“夢”への期待と、繰り返される厳しい“現実”
選手として経験した『ドーハの悲劇』の舞台を、監督として、
ドイツ、スペインを破ることで歓喜の地に変えた森保一監督が続投となった日本代表は、
23年9月に再戦したドイツ、過去一度も勝利したことのないブラジル、イングランドからも白星を奪い、ワールドカップ優勝経験のある国に勝利を重ねていた。
また、過去いずれの大会でも苦戦したアジア最終予選も、初戦から首位を快走したまま危なげなく突破。
かつて「出場」が目標だったワールドカップで、「優勝」を目標と掲げるようになったSAMURAI BLUE。
その目標も単なる“夢”ではないと言える結果を積み重ね、
選手も大半が欧州のクラブで活躍するようになり、
国内外からの評価や期待が高まる中で迎えたFIFAワールドカップ2026。
初戦の対戦相手はワールドカップ最高成績準優勝のオランダ代表。
まさに真価を問われる一戦で、日本代表は後半に先制点を奪われるも、
中村敬斗選手のゴールで同点に追い付き、直後に再度失点して引き離されるも終了間際の89分に
鎌田大地選手のゴールで貴重な勝ち点1を獲得した。
第2戦チュニジア戦は、開始早々に鎌田選手が2戦連続ゴールを奪って幸先良く先制すると、
前半のうちに上田綺世選手が追加点、さらに後半に伊東純也選手、
そして上田選手がこの日2ゴール目を奪い、4-0で快勝を収めた。
グループステージ最終戦のスウェーデン戦では前半は両者決め手に欠く展開となるも、
後半には大会優秀ゴール候補にも選ばれる得点が生まれる。
菅原由勢選手、堂安律選手との連携から、
上田綺世選手のポストプレーを経由して前田大然選手が2大会連続となるゴールを決めた。
その後同点に追い付かれ引き分けに終わるも、無敗でのグループステージ突破を決めた。
大会直前からチームの中心としてプレーしてきた選手の負傷離脱が相次ぎ不安な声もあった中、
初戦のオランダ戦をはじめとする堂々とした戦いぶりで、大会前の期待感は更に大きく、
多くの人へと広まってノックアウトステージを迎えることとなった。
ラウンド32の対戦相手は、大会最多優勝を誇るブラジル代表。
会場となったヒューストンスタジアムは、
ブラジル代表を象徴するイエローを纏ったサポーターが大半を占め、厳しい戦いが予想された。
しかし、そこで日本中を興奮させ、世界中を驚かせたのは、日本代表だった。
前半29分、佐野海舟選手が中盤でボール奪取した流れのまま敵陣へ侵入、
コースを突いた鋭いミドルシュートで貴重な先制点を奪った。
“夢”が“目標”に、そして“目標”が“現実”にー。
試合前に高まっていた期待感が最高潮に達した中、迎えた結末はまたしても悔しく、
あまりにも厳しく残酷なものだった。
後半早々に同点ゴールを奪われ、その後に続く厳しい展開を耐え凌ぎ続けるも、
アディショナルタイム5分に逆転ゴールを許してしまう。
結果、SAMURAI BLUEはラウンド32で敗退。
ノックアウトステージで勝利するという“新しい景色”、
そしてその先に待つ“最高の景色”には届かなかった。
それでも、かつては“夢”でしかなかった「優勝」を、チーム全体が、そして多くのサポーターが信じ、
期待して応援してくれた事実を、次へと繋がる大切な一幕として信じ歩み続けていく。
選手一覧
PLAYERS
ユニフォーム
JERSEY
フォトギャラリー
PHOTO GALLERY
大会結果
RESULT
GROUP STAGE Group E
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 勝 | 引 | 負 | 得失点 | 得点 | 失点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | オランダ | 7 | 2 | 1 | 0 | +6 | 10 | 4 |
| 2 | 日本 | 5 | 1 | 2 | 0 | +4 | 7 | 3 |
| 3 | スウェーデン | 4 | 1 | 1 | 1 | 0 | 7 | 7 |
| 4 | チュニジア | 0 | 0 | 0 | 3 | -10 | 2 | 12 |
グループステージ突破
大会情報
| 優勝: | スペイン | MVP: | ロドリ(スペイン) |
| 準優勝: | アルゼンチン | 得点王: | キリアン・エムバペ(フランス)10得点 |
| 3位: | イングランド |
- 優勝
- スペイン
- 準優勝
- アルゼンチン
- 3位
- イングランド
- MVP
- ロドリ(スペイン
- 得点王
- キリアン・エムバペ(フランス)
10得点












































