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JFAキッズミーティングを実施

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2020年01月30日

JFAキッズミーティングを実施

1月25日(土)、26日の2日間、大阪のJ-GREEN堺にて「JFAキッズミーティング」が行われ47都道府県サッカー協会(FA)のキッズ委員長など全国から総勢58人が集まりました。
本研修会ではアジアサッカー連盟(AFC)からグラスルーツマネージャーの椙山氏に参加頂き、AFC/UEFAのグラスルーツの実態報告、キッズと4種の連携、さらに実技ではU-9年代のゲーム環境を整備することを目的に、子どもたちを集めフェスティバルを開催しました。

インストラクターコメント

皆川新一 JFAキッズプロジェクトリーダー
今回、AFCより技術部グラスルーツ担当の椙山正弘氏をお迎えし、AFCをはじめとする海外での取り組み、またAFCが推進する“AFCストリートサッカー”を日本全国で具現化していくために、椙山氏にその必要性も発信していただきました。今研修会では“少人数のゲーム”を実技として取り入れ、様々な働きかけで子どもたちのプレーぶりが徐々に変わってくることを観察し、またさらに良くするためにはどのようにオーガナイズしたらよいかを、参加者全員でディスカッションさせていただきました。そこから出た意見をガイドラインの作成に活かしていきたいと考えています。
“1園、1回、1人増えたよ!の積み重ね”を心に、これまでのキッズ活動の3本柱(巡回指導・フェスティバル・リーダー講習会)の各FAの状況を伝え、それぞれの活動の“Growth(発展・拡張)、Retention(維持・保持)”をどのように進めたらよいか、ディスカッションを通して相互にアイディアを出し、一歩半歩のチャレンジに向けて、刺激を掛け合うことができました。
冒頭に記しましたが、今回AFCの椙山氏の参加により、AFCの取り組み、UEFAの取組等、海外の状況を改めて知ることができました。アジア各地域でそれぞれの環境・お国柄がある中、工夫してサッカーを楽しんでいることを見聞したことで、各FAでの取り組みに自信をもち、そして今後に向けての意欲が湧いてくる、とても興味深い内容だったと思います。
“明日来てくれる子どもたちが、最高の感動を味わえるような活動を!”“その積み重ねが、日本のサッカーを強くする!”を考えながら活動を進め、その活動の準備や行動をしていく中で、我々大人も、“楽しんでいきましょう!”とお伝えしミーティングを終了いたしました。

参加者コメント

瀬谷圭太 さん(岩手県)
「チャレンジ」「誰のために」を考えた2日間でした。皆川さんはじめJFAスタッフの発信を受けて考えると、「チャレンジすること」に行き着きました。それは特に少人数サッカーについて提案があったからです。もう一度考えるということの大切さを学びました。また、実技やディスカッションから、私たちは誰のために、何のために活動しているのかを改めて考えました。結論は、目の前の子どもたちのためであり、その子を人として成長させるためのサッカー指導であるということです。発見を導く【Guided discovery】を改めて考えました。素晴らしい仲間たちと共に考えたことを受けて、しっかりと目の前の子どもたちのために還元していきたいと思いました。

河野雅明 さん(埼玉県)
今回は特にU-9年代における少人数制サッカーインストラクターによる指導実践があり、なぜ少人数制サッカーが大切なのか確認することができました。ただ1点、すでに少人数制のフェスティバルを開催している県もあるので、実施している県の状況などを確認できたらより良いと感じました。実戦をしている中で子供たちの笑顔をインストラクターが手際よく引き出していました。改めてキッズサッカーにはFUNが大切だと感じました。
AFCグラスルーツについて椙山正弘氏より講義をいただき、アジアにおける日本のグラスルーツの立ち位置や他国の取り組みなど大変興味深く拝聴できました。講義後椙山氏とお話しでき課題も見つかりました。長期一貫指導体制ではやはり県協会・4種・技術委員会との連携が大切だと改めて感じました。毎年全国の皆様とディスカッションすることが、今後のキッズ活動につながっていくと感じています。次年度の開催もよろしくお願いいたします。

伊藤達也 さん(愛知県)
今回のキッズミーティングでは「キッズは小さなU-12ではない」という考えのもと少人数サッカーの推奨という事で実際にU-6、7、9の選手に参加頂きスモールサイドゲームを行いました。
私達も見学、実践を行い、色々なルールや状況設定の変更を行いながら、どのような現象が起きやすいのかを深く考えられる良い機会となりました。
グラスルーツの発展のための一つのツールとして自分の県でも行っていきたいと感じました。
また、AFCのプレゼンではアジアでのグラスルーツ活動の紹介や現状などの報告、紹介がありました。
私たちは日本だけで活動していますので他国の取組などは刺激と気付きになりました。
2日間という限られた時間でしたが濃く充実した内容のキッズミーティングとなりました。

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