することで、自然とお互いの考えを知ることができ、また、他のグループの発表の仕方や分析の見方など様々な角度から学ぶことができました。
「ASEプログラム」は、茨城県立中央青年の家で実施しました。6人~7人のグループを形成し、1人では解決できない問題に対して、グループで協力しながら解決していくプログラムで、サッカーに通じることが多々ありました。特に印象に残ったのは、4~5mの壁を全員が越えるプログラムでした。正直、最初は難しいと思っていましたが、グループで話し合い、成功までのプロセスを考え、全員で協力しながら成功することができました。その時の達成感は非常に気持ちの良いものでした。ぜひ、チームに戻ってからも実施したいプログラムでした。
「指導実践」は、前日の試合分析で出た課題を改善するためのセッションで、グループの5人で監督、コーチ2名、GKコーチ、フィジカルコーチの役割を順番に回しながら実施しました。私は、僭越ながら今シーズンのキックオフを告げる1番くじを引き当て、最初に担当させていただきました。物凄い緊張感の中、準備する時間もほとんどありませんでしたが、同グループの青野さん、岩田さん、大島さん、大柴さんのサポートでやりきることができました。指導実践後の振り返りでのJFAインストラクターの方々や受講生の皆さんからの的確なアドバイスは私にとって非常に大きな学び、気づきとなり、有意義な時間となりました。
私は、S級コーチ養成講習会2022を通して、素晴らしい方々との出会いを大切にし、オープンマインドな姿勢からたくさんの刺激、学び、気づきを得て大きく成長すること、そして、自分のサッカー観を確立させることを目標に「責任」と「覚悟」を持って一生懸命取り組みます。
最後に、コロナ禍の難しい状況の中、短期講習会1を無事終了することができたのは、たくさんの事前準備をしていただいた日本サッカー協会の皆様、選手役として一生懸命取り組んでいただいた流通経済大学の皆様、万全の準備で出迎えていただいた鹿島ハイツの皆様、そして、受講生のオープンマインドな姿勢があってのものだと思います。この場を借りて感謝申し上げます。

岩田直幸 さん(ジェフユナイテッド市原・千葉)
まず初めに、新型コロナウイルスの困難な状況の中、多くの関係者の協力により開催が実現したJFA S級コーチ養成講習会2022に参加させていただいたことに感謝申し上げます。
心待ちにしていたS級ライセンス講習会が4月10日、クロスウェーブ府中の研修室にて行われた開校式から始まりました。最初の1週間は短期講習という形でASEプログラム、ゲーム分析、ゲーム分析を元にしたトレーニングメニューの作成、その指導実践という内容でした。ASEプログラムとは、Action Socialization Experienceの略で、「8名前後のグループに対して、身体と精神の両側面を要求し、かつ1人では不可能な『課題』を提示され、それを試行錯誤しながら解決を模索する活動」です。複数のアクティビティを行う中で一番印象に残っているのは、1人で登ることは不可能な高い壁をグループで協力しながら全員が登るというアクティビティです。最初に壁の高さを見たときは「登れる訳が無い」と感じましたが、グループ全員でアイデアを出し合うと、自分だけでは思いつかないようなアイデアが出て、さらにそのアイデアをヒントに、より課題解決に近いアイデアが出てきました。最後に全員が壁を登り切った瞬間は、なんとも言いようがない清々しい気持ちになったと同時に、積極的にアイデアを出し合うコミュニケーションの重要性、グループで協力することの大切さ、そして最後まで諦めない気持ちがとても重要だなと感じました。
ゲーム分析では、事前の課題ですでに分析していたチームの実際のゲームを現地で視察し、事前分析内容と実際起こっている現象を比較しました。こちらもグループに分かれ、意見を出し合い、まとめていきました。
指導実践では、現地でのゲーム視察を分析し、受講生5人が監督、コーチ2名、GKコーチ、フィジカルコーチ役の中でスタッフのリレーションシップをとりながら抽出されたチームの課題を克服するためのトレーニングプランを作成し実施するというものでした。監督として各スタッフの役割を明確にした上でトレーニングする中、自分だけでは気づけない(観ることができなかった)場面をスタッフで共有し、ワンチームで課題を克服していく作業はとても新鮮でした。普段育成の現場にいる私は、これほどまでの多くの人数のコーチングスタッフで1つのトレーニングセッションを行う経験がなかったからです。役割を明確化しスタッフをマネージすることは、実際やってみると思った以上に難しかったです。
まだ講習会は開講して1週間しか経っていませんが、非常に高い専門性とハードワークが求められるものだと感じています。12月までの長期にわたる講習会となりますが、必死に食らいついていこうと思います。また、20名の受講生やインストラクターの方々との出会いは、自分の成長を手助けしてくれると共に今後の指導者人生の財産になることは間違いありません。全員で切磋琢磨し、実りの多い講習会にしていきたいと思います。

次週は、大柴克友さん(ヴァンフォーレ甲府)からお伝えします。

toto

S級コーチ養成講習会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。

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