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S級コーチ養成講習会2019 Module5 集中講習12・最終試験 受講者レポート Vol.13

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2019年12月19日

S級コーチ養成講習会2019 Module5 集中講習12・最終試験 受講者レポート Vol.13

2019年度S級講習会 最後のmoduleを2週にわたって開催しました。筆記試験、口頭試験、指導実践試験と続き4月からスタートした今年度の講習会は全て終了し、9か月間にわたり開催したS級コーチ養成講習会は閉講式を迎えました。今後は全ての試験に合格し、国内・海外のインターンシップとレポートを提出した順に技術委員会に諮られ、認定されていきます。

Module5

12月2日(月) 午後:フィジカルコンディショニングまとめ 安松幹展氏、矢野由治氏
12月3日(火) 午前:技術委員会の取組み 関塚隆氏、U-17ワールドカップ報告 濱崎芳己氏
午後:プロフェッショナルコーチング論/指導実践まとめ 鈴木淳氏
12月4日(水) 筆記試験・口頭試験
12月5日(木) 筆記試験・口頭試験、指導実践試験ガイダンス
12月9日(月) 午後:コンディションチェックゲーム(流通経済大学)、ガイダンス
12月10日(火) 指導実践試験
12月11日(水) 指導実践試験
12月12日(木) 閉講式、面談

今週の編集担当:北原次郎さん

4月から実施された、2019年度のS級コーチ養成講習会が、ついに終了しました。
最終のModule5は、12月2日(月)~5日(木)がJISS(国立スポーツ科学センター)にて、12月9日(月)~12日(木)がJ-Step(ナショナルトレーニングセンター清水)にて行われました。

12月2日(月)
フィジカルコンディショニングの最終回(3回目)は、JFAフィジカルフィットネスプロジェクトのメンバーである安松幹展氏(立教大学)と、ファジアーノ岡山のフィジカルコーチである矢野由治氏が担当してくださいました。実際に、矢野氏が多くの経験のなかで培ってきたフィジカルトレーニングや期分けに関する知識や方法論を、惜しみなく教えていただきました。そのなかでも特に、プロのチームを、シーズン開始日から公式戦の開幕に向けて、6週間〜7週間で準備するプログラムについては、非常に現実的な実戦に活かせる内容で勉強になりました。また、科学的な測定を行い、現状のフィジカルコンディションやパフォーマンスを知り、トレーニングの計画にその情報を生かして行くサイクルは非常に興味深いものでした。

12月3日(火)
まずはJFAの技術委員長である関塚隆氏から、JFAの取り組みについての講義がありました。日本サッカーが、2050年の目標に向かってどのように歩みを進めて行くのか、現状の成果と課題を含めてお話いただき、改めて、日本代表がワールドカップで優勝する夢を実現するために、微力ながらも、貢献したいなという情熱が湧いてきました。
次に、ナショナルトレセンコーチである濱崎芳己氏より、今年ブラジルで行われた「FIFA U-17ワールドカップ2019」のTSG報告をしていただきました。世界大会を視察されたTSGグループの報告と、U-17日本代表チームのスタッフからの成果と課題の報告をお聞きし、世界大会でベスト8以上の成績を収めるためには、いま何が必要なのか、受講生同士でもディスカッションするなかで多くの気づきがありました。
そして最後の講義は、チーフインストラクターの鈴木淳氏で、現代サッカーのトレンドというテーマで、ヨーロッパを中心とした現代サッカーの傾向をお話いただきました。特に、ここ10年くらいのサッカーの変化はめざましく、我々がS級ライセンスを取得したあとも、日常の業務に忙殺されず、常にサッカーの進化を予測して、日本サッカーがどのようにすれば世界の強豪に勝つことができるか、と考え続けることの重要性を痛感させられました。

12月4日(水)~5日(木)
この2日間では、筆記試験と口頭試験が実施されました。筆記試験の出題内容は、1年間、オンザピッチや講義で学んできた幅広い内容で、「サッカー専門」「コーチング・マネジメント論」「スポーツ科学(全般)」の3分野から、計3時間で9問の問題が出題される形で行われました。
テストの準備のために、受講生みんなで協力しながら、今後の指導者人生のためにも、少しでも知識や理論を強化できるよう努力し、テストに臨みました。
口頭試験は、Jリーグの試合映像を題材に、ゲーム分析をする形で行われ、4局面における戦術行動を対話形式で答えたのち、実際に自身がチームを率いる際のコンセプトやトレーニング計画などを映像の内容とリンクさせ、答えるような内容でした。
筆記試験と口頭試験ともに、非常に緊張感のあるなかで行われ、準備から本番まで長い時間に渡って、自分と向き合う非常に良い機会となりました。

12月9日(月)~12日(木)
週をまたぎ、場所を静岡県に移し、指導実践の最終試験が実施されました。
最終試験は、事前の抽選で決定した順番とテーマで、1人25分の実践を行います。1年間、取り組み続けた7つのテーマのなかで、指定されたスパーリングチームのシステムを落とし込み、そして改善チームに対して、それぞれが自身のコンセプトに基づいて、コーチングを行いました。25分間のために、何日間も準備し、受講生同士で多くのディスカッションを行い、多くの時間を自分と向き合い、試験に臨みました。その濃密な時間は、自分たちにとって本当の宝物になったと思います。

そして最終日の閉講式では、鈴木淳チーフインストラクターから、自身の「オリジナル」を持つことの重要性を改めて訓示いただき、送り出していただきました。

この1年間は、終わってみれば、全てがあっという間に感じるほど、充実していて学びが多く、刺激的な日々でした。

まずは、この講習会を無事終えることができ、講習会を非常に質の高いものにしてくださった、インストラクターの皆様、全ての講師の皆様、補助学生を含む事務局の皆様、そして、指導実践でご協力していただいた三菱養和会の皆様、流通経済大学サッカー部の皆様、江戸川大学サッカー部の皆様、施設協力などでお世話になった関係各所の皆様、本当にありがとうございました。そして、この1年間、さまざまな側面で、講習会に参加することを支えてくださった皆様、迷惑をかけてしまった所属先の皆様、寛容に見守ってくださって、本当にありがとうございました。
多くの方々に支えられて、無事この講習会を終えることができたことに恩返しをするためにも、我々は日本サッカーのため、地域のため、クラブのため、選手たちのために、全力で貢献していかなくてはいけないと、痛感しています。そして、ここで学んだことの多くを、さまざまな現場で還元していきたいと思います。

私自身が、この講習会で強く感じたのは、自分と向き合うことの苦しさです。

受講生の皆さんは、誰もが自身の成長のために、ここに来ており、強い想いと覚悟を持った人たちばかりでした。そういう方々と多くの時間を共にするなかで、私も自分をさらけ出すことを意識しつづけました。そして様々な意見をもらい、また自分と向き合い、自分の不足していること、長所、短所に気づく。そのサイクルは、決して、ハッピーなことばかりではないです。もしかしたら、それは、S級講習会だから苦しいのではなくて、成長したいと思って、そのようなサイクルを繰り返している方々は、日本のどこにいてもそのような苦しみと戦い、成長しているのかもしれません。そして、私の場合は、受講生の皆さんに助けてもらい、それをなんとか乗り切れたと思います。そして、少しだけ成長できたのではないかと感じています。改めて、仲間の皆さんには感謝申し上げます。
このS級コーチ養成講習会は、ゴールではなく、スタートであると、多くの方からお聞きしました。将来、様々なフィールドで活躍していくためのスタートラインに立ったに過ぎないと。私自身も、もっともっと成長して、日本サッカーに貢献できるような人間になるためにも、自分と向き合い、自分を成長させてくれる出会いやチャンスをこれからも大切にして、いつまでも、もがいていきたいと思います。
1年間、本当にありがとうございました。23期生一同、感謝申し上げます。

toto

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