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S級コーチ養成講習会2019 Module4・集中講習8-9 受講者レポート Vol.10

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2019年11月08日

S級コーチ養成講習会2019 Module4・集中講習8-9 受講者レポート Vol.10

module3から約1か月ぶりに集合し、今年度の講習会もいよいよ後半に入りました。集中講習9では、ドイツサッカー協会のインストラクターであるRalf Peter氏を招聘し、4日間に渡り4つのテーマを深く掘り下げて指導実践を行いました。

Module3 集中講習8

期間:10月21日(月)~10月24日(木)

10月21日(月) 午後:メディア論Ⅰ:大住良之氏、プロフェッショナルコーチング論:森保一氏
10月22日(火・祝) 午前:Off
午後:プロフェッショナルコーチング論:鈴木淳氏、チームビルディング:福富信也氏
10月23日(水)  午前:指導実践
午後:プロフェッショナルコーチング論:藤田俊哉氏、奥野僚佑氏
10月24日(木)  午前:指導実践
午後:フィジカルコンディショニング:広瀬統一氏
   指導実践振返り

Module3 集中講習9

期間:10月28日(月)~10月31日(木)

10月28日(月) 午後:S級リフレッシュ研修(聴講)
   ガイダンス・講義/ RALF PETER氏(DFB)
10月29日(火・祝)

午前:プレゼンテーション グループ1
   指導実践 グループ1、2
午後:プレゼンテーション グループ2
   指導実践 グループ3,4   

10月30日(水) 午前:プレゼンテーション グループ3
   指導実践 グループ2,1
午後:プレゼンテーション グループ4
   指導実践 グループ4,3   
10月31日(木) 午前:プレゼンテーション RALF PETER
   指導実践 グループ1、2
午後:プレゼンテーション RALF PETER
   指導実践 グループ3、4

今週の編集担当:臼井弘貴さん

1カ月の充電期間を経て始まったModule4。今回のモジュールは、最長の4週間となります。今回は第1週目と第2週目の報告です。

第1週目では、サッカージャーナリスト・大住良之先生によるメディア論からスタートし、日本代表の森保監督、S級チーフインストラクターであり大宮アルディージャなどで監督をされた鈴木淳さん、オランダやイングランドでの指導経験のある藤田俊哉さん、モンテディオ山形で監督を務められた奥野僚右さん、フィジカルコンディショニング論の広瀬統一さんから貴重なお話を聞く機会をいただきました。

大住先生からは、「プロ監督とメディアの関係」という観点からお話をいただきました。ご自身の経験談から『メディアは一緒にサッカーを広める仲間』であるという強い信念を感じられ、これから我々が監督になった際の考え方として非常に勉強になるものでした。

続いて、日本代表の森保一監督によるプロフェッショナルコーチング論では、代表チームのマネジメント方法や日本代表で大事にしていること、さらには一指導者として大事にされていることなどお忙しい中、たくさんのお話をしていただきました。その中でも、『選手を観ること。個を尊重すること。』という、人として、指導者としての一番大切な事を本当に大事にされているんだなと強く感じ、自分をもう一度見つめ直す機会となりました。

鈴木淳さんからは、実際に監督になった時の「チームマネジメント」について熱いお話をしていただきました。さまざまな部署や人との関係性をいかに保つかという内容の中で、Jリーグでのご自身の監督経験の中から導かれた『ミラクルレシピは存在しない。』と言う言葉は非常に私の中に残ってます。細部における地道な積み重ねが大切だと改めて感じました。

福富先生からはチーム結成から団結するまでの具体的な過程を教えていただき、それを実際に私たち受講生が大縄跳びを使って実践しました。なかなか成功できない時間を過ごす中で、どうひとりひとりが工夫し成功に導くかを考え、実行に移していき、最後には目標である「大縄跳び全員成功」を達成することができました。これはチームを持った時に、いかに自チームをマネジメントしていくかのプロセスを体を使って実践できたことは本当に貴重な経験になりました。

藤田俊哉さんからは、「ヨーロッパにおける日本人指導者の価値」についてご講義いただきました。日本の指導者の地位を高めようと必死に活動している姿に胸を打たれる講義で、これから我々も一緒になって日本人指導者の価値を高めていく必要があると強く感じるものでした。そして最後に、あのクールなプレースタイルだった藤田さんがおっしゃっていた言葉に感動しました。「指導者に最も必要なのは、『愛情・根性・情熱』だ!」。胸に突き刺さるものでした。

奥野僚佑さんからは、監督としての自分の哲学やスタイルの中でそのポジションに何を求めるかという、より現場に近い具体的なお話をしていただきました。自信の哲学やスタイルのなかで、現実とどう向き合うか、どこに重きを置きバランスを取るかなど、自分達の哲学の深さを磨く非常に貴重な場となりました。

広瀬統一さんからは、「サッカー現場におけるリコンディショニング」というテーマの元、外的要因と内的要因からくる怪我のまとめと、リコンディショニングで注意すべき要因や、怪我の再発のリスクを限りなく少なくするための具体的な方策や統計データを教えていただきました。

そして、2週目には、ドイツサッカー協会のインストラクターであるRalf Peterさんに4日間に渡りご指導いただきました。まずは、ドイツでの育成の取り組みや組織構成のお話をいただきました。
その後、江戸川大学に場所を移し、各グループ毎に決められたテーマで指導実践を行いました。指導実践では、今までとは違った場所や状況からの指導実践となり、指導の奥深さを知る機会となりました。その中で、Ralf Peterさんは非常に細部まで観察されており、『原理原則に則り、論理的に的確に指導する』という重要性に改めて気づかせていただく本当に貴重な機会となりました。Ralf Peterさんお忙しい中、遠い異国まで来ていただき、本当にありがとうございます。また、素晴らしいグラウンドと活気ある選手達を提供くださいました江戸川大学サッカー部様、本当にありがとうございます。

来週から始まるModule4の3週目はディベート講習からスタートします。また、学べる喜びを楽しみにしています。

次回は、内山俊彦さん(ヴィッセル神戸)が担当します。

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